夜中1時を過ぎると、親に起こされる。
「ここはどこなのか?」と。何十年も住んでいる我が家は
親にとって見覚えがない家なのだ。
「ここはずっと住み続けている家だから、安心して寝ていいよ」と
言って寝床に入るが、5〜10分すれば、忘れてまた起こされる。
「ここには何をしにきたの?」かと。
親が気に入って即決して買った家は、今ではどの部屋も知らない景色に変わる。
祖父も認知症だったので、同じ症状だった。
「ここは家じゃない」と寝巻きのまま(祖父は浴衣だったが)家を出て行こうとする。
祖母は玄関先に「ここは家です」大きな張り紙をしていたのを覚えている。
親は今日、3時過ぎには寝息を立てて寝てくれたので、良かったが、朝5時くらいまで
「ここはどこ?」病に付き合うこともある。
朝、起きて勉強できればいいな、と夜には思っているけど、
このやり取りに疲れて、ほぼ今日の朝にやっと眠りについた私は、ずるずる遅い朝を迎えた。
おはよう、私。今日も仕事を頑張ります。