自立と自律。
同じ「じりつ」でもちょっと意味が違うんですね。
自立とは、自分で考えて自分から事を行うこと。
自律とは、自分を律すること。つまり行動を自分で決めることですね。
簡単に言えば、自立は人に言われた事もそうでない事も、行動自体を自分で考えて自分から行うこと。
自律は人に言われるのではなく、自分で感じてその行動の根拠さえ自分で決めて行動する。そういう事です。
しかし、自分で自分を律する事ができるって、相当精神年齢高くなくてはできないんですね。
これはたとえ中3生でもそうです。いや、年齢や学年はあまり関係ないかな。
いわゆる「精神的お子ちゃま」が自律などできるワケがないので、そういう子たちにはそれなりの手段・扱いが必要になってきます。
昔は言葉が理解できない人には痛みでわかって貰う、という手段が取れたのですが、
今の時代の社会通念上、そういう訳にはいかなくなってきました。
正直なところ、そういう𠮟り方をして貰えない子たちはある意味可哀想かなとも思えるのですが、今は自己責任の時代です。
日本国政府の文部科学省がそう言ってるんですから。
つまり、自立しないとこの世の中、生きていけなくなっているんですね。
親の責任、という言葉さえ消えようとしつつあります。だって年端も行かない子供に、自分で決めさせるんですから。
まあこの先数十年後、日本がどーなってるか、本当に楽しみですわ。
あの世から見ておこうっと。