*****3歳馬*****

【プロピエダッド】

武藤調教師から「先週末の地方交流戦は残念ながら除外でした。今朝は坂路コースに入ったのですが、昨日の雪の影響で馬場が重く、2ハロン過ぎからの手応えが怪しくなりました。息遣いも重い感じでした。このまま調整を進めていけば、動きも良くなってくると思います」との連絡があった。

今週末締め切りの、4月3日(木)笠松・太田宿特別(中央未勝利・ダ1,400㍍)に投票予定。

 

【レイナデアルシーラ】

3月30日(日)阪神・3歳1勝クラス(ダ1,200m)に向けて調整中。

20日、西園正都調教師から「昨日は調教時間が進むにつれて降雪が激しくなってきたため、無理をせず木曜追いに切り替え、本日坂路で追い切りを行いました。4ハロン52秒5、ラスト12秒3をマークし、しっかりとした脚取りで上がってきています。距離を短縮して、来週の阪神・ダ1,200mに田口騎手で向かいたいと思います」との連絡が入っている。

 

*****4歳馬*****

【アンデスビエント】

20日、西園調教師から「希望していた交流重賞に入りましたので、レースに向けて調整を開始しています。

昨日は調教時間が進むにつれて降雪が激しくなってきたため、無理をせず木曜追いに切り替え、本日CWチップコースで時計を出しています。2頭を先に行かせてゴール前で追い付く形の追い切りで、時計は6ハロン79秒8、ラスト11秒3と非常に良く動いてくれました。調教でこれだけ動けているので、レースでも馬の気持ち次第のように思われますしもっと走れて良いはずです。レースにはブリンカー着用の予定です」との連絡が入っている。

 

【スノーディーヴァ】

16日(日)にWコースで5ハロンから1.0秒追走して併せ、71.0-56.1-40.1-12.0を馬ナリに追われ、19日(水)にもWコースで6ハロンから1.4秒追走して併せ、82.6-67.0-52.6-38.1-12.1を一杯に追い切りました。「今週末の出走を目指し、昨日追い切りをおこなっています。3歳未勝利馬を追い掛ける形を取り直線で並びかけて同入する予定だったのですが、馬場が悪くてノメッってしまったため追いつくことが出来ませんでした。ただ、そういう理由があるので心配する必要はないですし、先週もある程度のところをやっていて態勢は整ったと思います。2000mの特別戦にも登録をおこなっていたのですが、メンバーなどを見て今回は1600mを試してみることにしたところ。昇級後は思ったような走りが出来ていませんが、これまで走ってきた距離は少し長いかもしれないとみていたので、距離短縮でキッカケを掴んでくれれば良いですね。勝ち上がらせてくれた西塚騎手に頼めたので、その時の走りと比べてもらうつもりです。まずはこのクラスに目処を立てたいところです」(深山雅史調教師)

 

*****5歳馬*****

【レッドシュヴェルト】

本日(木)ノーザンファーム天栄へ移動しました。

尾関知人調教師「昨日(水)午後に獣医師のチェックを受けましたが、背腰の疲れはまだ残っているものの歩様は至ってスムーズで、気も張っていますね。飼い葉も与えた分は食べていて、コンディションがガクッと落ちている感じはありません。今日(木)ノーザンファーム天栄へ放牧に出しました。今後については、3回東京開催での出走を考えています」

*****3歳馬*****

【レッドアトラーニ】

本日(水)山元トレセンへ移動しました。

国枝栄調教師「レース後ということで、ここまでは引き運動で様子を見ていました。それなりに疲れはあるものの、脚元や馬体は問題ありませんし、覇気があって飼い葉も食べていますよ。ただ権利がないので、節稼ぎの意味もあって今日(水)山元トレセンへ放牧に出しました。大きなダメージはなさそうですから、移動後のコンディションに問題なければすぐに立ち上げてもらうように依頼しています」

 

【エテルノレガーメ】

グリーンウッドTで調整中。

担当者の話では「馬場コース3000mと坂路1本17-17中心に、先週から12~13秒ペースで乗り出しています。脚もとに変わりは無くペースアップ後も順調です。休ませていた分、動きや馬体に緩さが感じられますので、強目をしっかり乗り込んで良化を促していきます」とのこと。現在の馬体重は543キロ。

 

【ブラゾンロワイヤル】

3月22日(土)阪神・3歳未勝利(芝2,400m)に富田騎手で出走する。

19日、石坂調教師から「本日は坂路で併せ馬の追い切りを行っています。本馬が先行してラストは併走となり、一杯に追って4ハロン54秒0、ラスト12秒9の時計でした。最後の2ハロンは12秒6-12秒9で来ていますし動き自体も悪く無く、以前は12秒台がなかなか出せなかったことを思うと、使いつつ良化は見せている印象です。中1週の同条件に前走と同じ富田騎手で向かいます」との連絡が入っている。

 

【バティストゥータ】

チャンピオンヒルズで調整されています。19日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで2000mと坂路をハロン18~20秒程度のペースで乗られ、週2日は併せ馬にて坂路1本を13-13で登坂しています。騎乗スタッフは「先週末に終い1ハロンが12秒9と、初めて13秒を下回る時計が出ました。今朝も最後の1ハロンを12秒8で上がってきました。ようやく少し壁を乗り越えてきた感じがありますね。結構ハードにやっているので、馬もしんどいと思いますが、要求に応えようと頑張ってくれるようになってきました」とのことでした。19日現在の馬体重は562キロ。

 

【ノースカトレア】

KSトレーニングセンター内K2ステーブルで調整されています。この中間も変わりなく、屋外ダート馬場にてハロン17~18秒のキャンター3000~4000mと、坂路をハロン18秒ペースで1本を基本メニューに、坂路とダートコースで、15-15をそれぞれ週1回乗られています。菅野代表は「引き続き順調です。ただ、和田調教師から『大人しすぎる』と聞いていましたが、牧場での様子を見ていてもそういう面は変わってきているようには今のところ感じられず、やはりおっとりしているなという印象を受けます。とは言え、具体的に馬体などには気になる点はないので、このまま乗り込んでいって帰厩を目指していきたいと思います」とのことでした。

 

【メロディーロード】

宇治田原優駿ステーブルで調整されています。19日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで軽めキャンター2000mと、坂路1本をハロン18秒程度で乗られており、週2日は15-15を乗られ、19日には併せ馬で13-13を計時しています。田辺厩舎長は「今朝は併せ馬でハードに追い切りました。相手が動く馬だったので、1馬身半位遅れましたが、この馬なりに、ちゃんと加速ラップで走れていましたよ。ただ、欲を言えば、もっと楽に動いて欲しいし、もうちょっと併せた相手に抵抗して欲しかったです。スッと動けないタイプなので、次走、ダート戦を選択する判断は合っていそうな気がします」とのことでした。19現在の馬体重は482キロ。

 

【リビングストン】

チャンピオンヒルズで調整されています。中間は徐々にペースを上げており、19日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで3000mと、坂路1本をハロン20 秒程度で乗られています。小泉厩舎長は「先週まではトラックコースで脚元を確認しながら進めていましたが、それで問題はなかったので今週からは坂路に入れています。ただ、まだ動きが重くてペースを上げるには時期尚早です。トレセンへ戻るまでに、あとひと月半程度は少なくても必要だと思います」とのことでした。

 

【サンタマルティナ】

大井競馬場・渡邉和雄厩舎で調整されています。中間も競馬場の走路で乗り込まれており、来週の出走に向けて、天候や馬場状態で変更する可能性もありますが、金曜日に最終追い切りを行う予定です。渡邉和雄調教師は「間隔が詰まっているので、追い切りはサッと軽めに1本行って競馬に向かいます。鷹見騎手からの進言もありましたので、頭数的に弾かれなけば1600mを使いたいところです」とのことです。25日大井3R、3歳(九、十、十一) ・ダート1600mか、同4Rのダート1400mに登録を行う予定で、詳細については判明し次第、HPの出走情報にてお知らせします。

 

*****4歳馬*****

【アンデスビエント】

帰厩後も順調。

4月3日(木)園田・兵庫女王盃(JpnⅢ・4歳以上牝馬・ダ1,870m)に登録を行い、出走可能馬に選出されている。

 

【サミアド】

19日、竹内調教師から「レース後の脚もとや馬体に気になる箇所はありませんでした。本日ケイツーSへ短期放牧に出し、2回京都のダ1,200㍍戦を目標に進めてもらいます」との連絡があった。

 

【ディスペランツァ】

競走馬リハビリテーションセンターで調整されています。19日現在、リハビリメニューは変わらず、ウォータートレッドミル運動を行っています。スタッフは「馬の体調や、脚元については、特に変わりはありません。今月で発症してから5か月となりますので、今週末に吉岡調教師とお話しをする予定です」とのことでした。

 

*****5歳馬*****

【レッドシュヴェルト】

厩舎周りを引き運動。

尾関知人調教師「レースを使った後ということで、ここまでは引き運動で調整しています。歩様に硬さは見られなかったですし、脚元についても問題はありません。ただ、両背腰に触診反応が確認されたように疲れがあることから、この後は今週中にノーザンファーム天栄へ放牧に出すことにしました。移動までは馬体のメンテナンスを優先して進めていきたいと思います」

 

【スマラグドス】

グリーンウッドTで調整中。

担当者の話では「強めを乗りだした後も問題は無く、現在は馬場コース2000mと坂路1本17-17中心に、先週から12~13秒ペースを乗り出しました。大分動きも良くなり状態が上向いてきましたので、帰厩に向けてこのまま進めていきます」とのこと。現在の馬体重は515キロ。

 

【ファントムシーフ】

競走馬リハビリテーションセンターで調整されています。この中間は馴致を終えて、先週末より人が跨ってのトレーニングを開始しました。19日現在、トレッドミル運動15分と、騎乗して厩舎周りで軽めの運動を15分行っています。スタッフは「騎乗トレーニングへ問題なくスムーズに移行出来ました。患部は、熱感が全くない日、ややある日など、日によって状態はランダムです。なお、騎乗運動を開始した後に患部のエコー検査を行い、やや血流が増えていました。トレッドミル運動を始めた時と同じく、どうしても運動量が増えると、その分の負荷が掛かるので、血流が増えたこと自体は少し気にはなりますが、腱を損傷した馬のリハビリの過程では、よく見られる症状です。勿論、血流が全く増えない事が理想ですが、そういった事は殆どありませんので、もう暫くはペースを上げずに今のメニューで進めて、脚元の状態を確認していきたいと思います」とのことでした。

 

【パレルモ】

大井競馬場・米田英世厩舎で調整されています。中間も出来落ちなどはなく、状態もいいとのことで、検討の結果、来週の19回大井開催へ向かうことになりました。米田英世調教師は「中間、使う、使わないの両方を念頭に状態を見ていましたが、本当に馬が元気で、調子も良さそうなので、このまま来週の開催に登録する方向です。その場合、番組ですが、今度の開催の1600mはB2との混合戦で相手が強いですし、B3の左回り1650mもないため、今回は開催3日目の1400mを使いたいと思います」とのことです。26日、大井競馬12R、B3(三)選抜特別・ハシルショウグン賞・ダート1400mに登録を行う予定で、詳細については判明し次第、HPの出走情報にてお知らせします。

 

*****6歳馬*****

【ダイヤモンドフジ】

3月6日よりドラゴンファームで調整中。

19日、担当者の話では「遠征競馬の後になりますが、大きな疲れは無く一息入れさせて軽く乗り出すことが出来ています。現在は坂路を18秒程度で登坂しており、このまま進めて行きたいと思っています。前回放牧に来た辺りから、痛いところや弱いところをあまり見せなくなり馬の成長を感じていました。目標にしていた小倉で勝ち切ってくれて本当に良かったです。以前よりしっかりした印象ですのでクラス慣れして頑張ってくれれば」とのこと。馬体重は468キロ。

*****2歳馬*****

【レッドラージャ】

馬体重:487キロ

16-16、15-15と2本時計を出す坂路調教などをおこなっています。上がりでは、設定タイム以上のハロン13秒台に入ることも度々で、集中力の高い、推進力に富んだ走りが出来ています。まだ馬体には緩いところもありますが、そのぶん伸びしろが大きいことも確か。豊かな素質を十二分に引き出すためにも、適度に休養期間も設けながら、じっくりと進めていく方針です。今週、視察に訪れた友道調教師には、早ければ4月の本州移動といったイメージもあるようでした。

 

【レッドアヴィオン】

馬体重:459キロ

3ハロンを45秒台で駆け上がってくる日も設けた坂路調教、周回コースにおける2700mのキャンターといったメニューに取り組んでいます。まだ、現在のペースに完全に対応し切れているとは言えませんが、豊かな推進力を伴った、スピード感に優れた走りを披露しています。当面は、さらなる体力アップを目指しながら、じっくりと進めていく方針。素質は高く、楽しみも大きい有望株です。

 

【レッドパラジウム】

馬体重:472キロ

ハロン15~16秒ペースまで上げてきた坂路調教、周回ダートコースにおける3000mのキャンターといったメニューを、とても意欲的にこなしています。スピードの乗りが良い、ガツンとした手応えもある走りが持ち味、馴致の頃から走行姿勢の綺麗さが評判となっていましたが、変なクセが付くこともなく、真っ直ぐに成長してきた印象を受けています。飼い葉喰い良く、コンディションも万全です。

 

【ルージュプルーヴ】

馬体重:444キロ

2本登坂する日、上がり2ハロンを14-14のペースでカバーする日も設けながら、週4回の坂路調教をおこなっています。この馬にとっては、ややハードなメニューを課してきたこともあり、飼い葉喰いが落ち体重も減りましたが、ある意味これは想定通りの展開。ここを乗り越えれば、さらに競走馬らしい身体付きへと変貌していくはずです。走り自体は優秀で、背中の感触の良さが光っています。

 

【フロムザムーン】

現在は坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。普段は落ち着いていて、ドッシリとした佇まいをしているものの、調教では集中力を欠く面が見受けられます。ペースアップを図りながら休まず乗り込んできた影響もありそうですが、まだ精神的な幼さが課題として残っているようです。馬体も緩く映りますし、心身の成長を促しながら乗り進めていきます。

 

【アンデルストープ】

現在は本馬場でハッキングキャンター3000~3500m、週1回は屋内800m坂路1本(上限16秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「この中間も飼い葉食いは良好で馬体重に関しても心配はないため、これまでよりも乗り込み量を増やして調教を進めています。来月からは屋外1400mウッドチップ坂路も使用してさらに距離を延ばしていこうと考えていて、順調なら徐々にペースも上げていくつもり。そこで馬に進展が見られるよう、今はしっかりと下地を整えていきます」と話していました。

 

【ラタンドレスの23】

現在は坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間にペースアップを図っても無理なく対応できていて、順調にトレーニングを重ねられています。疲労の兆候も見受けられませんし、登坂後の息遣いをはじめ着実な良化が窺えるところ。もっとトモを使えるようになるのが理想的ですが、良くなってくるのは暖かくなってからでしょうし、先々の追い切りも見据えた基礎固めを進めていきます。

 

【ギャラクシーセレブの23】

現在は坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も徐々にペースアップを図りながら乗り進めていて、疲労の兆候は見受けられません。以前は集団調教で他馬を気にする素振りが窺えたものの、慣れてきた今ではそういった一面を見せることもなくなってきました。ペースが上がってもテンションが高くなる心配はなさそうですが、ハミ受けには課題を残すとあって、そのあたりの改善に取り組んでいきます。

 

【タニノジュレップの23】

現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。ここまで休むことなく乗り進めていますが、疲労感も窺えず順調です。ただ、ペースを上げるにつれ、テンションが高くなる様子が見られるようになってきました。5月生まれであることを考慮すると、馬体には今後の変わり身もありそうですし、心身ともに成長を促しながらジックリと負荷を強めていく予定です。

 

【クイーンズドリーム】

週に3回坂路入り(2回は坂路2本・2本目に15秒、1回は坂路1本と周回キャンター2500m)し、その他の日は周回コースのみのメニューを消化し、3月3日~の週はリフレッシュ調整を挟んだ。

担当者の話では「リフレッシュを挟み、引き続き坂路と周回コース併用で15秒までのメニューを消化しています。今週末には14秒ペースを消化予定でおり、ここまで順調なペースアップと言えると思います。ゴールデンウィーク辺りの移動を目標に調整していきます」とのこと。現在の馬体重は497キロ。

 

【ジーナグレイス】

現在は週2回坂路2本(16~17秒)中心のメニュー。その他の日は周回コースとロンギ場併用で調整中だ。

担当者の話では「少しずつペースを上げ、この中間からハロン16秒台に到達する内容で乗り出しています。ペースを上げた分、登坂本数を加減していますが、馬体減りも見られず順調に進めることが出来ています。成長を促しながら馬体に合わせて乗り込んでいきます」とのこと。現在の馬体重は426キロ。

 

*****3歳馬*****

【キングズトゥルー】

★3/15(土)中山・3歳未勝利(ダ1800m)大野拓弥騎手 結果12着

「前回よりも良くなっていると感じるなかでもう少しやれるかと思ったのですが…。決してダートが合っていないわけではありません。まだ体が水っぽいというか、芯ができていないために全身を使えずにちょこちょことした走りになっています。ジョッキーからは『追ってからのフォームが変わらないので、そこからの加速もできていない印象です』と伝えられました。時間を掛けて鍛えて変化が表れればまた内容も変わってきそうなんですよね」(大竹正博調教師)

 

【レッドアトラーニ】

3月16日レース後コメント(7着)

※舟山騎手の落馬負傷により菅原明良騎手に乗り替わりとなりました。

菅原明良騎手「うまくゲートを出てくれたので、促してある程度のポジションを取りにいきました。手綱を投げてハミを掛けていない状態では操作性に問題はなし。勝負どころでハミを掛けた際はコントロール面に多少の難しさこそ感じましたが、コーナーワークでロスが生じたと感じる場面はありませんでした。ただ、ワンペースで走る馬なので、今日のような雨で脚抜きが良くなった馬場は合っていないかもしれないですね。ダート適性については問題ないと思いますから、良馬場での走りが見てみたいです。今日の感触から、良馬場であれば前進が期待できるはずですよ」

国枝栄調教師「右回りに替わっての対応がポイントでしたが、前半はジョッキーが手綱を持ち過ぎないように意識して乗ってくれたのが良かったですね。コーナーワークなどに問題を感じる場面はありませんでした。いい競馬に持ち込めそうな雰囲気だったんですけど、今日は雨がマイナスに働いてしまったようで…。速い馬場になってしまったのは残念でした。それでもダートで戦えることが確認できたことは大きな収穫。上がりの状態を見ながら、続戦させるかひと息入れるか決めさせてもらいます」

 

【スピアッジャローザ】

★3/16(日)中山・3歳未勝利(芝1600m)野中悠太郎騎手 結果12着

「スタートはそれなりに出てくれたのですが、その後は終始押っ付け通しだったように、1600mは忙しい印象です。エンジンがかかりだしたのも終盤でしたし、距離は2000mか、それ以上あってもいいくらいでしょう。芝での走り自体は悪くないものの、非力なところがあるので今日のような馬場はちょっと可哀想でした。軽い馬場がいいですね」(野中悠太郎騎手)

※「タイムオーバーによる出走制限」のため、2025年4月16日まで平地競走に出走できません。

 

*****4歳馬*****

【サミアド】

3月15日(土)中京・伊良湖特別(4歳以上2勝クラス・ダ1,200㍍)に長岡騎手で出走し8着。

竹内調教師から「中間で除外もありましたが、良い状態でレースに臨めました。今日もスタートダッシュを決めて自分のリズムで運び、残り1ハロンまで良い形でした。番手の馬が勝ち馬でなければ、もう少し僅差の勝負に持ち込めたかもしれません。この後については一旦放牧を挟み、東京開催を目標に調整していきます」との話がありました。

長岡騎手からは「二の脚が速く、自分の形をつくる事が出来ました。最終コーナーで仕掛けを早くし、直線も頑張ってくれましたが、残り1ハロンで苦しくなってしまいました」との話でした。

 

*****5歳馬*****

【レッドシュヴェルト】

3月15日レース後コメント(7着)

大野拓弥騎手「ペースはそれなりに流れていて、後ろの位置で抱えるところを作れました。直線でもスッとギアを上げて、“ここから”という時に進路がなくなってしまって…。初めから腹を括って外を回していれば勝ち負けに持ち込めたはず。それほどの手応えはあっただけに、うまくエスコートできず申し訳ないです」

尾関知人調教師「ゲートはこの馬なりに出ていて、序盤の立ち回りも問題なかったと思います。ただ、直線ではスペースがなくなってしまいアンラッキーでしたね。すみません。まずは馬体を入念にケアしていきますが、ここでひと息入れようと考えています。一昨年は未勝利を勝ち上がり、昨年は1勝クラスと2勝クラスを連勝したように相性のいい春の東京開催を目標にしていくつもりです」

【49走目(2926走目)・2025/03/15・中山2R・キングズトゥルー・・・12着】

【50走目(2927走目)・2025/03/15・中京9R・サミアド・・・8着】

【51走目(2928走目)・2025/03/15・中山10R・レッドシュヴェルト・・・7着】

【52走目(2929走目)・2025/03/16・中山4R・レッドアトラーニ・・・7着】

【53走目(2930走目)・2025/03/16・中山5R・スピアッジャローザ・・・12着】

 

***2025年 4-3-1-45***

(内 地方交流 0-0-0-2 地方1-2-0-10 海外遠征 0-0-0-0 海外 0-0-0-0)

***愛馬通算 312-291-259-2069***

(内 地方交流 9-10-9-38地方95-72-53-203 海外遠征 0-0-0-1 海外0-0-1-9)

*****2歳馬*****

【ルージュサウダージ】

馬体重:454キロ

先週土曜日に乗り出しました。現在は角馬場と周回コース、それに坂路で調整をおこなっています。坂路でのペースはハロン20~18秒ほど。まだ環境にも完全には慣れていないため物見が目立っていますし、体力面もまだまだで、今のペースでも坂路を上がり切ったあとは余力がほとんどない状態です。馬房では人に甘えていますし、運動中も癖らしい癖はなく、悪さ一つしない扱いやすい性格で残る課題は体力だけ。地道に乗って基礎体力を強化していく方針ですが、基礎固めも必要であることから、強めの調教を始めるのは4月に入ってからになるでしょう。

 

【シュトルムカイザー】

社台ファームで週5日馬場入りし、うち4日は坂路入りするメニューで乗り込み中。

担当者から「以前から強い馬っ気があり注意をしながら調整を進めてきたのですが、先日、他馬に影響を受けて興奮を抑えられなくなり、一つ間違えれば大事故に繋がりかねない事象がありました」との連絡があった。

トレセンでは更に馬が密集した状況で調教を行いますので、今後のことも踏まえて牧場と相談した結果、去勢を行うことと致しました。

現時点で施術すればダートの番組が出揃う時期に十分間に合うと思われます。近日中に去勢手術を行う予定です。

 

【アスコットヴェール】

武田ステーブルで育成中。引き続き周回600mコースでのキャンターを中心に、週3~4日は坂路でハロン18~17秒ペースを軸に、うち1日は15-16の強めを行なっている。

担当者からは「この中間に大きな変化は無いものの、長めの距離をじっくり乗り込みつつ至って順調に調整を進められています。まだ馬体面での成長は必要に感じますが、もう少し暖かくなれば屋外コースも開場されるので、そちらも併用しながら徐々に進めていければと考えています」との連絡が入っている。

 

*****3歳馬*****

【ルージュレアリーズ】

馬体重:436キロ

今週から騎乗調教に特化しており、週2回は坂路でハロン16~17秒ペースで1本、それ以外の日は周回コースでのキャンター2500mのメニューで調整しています。乗り込み量を増やして負荷を掛けているところですが、ひとまず馬体重がガクッと減っていないのは何より。ここまで順調に進めることができています。とはいえ、送り出しまでに少しでも馬体面のアドバンテージを作っておきたいところ。馬体増を促しながら引き続き入念に乗り込んでいくつもりです。

 

【レッドエソール】

馬体重:508キロ

調整は順調に進んでおり、今週は水曜日にウッド坂路で13-13を消化しました。普段でも速いところに行っても息づかいの荒さは気になりませんし、変わらず動きも良好です。蹄を含めた脚元も問題なく、毎日飼い葉も十分な量を食べていて、体調面もいい意味で安定しています。先日本馬の状態を確認した杉山晴紀調教師は次走について「前回は既走馬相手で参考外。もう一度芝の中距離を使い、ノドのためにも急かさず後ろからの競馬を試したいと考えている」と話していました。現状からあと数本の強め調教を消化すれば帰厩態勢は整えられる見通しで、早ければ来週の後半にも栗東・杉山晴紀厩舎に帰厩することになりそうです。

 

【ルージュラティーナ】

馬体重:494キロ

この中間の調整も順調です。今週水曜日以降は坂路でも乗り出し、周回コースを乗ってからハロン20~18秒ほどのペースで1本上がっています。患部の状態はすでに治癒したとみていますし、跨っても違和感はありませんが、今週末までは無理せず軽めの調整にとどめることになりそうです。元気いっぱいで食欲も旺盛、毛ヅヤも良くなるなどコンディションは上がってきています。

 

【ゴールドエンペラー】

現在は坂路2本を18秒ペース(週2回は13~15秒ペース)のメニューで調整しています。追い切りを重ねて煩い面も見せ始めていますが、坂路での動きも以前より良くなっていると感じるところもあるので、走ることに対して悪い傾向ではないのかもしれません。11日(火)には15-13-13のラップの刻むことができており、こちらで一番のタイムも出せています。冬毛の抜ける量が増えて代謝も上がっているようなので、このタイミングでさらに状態を上向かせることができればと考えています。

 

【ルジュウェール】

9日(日)に坂路コースで4ハロン56.9-41.8-28.3-14.1を単走で馬ナリに追われ、12日(水)にも坂路コースで4ハロン55.8-41.3-27.6-13.7を単走で馬ナリに追い切りました。「先週末にこちらに戻しています。帰厩して間もなかったのですが、笠松の交流競走への申し込みがあったので一応入れてみたものの選出されず。水曜日に坂路コースで追い切りをおこなっています。以前に腫れた左前球節はまだ若干名残があるものの、調教などに影響はありません。ただ、右前にソエが出始めていて、歩様は問題ないものの触診反応は少しあるので、坂路主体で乗り込んでいます。ここにきて背が伸び始めている印象で、500kgの体にしては線を細く見せています。牡馬と考えると華奢に見えなくもないので、飼い葉などを工夫して筋肉をつけていきたいところ。もう少しフックラさせながらつくり上げていくつもりです。今週末締め切りの金沢の交流に申し込みを入れておきます」(小手川準調教師)

 

【ライラ】

この後は北海道・オカダスタッドで調整することになり、昨日13日(木)に福島県・ノルマンディーファーム小野町へ一旦移動しました。

現在は舎飼されています。トレセンからこちらへは無事到着しており、その後は舎飼にとどめて安静にさせています。来週中には北海道へ移動する予定です。

 

*****4歳馬*****

【レッドアトレーヴ】

馬体重:483キロ

昨日(木)こちらに入場しています。厩舎でしっかりとケアしてくれていたため、レースによるダメージも抜けてきており、歩様にも硬さなどは見られません。飼葉もちゃんと食べてくれていますよ。次走予定も決まっていることから、こちらでは2週間ほどの滞在となります。トレセン帰厩を見据え、来週から立ち上げていくつもりです。

 

【レッドエヴァンス】

本日(金)ノーザンファームしがらきに移動しました。

 

【ジャンヌローサ】

先週8日(土)にキャニオンファーム土山に移動しました。

「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2000m(上限20秒ペース)、週1回は坂路2本(18秒ペース)のメニューで調整中です。到着したその夜に軽い疝痛を起こしましたが便などは出ていて、獣医師からは『輸送による疲れからきたものだろう』と言われています。少し様子を見て、水曜日から動かし始めたところ。乗ってみると左後肢の遅れが気になり、再度獣医師に診てもらい『左腰の疲れ』と診断されています。ケアをおこないながら進めていきます」(担当者)

 

【スノーディーヴァ】

9日(日)に坂路コースで4ハロンから0.1秒追走して併せ、54.4-40.0-26.5-13.3を馬ナリに追われ、12日(水)にはWコースで5ハロンから0.6秒追走して併せ、68.4-53.4-38.8-11.7を馬ナリに追い切りました。「先週末は坂路コース、今週はウッドコースにていずれも3歳未勝利馬を追い掛ける形で追い切りをおこないましたが、大分反応が良くなってきましたよ。全体的にも着実に良くなっていますし、この感じなら来週で態勢が整いそうですね。番組は1600mと2000mが組まれているのですが、最近の競馬を見ると1800~2000mで最後は垂れ気味になってしまっているところ。それであれば一度マイルという距離を試しても良いのではないかと思っています。2000mの特別戦にも登録を入れつつ、3/22(土)中京・4歳上1勝クラス(芝1600m)を本線として調整を進めていくつもりです。最終的には相手関係や頭数などを見て判断する予定です」(深山雅史調教師)

 

【タキザクラ】

★3/14(金)名古屋・B7組(ダ1500m)岡部誠騎手 結果:優勝

「まずは勝てて良かったです。スタートはいつもあまり良くなく、どうしても一完歩目が遅いのはありますが、外からしっかりリカバリーできています。返し馬に癖のある馬で、いつも外々にいこうとして、今日はレース中にもそういった場面があったと岡部ジョッキーから伝えられました。4コーナーの手前辺りですね。課題は残りますが、今日はまず結果を喜びたいと思います」(藤ヶ崎一人調教師)

 

*****6歳馬*****

【レッドモンレーヴ】

馬体重:531キロ

今週から騎乗運動を始めており、昨日(木)は15-15のペースで坂路を1本登坂しています。背腰の疲れも抜けていますし、このペースでも楽に動くことができています。レースを使っている馬でもあり、シルエットなど全体の雰囲気もいいですよ。トレセン帰厩までは時間もありますので、早く仕上がり過ぎないように注意しながら乗っていきます。

 

【グロリアスヒーロー】

「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。先週末に時計消化をおこなったのですが、その後右前脚の内側に骨瘤が出てきたので消炎剤を投与しています。6歳で出てくるのか、と思いましたが調教を休んだりしたわけではありませんし、それ以外は特に問題はないので、このまま乗り込みを重ねていきます」(担当者)

 

*****8歳馬*****

【エクストラノート】

「ここ最近はもう少しの競馬が続いていますが、今回は馬場に尽きると思います。この馬が走るときは結構渋った馬場になってしまうので頭が痛いところですが、それでも本当にいつも頑張って走ってきてくれますからね。この年齢になってもあれだけの脚が使えますし、ここにきて馬が良くなってきているところ。障害練習の効果もあるのでしょうし、体の使い方が良くなりましたよ。この感じならどこかで上位争いしてきてもおかしくないと思います。権利を取れなかったのは残念でしたが、そう間隔を空けずにもう一度同条件戦を走らせられそう。右前蹄におそらくレースでぶつけたものと思われる痛みが出たので様子を見ていましたが、大きな問題はなく明日から乗り出すつもりです。週明けも問題ないようなら、中2週、もしくは中3週でレースに向かえればと思っています」(加藤和宏調教師)

 

*****11歳馬*****

【アナザートゥルース】

「4/08(火)名古屋・東海桜花賞(SP1・ダ2100m)の選定馬が発表されるのはもう少し先になりますが、先週末にも坂路で13-13の時計消化をおこなっています。明日15日(土)にもある程度のペースで乗る予定で、このまま本数を重ねていけば目標に向けて順調に仕上がりそうです。地元・名古屋勢だけでなく南関東から遠征してくる馬もいるでしょうが、地方馬同士のレースになり負けたくはないですから、きっちり態勢を整えて臨む考えです」(田中淳司調教師)

*****3歳馬*****

【スピアッジャローザ】

9日(日)にPコースで5ハロン68.3-53.1-39.1-12.6を単走で馬ナリに追われ、12日(水)にはWコースで6ハロン76.4-61.6-48.6-36.1-12.4を単走で一杯に追い切りました。「昨日は終いまでしっかり脚を使いながらでよく動けていましたよ。それだけでなく時計も目を引くもの。この週末の天気を見るとダートは脚抜きのいい馬場になることが見込まれ、加えて相手関係としても芝よりも落ち着く傾向にあるため、あらためて芝とダートから考えることにしました。前走跨った丹内ジョッキーにも話を聞くと『ダートだと上手く推進していかなかった』と伝えられ、それであれば当初の予定通り今回は芝へ向かうことに。中京に組まれている牝馬限定の芝1600m戦は未出走馬が多く、そちらに向かえればと鞍上を確保してギリギリまで粘っていたものの、同じ考えを持つ陣営は多く最終的に抽選対象にもなりませんでした。そのため中山の番組に切り替えることに。芝に矛先を替えての前進を期待しています」(蛯名利弘調教師)

 

【キングズトゥルー】

9日(日)に坂路コースで4ハロンから0.3秒先行して併せ、55.9-41.5-26.8-12.7をゴール前仕掛けて追われ、12日(水)にはWコースで6ハロンから1.0秒先行して併せ、83.5-68.1-52.4-37.5-11.8を馬ナリに追い切りました。「追い切りはコース長めから3頭併せで実施。キングズトゥルーが先行する形で前受けさせて、直線は外を回って仕掛けてからの反応を確かめました。追われるとやや前向きさを欠き、2頭相手に最後は一馬身ほど遅れを取ってしまったものの、ゴール板を過ぎてからもけっしてバテている感じはなかった。瞬発力に長けているタイプではないので、現状ダートの選択肢になりますが、適性に関してはちょっとまだ掴みづらいのが正直なところでしょうか。体は先週からそう変わりなく、450kgをぎりぎり維持できている状態。血統的にはダートが向くはずですし、ここでの変わり身に期待したいと思います」(大竹正博調教師)

 

【レッドアトラーニ】

厩舎周りを引き運動。

国枝栄調教師「昨日追い切ったので、今日は厩舎周りを引き運動で調整しました。出掛けの歩様はしっかりしていましたし、脚元や馬体にも異常はありません。馬体重は482キロと先週から減ってはいるものの、飼い葉はしっかり食べていますよ。昨日の追い切りでもモタれる面は見られなかったようですし、レース当日は雨予報で脚抜きのいい馬場は合うはず。ダート替わりで前進を期待したいですね」

※3月16日(日)中山4R・3歳未勝利(ダ1800m)に舟山瑠泉騎手で出走します。

 

*****4歳馬*****

【レッドアトレーヴ】

本日(木)ノーザンファーム天栄へ移動しました。

 

【レッドエヴァンス】

本日は引き運動をおこないました。

東田明士調教師「今朝(木)も厩舎周りの引き運動のみの調整でした。短い間隔でレースに使ったので反動を心配しましたが、馬房でも運動に出てもすごく落ち着いていますし、飼い葉もしっかり食べてくれるので心配するようなことはありません。明日(金)ノーザンファームしがらきに移動することになっていますが、傷んだところはなくてもメンタル面のためにリフレッシュ期間を与えてほしいとお願いしました」

 

*****5歳馬*****

【レッドシュヴェルト】

厩舎周りを引き運動。

尾関知人調教師「追い切った翌日ですので、今日は厩舎周りを引き運動で調整しています。歩様に硬さはなかったですし、うるさい面もそこまで見せていませんね。飼い葉も安定して食べていて、コンディションは良好と言えるでしょう。芝に戻した今回は変わり身を期待したいですね」

※3月15日(土)中山10R・幕張S(4歳上3勝クラス・芝1600m)に大野拓弥騎手で出走します。

*****3歳馬*****

【ブラゾンロワイヤル】

3月8日・阪神・3歳未勝利(芝2,400m)に出走し8着。

12日、石坂調教師から「レース後も脚もと等に問題は無く、昨日今日は引き運動を行っており、明日から騎乗を再開する予定です。大きな疲れも無いようですし、中1週の同条件に向かいたいと思います。近走の中ではレース内容に前進がありましたし、レースを使って成長を促し変わり身を期待したいです」との連絡が入っている。

22日(土)阪神・3歳未勝利(芝2,400m)に続戦予定。

 

【プロピエダッド】

12日に美浦トレセンへ帰厩。

武藤調教師から「早速、明日から騎乗運動を開始し、地方交流戦に向けて調整を進めていきます」との連絡があった。

 

【レイナデアルシーラ】

3月8日・阪神・3歳1勝クラス(ダ1,800m)に出走し12着。

12日、西園正都調教師から「レース後も脚もと等に問題は見られません。今回は折り合いを欠いて中途半端な競馬になってしまいましたので、次走は距離を短縮してみたいと思います」との連絡が入っている。

30日(日)阪神・3歳1勝クラス(ダ1,800m)に向けて調整する。

 

【バティストゥータ】

チャンピオンヒルズで調整されています。12日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで2000mと坂路をハロン18~20秒程度のペースで乗られ、週2日は併せ馬で坂路1本を13-13の時計で乗られています。岡元厩舎長は「併せ馬などを行いながら結構ハードな追い切りを消化しているのですが、今ひとつ変わって来ていないのが現状です。もう少し自らハミを取って、ガツンとした手応えが出て来て欲しいところです」とのことでした。

 

【ノースカトレア】

KSトレーニングセンター内K2ステーブルで調整されています。中間も変わりなく、ハロン20秒程度のキャンター3000mと、坂路とダート馬場で15-15を週に1回ずつ乗られています。菅野代表は「変わりなく順調に乗り込んでいます。徐々に元気が出てきたように感じるので、このまま引き続き帰厩を目指して進めていきます」とのことでした。

 

【メロディーロード】

宇治田原優駿ステーブルで調整されています。12日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで軽めキャンター2000mと、坂路1本をハロン18秒程度で乗られており、週2日は15-15を計時しています。田辺厩舎長は「週2日はしっかりと併せ馬で時計を出しています。もう少し力強さが欲しいですが、併せればハミも取りますし、目立つ動きと迄はいかなくても、それなりに走れています。今のところ問題なく調教を消化しています。

 

【リビングストン】

チャンピオンヒルズで調整されています。中間、左前脚の状態は特に問題はなく、吉岡辰弥調教師が確認した上で、7日から騎乗調教を再開しました。12日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで軽めキャンター2000mを乗られています。小泉厩舎長は「乗り出しを再開した後も脚元は気にしておらず、もう大丈夫だと思います。流石に休んでいた分、身体が重く、動けていません。まずは身体をしっかりほぐしながら進めます」とのことでした。

 

【サンタマルティナ】

大井競馬場・渡邉和雄厩舎で調整されています。11日のレースからひと晩明けて状態に変わりはなく、様子を見て調教を開始する予定です。渡邉和雄調教師は「着順的には残念な結果でしたが、昨日の競馬は、ジョッキーもレース後に話していたように、良くなってきている兆しは窺えました。直線に向いて手前がスムーズに替われば、もうひと伸びがありそうでしたし、鷹見騎手からも、以前よりもトモがしっかりしてきた感じがあるので、これなら1600mでもという提案がレース後にありました。この後、乗り出しを再開してダメージがなければ、次は中1週で、24日から始まる19回大井開催へ向かうつもりです」とのことでした。

 

【レッドアトラーニ】

角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。

国枝栄調教師「今日は舟山騎手が騎乗してウッドで追い切りました。アトラーニが追走する形でしたが、行きっぷりは良かったですし、乗り手とのコンタクトもしっかり取れて溜めも作れていましたね。終いは外側に進路を取って負荷を掛けましたが、楽にギアを上げて最後まで長くいい脚を使っていたと思います。息の入りも着実に良くなっており、今週の出走に向けて態勢は整いましたね。今週の日曜・中山4レース(ダ1800m)に向かうつもりで、鞍上は今日の調教にも乗ってくれた舟山騎手に依頼しました」

※3月16日(日)中山4R・3歳未勝利(ダ1800m)を舟山瑠泉騎手で予定。

 

*****4歳馬*****

【アンデスビエント】

3月7日に帰厩。

12日、西園調教師から「帰厩後も問題無く、本日CWチップコースで時計を出し、6ハロン81秒3、ラスト11秒8でしっかりと動いてくれました。短期放牧明けで移動後少しイライラしている雰囲気もありましたが、大きな問題は無く順調に進んでおり、予定通り今週末締切の交流重賞に登録します」との連絡が入った。

4月3日(木)園田・兵庫女王盃(JpnⅢ・4歳以上牝馬・ダ1,870m)に登録予定。

 

【サミアド】

3月15日(土)中京・伊良湖特別(4歳以上2勝クラス・ダ1,200㍍)に長岡騎手で出走予定。

12日、竹内調教師から「今週のレースに向けてウッドチップコースにて追い切りました。直線で強めに追ってからもしっかりと動けていて、出走が2週間延びた影響は感じられませんでした。昇級後は結果を残せていませんので、体調面の良さをレースで活かしてもらいたいです」との連絡があった。

 

【ディスペランツァ】

競走馬リハビリテーションセンターで調整されています。先週末に定期検査を受けて、12日現在、メニューは変わらずウォータートレッドミル運動を行っています。スタッフは「先週末に定期検査を受けました。結果は、患部の状態は大きくは変わってはいないですが、来た当初よりも血流の範囲が少し広がっているようでした。血流のある範囲が少しとは言え広がってはいるのは、決して良い事ではありませんが、患部の場所が場所ですので、致し方ない面もあります。前脚繋の裏側を痛めた場合、過去の症例でも損傷箇所が綺麗に埋まることは殆どなく、レースに復帰した馬も、血流がある状態のまま治療を続けて走っています。ディスペランツァが痛めた部位は、そういった箇所だと認識していただけたらと思います。今後の予定ですが、あとひと月は現在のメニューを続けます。ひと月後のタイミングで患部の状態を確認して、次のステップへ進めるかどうかを吉岡調教師と相談したいと思います」とのことでした。

 

【レッドアトレーヴ】

厩舎周りを引き運動。

手塚貴久調教師「レース後ということで、ここまでは引き運動での調整です。少し気が入ってはいるものの、歩様は至ってスムーズで飼い葉も完食しています。デキ落ちの兆候は見られませんね。この後は権利内で使える4月12日(土)中山・あけぼのステークス(芝1600m)に引き続き横山和生騎手で向かう予定。レース間隔が少し空くため、明日(木)ノーザンファーム天栄へ放牧に出すことにしました。2週間ほどの短期放牧になる見込みです」

※4月12日(土)中山10R・あけぼのS(4歳上3勝クラス・芝1600m)を横山和生騎手で予定。

 

【レッドエヴァンス】

本日は引き運動をおこないました。

東田明士調教師「レース後も脚元など馬体に異常はなく、元気一杯で体調にも問題ありません。この後は引き運動を続けて疲れを取り、金曜日にノーザンファームしがらきへ放牧に出すことが決まっています。現状からこちらに戻ってくるまでに時間は掛からないとみていますが、次走については未定。牧場での調整過程を確認しながら決めるつもりです」

 

*****5歳馬*****

【ファントムシーフ】

競走馬リハビリテーションセンターで調整されています。先週末の検査の結果、経過は良好とのことで、今週からは騎乗再開に向けて馴致を行っています。スタッフは「ここまで我慢しながら進めて来て、ようやく騎乗再開目前というところまできました。今週からは、まずロンギ場で馴致を行っていますが、問題はなさそうなので、週末には跨がれると思います。ただ、ここがらが1番大変な時期です。跨ると、その分脚元に負荷が掛かりますし、跨った直後は熱感が出たり、脚が腫れることも良くあります。跨る事が目標ではなく、あくまでも競馬に復帰させる事が目標ですから、さらに慎重を期して進めていく予定です」とのことでした。

 

【パレルモ】

大井競馬場・米田英世厩舎で調整されています。10日のレース後、状態に変わりはなく、12日現在、厩舎周りの曳き運動が行われています。米田英世調教師は「藤本騎手からは、精密検査の結果は問題なかったので一旦は乗れますという返事をもらったものの、土曜朝の調教に跨った感じで、無理せずこの大井開催の騎乗を控えることになったので、2走前に騎乗してくれた和田騎手で出走しました。競馬は、こちらのリクエストした通りの積極的なレース運びを和田騎手がしてくれましたが、馬場もあって前が止まりませんでした。もう1列前の位置で1コーナーに飛び込めていたら、もっと際どい競馬が出来ていたかなと思います。レース後、そこまでのダメージは見られません。なお、次の19回大井開催は、間隔が中1週しかなく番組的にも適鞍がないので、無理せずスキップして、その次の20回開催(4/14~18)に行く事を考えていますが、以前、ひと開催飛ばした時に、逆に余裕が出すぎてしまって良い結果にはならなかった事が頭をよぎるところなので、もしこの後に跨った感じで、馬がとても元気であれば中1週で使うことも考えています」とのことでした。

 

【レッドシュヴェルト】

角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。

尾関知人調教師「今日はウッドで追い切りました。シュヴェルトが先行する形でしたが、下ろしがけからやや前進気勢が強過ぎるところはあったものの折り合いを欠くことはなかったですし、仕掛け所の反応や終いの伸びも良かったと思います。息遣いも良化が窺え、レースを使った上積みが感じられますね。出走に向けて態勢は整いましたから、予定通り今週の中山・幕張ステークス(芝1600m)に大野騎手で向かうつもりです」

※3月15日(土)中山10R・幕張S(4歳上3勝クラス・芝1600m)を大野拓弥騎手で予定。

*****2歳馬*****

【ロゼア】

坂東牧場で調整されています。11日現在、屋根付き1000mダート周回コースでハロン18~20秒ペースのキャンター3500mを乗られており、週に2日は屋内ダート周回コースと連結している屋内840mダート坂路ではハロン17秒ペース上限で1本乗られています。荒木マネージャーは「中間、体力も徐々についてきましたし、併せ馬や縦列調教で馬の走る気持ちを育てる意図で進めてきている分もあって、自ら走る意欲が出てきました。また乗り手の指示にも意識を向けられるようにもなっています。まだ表面的な馬体の変化はなく、現状維持に留まってはいますが、身のこなしが軽くなってきているように中身は整ってきているように思います」とのことでした。

 

【リボンインザスカイ】

吉澤ステーブルで調整されています。11日現在、2歳馬の集団調教にて、場内の屋根付きウッドチップ馬場でダクとハッキングで準備運動を行ったあと、BTCの屋内600mダートコースと屋内1000mウッドチップ坂路を日替わりで使って乗り込まれています。鷲尾場長は「この中間も精神面の成長に意識を置きながら、坂路でのスピード調教を取り入れて進めています。強い調教を行った後は飼葉を残すことがありますが、体重自体は増加傾向で、余裕のあるシルエットに映ります。一方で、まだ周囲に感化されやすい部分があって、力が入り過ぎてしまう面が見られるので、引き続き、精神面の成長を図りながら進めていきます」とのことでした。11日現在の体高162cm、胸囲185cm、菅囲20.0cm、馬体重は485キロ。

 

【ライトフライヤー】

チャンピオンヒルズで調整されています。中間は、少しずつペースを上げながら乗り進められており、11日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで軽めキャンター3000mと、坂路に入ってハロン22秒程度で1本乗られています。小泉厩舎長は「ペースを徐々に上げることは出来ていますが、体力的な面、中身的な面、見た目と、全てにおいてまだ幼い印象です。ただこちらの施設で乗り込んでいけば、そういった部分は強化されてくるでしょう。飼葉食いも旺盛ですし、体調面に問題はなく、進める事が出来ています」とのことでした。

 

【マルベック】

チャンピオンヒルズで調整されています。11日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで軽めキャンター3000mと、坂路1本をハロン20秒程度のキャンターで乗り込んでいます。小泉厩舎長は「以前は週2日坂路に入っていたところ、今はほぼ毎日、坂路を上がれるようになっています。ただ、まだフラフラと走っていますし、体重も増えてきていないように、馬自身しんどいのだと思いますが、ここを乗り越えていってほしいところです」とのことでした。11日現在の馬体重は471キロ。

 

*****3歳馬*****

【サンタマルティナ】

大井4R 築地川賞(8着)

3月11日、大井競馬4R、3歳(十一、十二、十三) ・築地川賞・ダート1400mにチークピーシーズを装着して出走しました。馬体重は前走からマイナス14キロの474キロ。好スタートから馬なりで進み7番手からの競馬。道中はやや抑え気味に進み、3~4コーナーを8番手辺りでまわって直線へ向くと、馬場の中程から追い出して脚を伸ばしましたが、伸びはジリジリで、勝馬から2秒1差の8着でした。

鷹見陸騎手 レース後コメント

「前回乗った時より着順は振るいませんでしたが、馬が成長していると感じました。今回1400mで乗せてもらいましたが、今日の感じだと息は保ちそうだったので1600mもありなのかなという感じがしました。返し馬からなるべく落ち着かせようと思って乗って、馬とのコミュニケーションもちゃんと取れたかなと思います。馬体的にも以前よりしっかりとして、落ち着きが出てきました。2走前の追い切りの際、併せた相手側の馬に乗っていて、隣で見ていて、すごくささっていましたが、今日はだいぶ真っすぐ走れていて、ずっと右手前だったのは勿体なかったですが、ささったりとかはなかったです。少しずつステップアップしているんじゃないかなと感じました」

渡邉和雄調教師 レース後コメント

「馬体は絞れましたが、細め感はなく、最終で、長めからの追い切りを消化して、獣医さんもいい負荷が掛かっている感じと言ってくれました。ゲートの出を見ていると、このくらいの感じでいいのかなと。ただ、調教や、軽いところを乗っているうちはいいですが、速くなってくると手前を替えず、今日もずっと右手前で走っていて、ジョッキーが直線に向いてから何回も替えようとしてくれてはいたけれども、手前は替えられなかったです。そこで手前が替われば、もうひと伸びがあると思います。現状、どうしても右の方が弱い感じがするので、その辺が強化されて手前を替えるようになればと思います。課題ですね」

 

*****5歳馬*****

【パレルモ】

大井12R 円通寺坂賞(4着)

3月10日、大井競馬12R、B3(一)選抜特別・円通寺坂賞・ダート1650mに出走しました。馬体重は前走からマイナス4キロの459キロ。スタートは互角でジョッキーが促しながら中団を進ませて行き、後方5番手で1コーナーへ。向正面に出た辺りでは外目6番手まで上がり、半ばで1番人気馬が後方から仕掛けて外から上がってきた時にも押して7番手で追走。3~4コーナー中間で上がって行き6番手で直線へ向くと、馬場の外目から追われて脚を伸ばして、勝馬から0秒6差の4着でした。

和田譲治騎手 レース後コメント

「2走前に乗せていただいた時よりも状態は良さそうでした。今日は最初スローで、自分で向正面から動く感じの競馬をさせました。コーナーはズブいところがありましたが直線はしっかり伸びてきてくれました。長くいい脚を使えるのがいいところですね。右回りは乗ったことはないですが、前回は右回りでもいい競馬をしていたし、どちらでも対応はしてくれそうですね」

米田英世調教師 レース後コメント

「当初、騎乗予定だった藤本騎手は、先週の川崎競馬で落馬してしまい、一旦は乗れますという返事をもらったものの、先週土曜日の調教に跨った感触で無理せずこの開催は騎乗しないという連絡があったので、急遽和田騎手で出走になりました。和田騎手には『すごくいい状態だし、左回りはコーナーで動いて行けるはずだから、強気な競馬をしてほしい』とレース前に伝えて、その通りに乗ってくれました。ずっと外を通っていたけど、力は出し切ってくれたと思います。前回は2着になっているし、左回りも右回りもだいぶ差はなくなってきたのかなと思いますが、左手前の方が動きがいい分、左回りではコーナーで動いていける強みがありますね。また頑張ります」

【46走目(2924走目)・2025/03/10・大井12R・パレルモ・・・4着】

【47走目(2925走目)・2025/03/11・・大井4R・サンタマルティナ・・・8着】

 

***2025年 3-3-1-40***

(内 地方交流 0-0-0-2 地方0-2-0-10 海外遠征 0-0-0-0 海外 0-0-0-0)

***愛馬通算 311-291-259-2064***

(内 地方交流 9-10-9-38地方94-72-53-203 海外遠征 0-0-0-1 海外0-0-1-9)