「1789 バスティーユの恋人たち」のフランスオリジナル版の世界♪
東宝版「1789 バスティーユの恋人たち」見てきました~♪前回からの続きです・・・帝国劇場で上演されているこのミュージカル入り口で、こんな素敵な看板?ポスター?でお出迎え!この写真撮るのが、いつも楽しみ~中にもいろいろ飾ってあったんだけど、ことごとくピンボケなので、載せられないでも、ボケててもキャストなんかは、載せてしまう~当たり前だけど、Wキャストとか、キャストが複数いる方だけのキャストボード。他のキャストさんは、シングルだから、載ってないんですね~。大きなキャストボードで、全員の顔写真入りとかにすればいいのに~。約2時間半の上演ですね。やっぱり、後半が短い方が勢いがあって、いいな~まあ、演目にも寄りますが・・・。さてさて・・・。ここで、やっとタイトルのお話この「1789 バスティーユの恋人たち」のフランスオリジナル版の世界について~。この作品は、フランスの新しい形のミュージカルなんですね。パリの劇場文化の特産物「スペクタキュル」とは、3000人以上入る大会場で、先端のポップ・ミュージックに乗せて、単純なストーリーをパワフルなダンスと派手なビジュアルで見せるもの。コンピュータの打ち込みにより制作された音楽はオーケストラを使わない。いわゆる「ミュージカル」とは、似て非なるパリ・レビューの流れを汲む大衆娯楽である。~「1789 バスティーユの恋人たち」プログラム 潤色・演出 小池修一郎 コメント抜粋~このミュージカルを観ていて、なんか以前見て大興奮した「ロックオペラ・モーツァルト」と同じ匂いがする!って思ったんだけど、制作者が同じだった!←今頃気がつくヤツフランス版オリジナル公演プロデューサードーヴ・アチア&アルベール・コーエンどんな感じだか、見てみるのが一番だと思うので、フランス版のこの作品を貼ります~LIVE/1789, les amants de la Bastille - Je mise tout (intégrale) - Roxane Le Texieマリーアントワネットの登場シーン。日本版では、仮装舞踏会だったけど、これもそうなのかな?アントワネットは、ここまで派手ではなかったけど、日本版もものすごいインパクトで華やかでした~そして、仮装舞踏会ということで、秘密警察ラマール達ずっこけ3人組が、てんとう虫やイモムシの昆虫に扮装して、いきなり登場したので、本当に可笑しかったですこの映像を見て、チケットを取ることにしたんですよね。やっぱり、こういう派手なのが好きだわ~DERNIERE/1789, les amants de la Bastille - A quoi tu danses (intégrale) - Sébastien Agiusこれは、「誰のために踊らされているのか?」って曲らしいんだけど、たぶん、2幕の冒頭でめっちゃカッコいいナンバーを歌って踊ったのがそうだったと思うんだけど・・・。記憶はあいまい・・・。でも、このフランス版!めっちゃカッコいいですよね~!イケメンかどうかは別にして・・・。←ヤメロ!観客がヒューヒュー言ってて、ライブ見たいですよね~楽しそう~見に行きたくなった~フランス語わからないけど・・・それにしても、こういう、みんなで踊るダンスパフォーマンスがたくさんあって、本当にカッコ良かった~そのためにダンサーさん達も選りすぐりを集めているみたいで、その先頭にイケメン俳優さん達が踊ってたんだけど、素晴らしいダンサーさん達を従えてのダンスシーンにめっちゃ緊張したとパンフレットに書いてありましたそして、このミュージカル! 音楽がいい!オーケストラがいなかったのが、最初びっくりだったんだけど、両サイドに大きなスピーカーが設置してあったのが、印象的でした。フランスミュージカルの魅力の一つが、効果的なレコーディング・サウンドである。デスクトップミュージック(コンピューター打ち込みでの音楽)と、生のオーケストラのサウンドを録音しミックスすることで、シーンごとの音楽の変化をつけ、より現代風なアレンジが可能になり、音響的にもライブでは難しい劇的なエフェクトを付加することができたり、その声を加工したりして、面白い効果を得ることも可能となる。今回の「1789 バスティーユの恋人たち」でも、キャスト本人の声がところどころに録音されているので、生のオーケストラとの舞台では味わえない楽しさがあるのだ。もう一つの魅力は、どことなく懐かしい感じのするメロディーラインである。フランス音楽と日本音楽との間には共通点はさほどないように思うが、哀愁漂う旋律が多く、なぜか自然に身体にしみわたる。メロディーラインが簡単で覚えやすく、1曲の中に多くのモチーフを出さない分、サビを執拗に繰り返す手法が多いため、聴き手にとってはよりキャッチーなものに感じるだろう。~「1789 バスティーユの恋人たち」プログラム 音楽監督 太田健 コメント抜粋~そうなんだ~!一人納得。解説してもらうと、自分が漠然と感じてたものや、感覚がきちんと意図されてることがわかって面白いわ~。というか、制作者の思うツボなんだよね。私って自分の声に声を重ねるってジュンスもやる手法だけど、録音だから出来ることであって、録音してなかったらできないんだね。今さらながらに納得。 ←ホントに遅いね「サ・イラ・モナムール」ってナンバーがあるんですけど、その音楽が頭の中をぐるぐる回ってる今日この頃。ホントにキャッチーで忘れられないのです・・・そして、このフランス版の上演までの道のりとして、面白い話がパンフレットに載ってました。フランスの大型ミュージカル(スペクタキュル)は、公演の1年程度前からプロモーションが開始されるのが一般的だ。公演の半年ほど前にはCDが発売されるため、楽曲に馴染んだ状態で観客は劇場へと足を運び、一緒になって合唱するのが慣例となっている。えー!面白い~!私も一緒に合唱したい~っ!!!そういう参加型のミュージカル!大好き~そのプロモーション活動の一環として、PVがツベにあがってるんですけど、どれもこれも、本当に素敵なんです!めちゃカッコいいPVに仕上がってる~1789 Ca ira mon amour - Rod Janois (clip officiel)これ、さっき書いた「サ・イラ・モナムール」です。上手くいくさ。愛しい人よ。っていう意味らしいですね。これ、頭の中でリフレインですよね?!もう、聞いちゃったら、離れられないですよ~ただ、ミュージカル中でのこのナンバーには、見に行った私達の間でも、ツイなんかでも物議を醸していて・・・。戦う前の男女のLOVEを描いてる演出なんですけど、このナンバーいらないんじゃないかーとか。ロベスピエールの彼女、どこから出てきた!?とか・・・。いろいろな意見があって、面白かったです1789, Les Amants De La Bastille, Louis Delort - Sur Ma Peau誰?イケメンMVだと思った人は?!はい!私です・・・カッコいい~っ音楽もMVもカッコいいですよね~肌に刻み込まれたものという意味らしいです。主人公のロナンのナンバーですね。1789, Les Amants de La Bastille "Je Veux Le Monde"これは、ロナンの妹のソレーヌのナンバー。世界を我らにって意味らしいです。女性チームもカッコいいですよね~ソレーヌ役はソニンちゃんがやったんだけど、本当に素晴らしかった!歌も上手いし、ダンスも上手だし、何と言っても感情が伝わってくるのが素晴らしかった!Pour la peine - 1789 les amants de la bastille (clip officiel)これは、「悲しみの報い」というナンバーです。フランス版では、カテコで歌われてたのかな?日本版では、最後にこの歌を歌うんですけど、本当に感動して、涙があふれてきました。なんで?ってはっきり明確に理由を説明できないんだけど、胸にこみ上げるものがあったんですよね。悲しみの報いとして 人は夢を見る権利を得る 憎しみを乗り越えて 新しい時代を築き上げる 愛し合う自由が 約束された 歴史の波間に 浮かんで消えてゆく 1つ1つの命の叫ぶ声が ひびきあい重なって 明日の歴史作る 歌い続けよう永遠に 苦しみの報いとして 人は許す心を持つ 力に頼ることなく 希望と勇気求める 歴史のまにまに 浮かんで消えてゆく 1つ1つの命の叫ぶ声が ひびきあい重なって 明日の歴史作る 歌い続けよう 永遠に愛し合う 永遠に歌詞お借りしてきました。ありがとうございます。やっぱり、このミュージカルは音楽が好きだな~ノリノリなのが良いんだと思う~。ヘドウィグが好きなのも、やっぱり音楽が大好きだからだし。私の場合、音楽が好きかどうかが、そのミュージカルが好きかどうかの重要な要素になるのは、間違いないですね。あら?ジュンスと同じかしらん?ぷぷ?私がフレンチ・ミュージカルにうつつを抜かしている間に、怒涛の情報更新ですね・・・。全然追えてません~まあ、しょうがないね。