探偵業界用語
みなさんこんばんわ![]()
今日は、探偵業界で使われている業界用語についてお話しましょう![]()
皆さんの会社でも専門用語や業界用語って言うのがあるかと思いますが、探偵業にも「業界用語」って言うのがあります![]()
では実際にどんな業界用語があるんでしょうか![]()
よく使われる探偵業の業界用語
マル対(まるたい)
被調査人(調査対象者)の事を言います。
面取り(めんとり)
調査対象者の顔を確認する事。
面取りには直接対象者の顔を確認する直接面取り、写真やビデオで顔を確認する間接面取りがあります。
直調(ちょくちょう)
直接調査対象者に聞き込みなどを行う調査。
電調(でんちょう)
直接調査対象者に聞き込みなどを行う調査。
化け調(ばけちょう)
化かし調査の略で聞き込み調査を行う上で、宅配業者やセールスマンなどを様々な業種に化け、聞き込み調査を行っていく事。
失尾(しつび)
対象者を見失う事。
ご依頼人にとっては、あまりいい響きではないですね!
立ち張り(たちばり)
立ちながら張り込みを行う事。別名、立ちんぼとも言う。
内張り(うちばり)
建物内や車輌内から張り込みを行う事。
ヤサ
対象者の居住地、自宅。
現場(げんじょう)
調査現場の事を言う。
などが一般的な業界用語です。そのほかにも「ルーステール」や「尺取り」など様々な業界用語があります![]()
みなさんの会社ではどうですか![]()
対象者との追いかけっこ?
浮気調査をしていると実に色んなケースがあり「浮気がバレても堂々としている人」「コソコソしている人」「不審な行動や言動が多い人」など様々である![]()
バレた時の言い訳もバリエーションが豊富で感心する事もままある![]()
女性の感と言う物はホントに凄いものである。
ほとんど依頼されるケースでは100%浮気の事実が判明するのである。
ここからのお話はある妻が夫(50代)の浮気に悩んだ末(もちろん夫には内緒であり浮気の事実を知らない振りをしている状況)のご相談と依頼であった。
今回も浮気の証拠をガッチリゲット
とはりきって調査を開始したのであるが…
当の本人はかなりの警戒心があったのである。部下を連れ会社帰りに食事や飲みによく行くのであるが、飲み終わった後、駅で会社の部下と別れ自宅方面のホームに向かうのであるが、部下が逆方向のため、反対側ホームで電車に乗るのを確認しマル対は改札に戻りそのまま駅前で電話をしタクシー乗り場へ…
対象者は自宅に帰ったと見せかけ、部下が居なくなった隙に女性に会うため改札をでたのである![]()
後ろめたさがあるのか、かなりキョロキョロしているのである![]()
この日は、タクシーで追うのだが赤信号で尾行不能になったため、後日改めて調査を遂行したのであるが…
なっ
なんと…
尾行には最新の注意をはらいながら行なったのであるが、ある地点からマル対には気づかれていた様子である![]()
ガラス張りのショウウインドウでネクタイを直す振りをしながらガラスの反射で後ろの様子を伺っていたのである![]()
知らない振りをしながら通り過ぎ、再び尾行開始![]()
しかし今度は電車に乗り発車ベルが鳴りドアが閉まる瞬間に飛び降りたのである![]()
反射的に当方も降りてしまったのである![]()
「完全にバレた」と思いつつもマル対は何食わぬ顔で改札を出て行くではないか。
この時点でかなりの警戒があるのだろう…
これ以上の尾行は困難と思われ、調査を中断し後日行う事になった。
翌日、ご依頼人に確認したところマル対は朝帰りしたが、「私の顔見て何か言いたそうだった」が、まさか「浮気しています」ともマル対も言えず、ムッとした顔で直ぐに寝たようである。
その後、マル対の手帳から1つの電話番号と写真を発見し情報をもとに調査を行った結果、女性の身許が割れたのである![]()
直ぐに女性の尾行を行い、勤務先を突き止め高級クラブで働いている事が判明しマル対と女性の接触を撮ったのである。
マル対には振り回され追いかけっこしながらの調査であったが、ここで依頼人から一つの情報が…
私はマル対への反撃
を考え依頼者とグルになりある作戦を実行したのである![]()
ご依頼人が友達と1週間の予定でヨーロッパへ旅行に行くというのである。
もちろんマル対には話していない為、ご依頼人には荷物をまとめ黙って家を出てもらったのである![]()
その間、マル対は毎日まっすぐ家に帰ったのは言うまでもありません![]()
不思議なめぐり合わせ 2
一方、チョであるが、予備審査的に内偵を進めていたのであったが、でるわでるわ裏事情、まず、あの古いベンツ、これが盗難車であることが判明した。
ということは、警察の手が入る可能性がある。しかし、これは、まだ可愛いものであった。もう1つの可能性、真実が浮かび上がってきた。
このチョ、運び屋(覚せい剤をルートへ運ぶ)であることが分かった。
そんな内偵の最中、情報収集現場(東南アジア人と暴力団の関係筋)で一人の男が車から降りて来た。その男は私に近づいてきた。あちゃぁ~。
キレ者刑事の村田であった。「よっ!元気かい!イッちゃん!」
まいった。また、遇ってしまった。一番遇いたくない男と。
しかし、今回のチョに関しては、係わっては大損なので、契約を打ち切るつもりであった矢先の村田刑事との再会であった。私は、チョの運びに関する全ての情報を村田刑事に話すことを約束した。今日の夜、村田刑事とアポをとり一旦現場を引き上げた。
その後、私は、即、チョと会い契約を解除した。
その夜、村田刑事と予定通り会った。彼も今回は、必死のようであった。
あのキレ者村田刑事が必死となり、この私も素直に情報を提供したのはなぜか?それは、今回の事件が相当多きなものであったからであった。
つまり、運び屋チョの今回の仕事は、末端価格数十億円にも上る麻薬の引渡しであったからである。
私の内偵調査の情報と村田刑事のにらむことが大体一致したようであった。
話しも終わり、私が帰ろうとした時に村田刑事が一言言った。
「サンキュー!」私も言った。「TV見てるよ!」2人は花火のように言葉を発しその場から消え去った。
翌日、にらんでいた現場近くを隠れてみていると、刑事がベタベタに張っていた。私は、村田刑事の活躍を期待し、祈っていた。
数日後、ニュースが流れた。中国人男性2名が末端価格25億円の覚せい剤を引き渡していたところを現行犯で逮捕した。というニュースであった。
この中国人の1人がチョであった。TVでは、連行されるチョと村田刑事も映っていた。俺もTVに映りたい~。
不思議な巡り合わせから始まった陰の活躍であった…
一方の遊子もチョ同様、悲劇の人生を迎えていくのであった。