*****3歳馬*****
【ブラゾンロワイヤル】
3月8日・阪神・3歳未勝利(芝2,400m)に出走し8着。
12日、石坂調教師から「レース後も脚もと等に問題は無く、昨日今日は引き運動を行っており、明日から騎乗を再開する予定です。大きな疲れも無いようですし、中1週の同条件に向かいたいと思います。近走の中ではレース内容に前進がありましたし、レースを使って成長を促し変わり身を期待したいです」との連絡が入っている。
22日(土)阪神・3歳未勝利(芝2,400m)に続戦予定。
【プロピエダッド】
12日に美浦トレセンへ帰厩。
武藤調教師から「早速、明日から騎乗運動を開始し、地方交流戦に向けて調整を進めていきます」との連絡があった。
【レイナデアルシーラ】
3月8日・阪神・3歳1勝クラス(ダ1,800m)に出走し12着。
12日、西園正都調教師から「レース後も脚もと等に問題は見られません。今回は折り合いを欠いて中途半端な競馬になってしまいましたので、次走は距離を短縮してみたいと思います」との連絡が入っている。
30日(日)阪神・3歳1勝クラス(ダ1,800m)に向けて調整する。
【バティストゥータ】
チャンピオンヒルズで調整されています。12日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで2000mと坂路をハロン18~20秒程度のペースで乗られ、週2日は併せ馬で坂路1本を13-13の時計で乗られています。岡元厩舎長は「併せ馬などを行いながら結構ハードな追い切りを消化しているのですが、今ひとつ変わって来ていないのが現状です。もう少し自らハミを取って、ガツンとした手応えが出て来て欲しいところです」とのことでした。
【ノースカトレア】
KSトレーニングセンター内K2ステーブルで調整されています。中間も変わりなく、ハロン20秒程度のキャンター3000mと、坂路とダート馬場で15-15を週に1回ずつ乗られています。菅野代表は「変わりなく順調に乗り込んでいます。徐々に元気が出てきたように感じるので、このまま引き続き帰厩を目指して進めていきます」とのことでした。
【メロディーロード】
宇治田原優駿ステーブルで調整されています。12日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで軽めキャンター2000mと、坂路1本をハロン18秒程度で乗られており、週2日は15-15を計時しています。田辺厩舎長は「週2日はしっかりと併せ馬で時計を出しています。もう少し力強さが欲しいですが、併せればハミも取りますし、目立つ動きと迄はいかなくても、それなりに走れています。今のところ問題なく調教を消化しています。
【リビングストン】
チャンピオンヒルズで調整されています。中間、左前脚の状態は特に問題はなく、吉岡辰弥調教師が確認した上で、7日から騎乗調教を再開しました。12日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで軽めキャンター2000mを乗られています。小泉厩舎長は「乗り出しを再開した後も脚元は気にしておらず、もう大丈夫だと思います。流石に休んでいた分、身体が重く、動けていません。まずは身体をしっかりほぐしながら進めます」とのことでした。
【サンタマルティナ】
大井競馬場・渡邉和雄厩舎で調整されています。11日のレースからひと晩明けて状態に変わりはなく、様子を見て調教を開始する予定です。渡邉和雄調教師は「着順的には残念な結果でしたが、昨日の競馬は、ジョッキーもレース後に話していたように、良くなってきている兆しは窺えました。直線に向いて手前がスムーズに替われば、もうひと伸びがありそうでしたし、鷹見騎手からも、以前よりもトモがしっかりしてきた感じがあるので、これなら1600mでもという提案がレース後にありました。この後、乗り出しを再開してダメージがなければ、次は中1週で、24日から始まる19回大井開催へ向かうつもりです」とのことでした。
【レッドアトラーニ】
角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。
国枝栄調教師「今日は舟山騎手が騎乗してウッドで追い切りました。アトラーニが追走する形でしたが、行きっぷりは良かったですし、乗り手とのコンタクトもしっかり取れて溜めも作れていましたね。終いは外側に進路を取って負荷を掛けましたが、楽にギアを上げて最後まで長くいい脚を使っていたと思います。息の入りも着実に良くなっており、今週の出走に向けて態勢は整いましたね。今週の日曜・中山4レース(ダ1800m)に向かうつもりで、鞍上は今日の調教にも乗ってくれた舟山騎手に依頼しました」
※3月16日(日)中山4R・3歳未勝利(ダ1800m)を舟山瑠泉騎手で予定。
*****4歳馬*****
【アンデスビエント】
3月7日に帰厩。
12日、西園調教師から「帰厩後も問題無く、本日CWチップコースで時計を出し、6ハロン81秒3、ラスト11秒8でしっかりと動いてくれました。短期放牧明けで移動後少しイライラしている雰囲気もありましたが、大きな問題は無く順調に進んでおり、予定通り今週末締切の交流重賞に登録します」との連絡が入った。
4月3日(木)園田・兵庫女王盃(JpnⅢ・4歳以上牝馬・ダ1,870m)に登録予定。
【サミアド】
3月15日(土)中京・伊良湖特別(4歳以上2勝クラス・ダ1,200㍍)に長岡騎手で出走予定。
12日、竹内調教師から「今週のレースに向けてウッドチップコースにて追い切りました。直線で強めに追ってからもしっかりと動けていて、出走が2週間延びた影響は感じられませんでした。昇級後は結果を残せていませんので、体調面の良さをレースで活かしてもらいたいです」との連絡があった。
【ディスペランツァ】
競走馬リハビリテーションセンターで調整されています。先週末に定期検査を受けて、12日現在、メニューは変わらずウォータートレッドミル運動を行っています。スタッフは「先週末に定期検査を受けました。結果は、患部の状態は大きくは変わってはいないですが、来た当初よりも血流の範囲が少し広がっているようでした。血流のある範囲が少しとは言え広がってはいるのは、決して良い事ではありませんが、患部の場所が場所ですので、致し方ない面もあります。前脚繋の裏側を痛めた場合、過去の症例でも損傷箇所が綺麗に埋まることは殆どなく、レースに復帰した馬も、血流がある状態のまま治療を続けて走っています。ディスペランツァが痛めた部位は、そういった箇所だと認識していただけたらと思います。今後の予定ですが、あとひと月は現在のメニューを続けます。ひと月後のタイミングで患部の状態を確認して、次のステップへ進めるかどうかを吉岡調教師と相談したいと思います」とのことでした。
【レッドアトレーヴ】
厩舎周りを引き運動。
手塚貴久調教師「レース後ということで、ここまでは引き運動での調整です。少し気が入ってはいるものの、歩様は至ってスムーズで飼い葉も完食しています。デキ落ちの兆候は見られませんね。この後は権利内で使える4月12日(土)中山・あけぼのステークス(芝1600m)に引き続き横山和生騎手で向かう予定。レース間隔が少し空くため、明日(木)ノーザンファーム天栄へ放牧に出すことにしました。2週間ほどの短期放牧になる見込みです」
※4月12日(土)中山10R・あけぼのS(4歳上3勝クラス・芝1600m)を横山和生騎手で予定。
【レッドエヴァンス】
本日は引き運動をおこないました。
東田明士調教師「レース後も脚元など馬体に異常はなく、元気一杯で体調にも問題ありません。この後は引き運動を続けて疲れを取り、金曜日にノーザンファームしがらきへ放牧に出すことが決まっています。現状からこちらに戻ってくるまでに時間は掛からないとみていますが、次走については未定。牧場での調整過程を確認しながら決めるつもりです」
*****5歳馬*****
【ファントムシーフ】
競走馬リハビリテーションセンターで調整されています。先週末の検査の結果、経過は良好とのことで、今週からは騎乗再開に向けて馴致を行っています。スタッフは「ここまで我慢しながら進めて来て、ようやく騎乗再開目前というところまできました。今週からは、まずロンギ場で馴致を行っていますが、問題はなさそうなので、週末には跨がれると思います。ただ、ここがらが1番大変な時期です。跨ると、その分脚元に負荷が掛かりますし、跨った直後は熱感が出たり、脚が腫れることも良くあります。跨る事が目標ではなく、あくまでも競馬に復帰させる事が目標ですから、さらに慎重を期して進めていく予定です」とのことでした。
【パレルモ】
大井競馬場・米田英世厩舎で調整されています。10日のレース後、状態に変わりはなく、12日現在、厩舎周りの曳き運動が行われています。米田英世調教師は「藤本騎手からは、精密検査の結果は問題なかったので一旦は乗れますという返事をもらったものの、土曜朝の調教に跨った感じで、無理せずこの大井開催の騎乗を控えることになったので、2走前に騎乗してくれた和田騎手で出走しました。競馬は、こちらのリクエストした通りの積極的なレース運びを和田騎手がしてくれましたが、馬場もあって前が止まりませんでした。もう1列前の位置で1コーナーに飛び込めていたら、もっと際どい競馬が出来ていたかなと思います。レース後、そこまでのダメージは見られません。なお、次の19回大井開催は、間隔が中1週しかなく番組的にも適鞍がないので、無理せずスキップして、その次の20回開催(4/14~18)に行く事を考えていますが、以前、ひと開催飛ばした時に、逆に余裕が出すぎてしまって良い結果にはならなかった事が頭をよぎるところなので、もしこの後に跨った感じで、馬がとても元気であれば中1週で使うことも考えています」とのことでした。
【レッドシュヴェルト】
角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。
尾関知人調教師「今日はウッドで追い切りました。シュヴェルトが先行する形でしたが、下ろしがけからやや前進気勢が強過ぎるところはあったものの折り合いを欠くことはなかったですし、仕掛け所の反応や終いの伸びも良かったと思います。息遣いも良化が窺え、レースを使った上積みが感じられますね。出走に向けて態勢は整いましたから、予定通り今週の中山・幕張ステークス(芝1600m)に大野騎手で向かうつもりです」
※3月15日(土)中山10R・幕張S(4歳上3勝クラス・芝1600m)を大野拓弥騎手で予定。