ミミは昨年(2023年)10月に15歳になりました。
今年に入り、2月後半からミミもジョリーも体調が悪くなり、3月前半にミミは黄疸になり、肝臓も具合が悪く入退院を繰り返しました。
3月初めの入院の時にお見舞いに行ったのですが、ICUの中で目は開いて前を向いているけれど私が声を掛けても全く反応が無く、かなり危険な状態だと素人の私でも判りました。
最悪の場合、3月の前半にミミが、後半にジョリーが、10日ほどの短い間に続けて旅立ってしまう可能性が十分あったのですが、ミミが本当に頑張ってくれて、長い体調不良の時期を乗り越えて5月には入院しなくて良くなりだいぶ回復しました。
3月と4月の入院と通院の記録です。
きっとミミは、自分が頑張って、一日でも長く飼い主の側にいようと思ってくれて、色々な病気に見舞われながら、最後の日まで頑張ってくれました。
2021年には白内障になり
2022年3月に急性腎臓病になり、その後は慢性腎臓病になりました。
7月に入り、散歩中に意識を失って倒れてしまいました。 (15年で初めてです。)
7月半ばから不整脈、肺炎そして肺高血圧症にかかりました。
息苦しさや不整脈から来る脱力と闘いながら、本当に頑張ってくれて、ジョリーのいなくなった後、4ケ月も私に楽しい思い出を残してくれました。
そんなミミとの7ケ月、そしてジョリーとの3ケ月の思い出にお付き合い頂けると嬉しいです。
2024年1月 ミミ 15歳3ケ月、ジョリー 15歳4ケ月
今から10年以上前にアメーバのブログを始めた時にブログのタイトルを色々と考えて「ジョリーとミミはいつも仲良し」と付けましたが、本当に2匹は仲良しでした。
ジョリーとミミは同じような格好で寝てみたり
クッションが沢山有るのに、1つのクッションでくっついて寝ることが好きでした。
安心できたのでしょうね。
ジョリーとミミが最後にトリミングサロンでカットして貰ったのが2024年1月です。
ミミはまだ大丈夫でしたが、ジョリーが長い時間立っているのが難しくなりこの時が最後になりました。
ミミはジョリー姉さんが大好きです。
もう何百回嗅いだか判らないのに、この日もジョリーの匂いを嗅いでいました。
2024年2月 ミミ 15歳4ケ月、ジョリー 15歳5ケ月
ジョリーが入院から帰った日に、お気に入りのソファに並んでくれました
飼い主が在宅ワークで家にいるようになり、そのお陰かミミがソファでおしっこをしなくなったので、長年掛けていたビニールシートをようやく外せるようになりました。
ソファの上で並んで写真を撮った日の翌日、病院の待合室でのミミ。
静脈点滴の為に朝から入院しているジョリーのお迎えです。
上の写真の2日後、ミミの体調が良かったため家でシャンプーしました。 ミミは迷惑そうですが...
2月にジョリーの皮下点滴が毎日になり、病院が休診の日以外、毎日毎日動物病院に通いました。
ジョリーもミミも病院に行くと判っていたのに、嫌がることなくいつも自分からカバンに入ってくれてありがとうね。
2024年3月 ミミ 15歳5ケ月、ジョリー 15歳6ケ月
前回のブログで、若いころには食べ物やおやつを取られたら物凄く怒ったジョリーが、摂られても怒らなくなった事件をお話しました。
3月には、15年間ジョリーとミミのことを見てきた飼い主が過去最大にえっ! と驚く出来事がまた起こりました。
こちらの写真は2022年3月にミミが急性腎臓病で5日間入院して、毎晩お見舞いに行った時の写真です。
入院していて家にいないミミがICUから出てきたのに、右側のジョリーは全く無関心でした。
ジョリーとミミはずっと仲良しでしたが、ジョリーは自分がリーダー、自分が1番との気持ちが強くて、何日もミミが家にいないことがあまりきにならないようでした。
こちらが今年の3月4日。
5日間の退院から家に帰ってきたミミを迎えたジョリーの写真ですが、本当に嬉しそうです。
入院後でクッションに横になっているミミに、ジョリーが大丈夫? おかえりなさいのような感じで5分以上接していました。
ミミのことを気遣うジョリーの姿を15年間で初めて見ました。
ジョリーがシニアになり、自分がリーダー、とか自分が1番と言う気持ちが無くなって、丸くなったのかなと思いました。
2024年3月23日
ジョリーが旅立った翌朝、体調が悪くて病院に朝一番で来たミミ。
この後直ぐに入院して、2泊3日の静脈点滴治療を行いました。
ジョリーがいなくなった翌朝で悲しい気持ちが一杯の時でしたが、ミミの体調の悪さを心配する気持ちが、私がここで頑張らなけれ℃、との気持ちになりました。
2泊3日の入院から帰宅した時のミミです。
足に力が入らなくて、前足が左右にずるずるずると開いてしまうので足裏テープを貼りました。
立つこと、歩くことが大変な時期でしたが、おしっこやうんちはトイレでしなければと強い意志で、ふらふらになりながらもトイレまで歩いて行ってくれた様子を見て感動しました。 本当に良い子に育ってくれたねと嬉しかったです。
2024年4月 ミミ 15歳6ケ月
4月に入り
泊まりの入院が1日、
朝9時に入院して夜19時30分過ぎに退院する1日入院が9日、
午前中だけの半日入院が3日 ありました。
静脈点滴を何回もやりすぎて、血管の入り口から奥に点滴チューブが入らなくなり、何回もやりなおしたため両前足を包帯で保護していました。
点滴の針を何回も試したので、とても痛かったのに、ミミ頑張ってくれてありがとう。
4月下旬になり、もう前足では点滴できなくなり、後ろ足で点滴していました。
後ろ足は、ミミが動くと点滴チューブが外れやすくて、折角入院したのに途中で静脈点滴を中止して皮下点滴をして帰されたことも何回か有りました。
それでも4月の下旬には静脈点滴が不要になり、ミミの元気が戻ってきました。
4月28日に城南島海浜公園に出掛けた時の写真です。
交差点で停まると窓の外を眺めるミミの姿が大好きでした。
公園で元気に散歩してくれました。
2024年5月 ミミ 15歳7ケ月
ミミが元気になったことが嬉しくて、ゴールデンウィークには代々木公園や木場公園に出掛けました。
新緑の中、散歩を楽しんでくれました。
ゴールデンウィーク最終日には巣鴨の商店街を自転車に乗って散歩しました。
2024年6月 ミミ 15歳8ケ月
6月は腎臓病に関するBUNとCRE、アジソン病の影響が出るカリウムも落ち着いていました。
家で元気そうにしていたミミです。
飲まなくてはいけない薬の種類が増えて、投薬の時間が大変でしたが、苦くない薬はおやつと一緒にしたらぺろりと飲んでくれました。
苦い薬はオブラートに包むことで無事にこちらも飲んでくれました。
毎日散歩に行ったイケサンパークで、小走りからとても早く疾走してくれて、思わず動画に撮って喜びました。
直ぐに主治医の先生にも見て頂き、こんなに元気になったのね~、良かったわね~と褒めて頂きました。
木場公園にも遊びに行きました。 広々と緑地が広がる公園に行くととても嬉しそうに闊歩してくれました。
2024年7月 ミミ 15歳9ケ月
7月の暑い日の散歩で、生まれて初めて散歩の帰りに気を失い倒れてしまい、24時間連続を5日間、心電図計測しました。
散歩の時も寝る時も着けたままで、体重3.2kgのミミには重くて大変だったね。
頑張って消し即させてくれてありがとう。
計測した結果、一日に何回か不整脈が起きていることが判りました。
不整脈が起きると体が脱力してしまい、立っていられなくて体が床に着いてしまいました。
7月の中旬から、不整脈と肺炎、肺高血圧症になっていることが判り、飲む薬を更に増やして治療していました。
2024年7月22日 ミミの最後の晩御飯です。
食欲が落ちて、中々ご飯を食べないので鶏ささみのゆで汁を作っているところです。
作っている途中からコンロに掛けてあるお鍋の方を盛んに気にするミミ。
以前はキャベツやブロッコリー、にんじん等を茹でて食べさせていましたが、その時は匂いを気にしてキッチンに来ることはありませんでした。
鶏ささみを茹でている匂いが本当に良い匂いだったのでしょうね。
まだですか? 早く、早く と私に言ってくる表情が可愛らしくて忘れられません。
この1週間ほど、ご飯の喰い付きが悪く、前日の日曜日は一口もご飯を食べなかったミミが、美味しそうにぺろりと食べてくれました。
この食事を食べた5時間後に、ミミは旅立ちました。
最後の日まで、散歩に出かけてくれて、ご飯を美味しそうに食べてくれて
元気な姿のままで旅立ったこと、ミミの私に対する心遣いが本当に親孝行な子だと思いました。
2024年7月23日 ミミ 15歳9ケ月15日 でした。
この写真は7月20日のお散歩の時の写真です。
表情が柔らかくて穏やかで、ミミの可愛らしさ溢れるすてきな写真で、大好きです。
ミミ、腎臓病の闘病をずっと頑張ってくれてありがとう。
3月にジョリーがいなくなってから色々な病気になりながら4ケ月も一緒にいてくれてありがとう。
ミミが頑張ってくれたおかげで、幸せな4ケ月を過ごすことが出来ました。
ミミのこの4ケ月のお陰で、ジョリーがいなくなった悲しみを受け止めることが出来ました。
ミミ、そしてジョリーも一生忘れないからね。
そのうち、少し先だけど、そっちに行くからミミとジョリー一緒にいて、待っててね。