ミミの旅立ちから1週間経ちました。
昨晩遅くに布団に入る時は気付いてなかったのですが、布団の中で本を読んでいて24時を少し過ぎた頃に「あっ、1週間前の今、ミミが辛そうにしていた時間だ」と気付きました。
そして、旅立った時と同じ時間にミミとの色々な出来事を思い出して、感謝の想いで一杯になりました。
ミミと暮らした15年と9ケ月はとても楽しい、掛けがえの無いすてきな毎日でした。
10歳を過ぎてからの日々は、白内障の手術を受け、翌年には急性腎臓病にかかり、その後の慢性腎臓病との戦いなど大変でしたが、どんな時も明るく過ごしてくれたミミとの掛けがえのない大切な時間です。
ミミとの思い出にお付き合い頂けると嬉しいです。
2018年10月 10歳
頭かくして尻隠さずのジョリーと、ちゃんとこっちを見てくれたミミ。
ミミのまなざしが優しくて可愛いです。
2019年7月 真夏にエアコンの風が当たる場所で寛ぐジョリーとミミです。
向かって右側が、エアコンの風が直撃する、リビングで一番涼しい場所で、ジョリーのお気に入りの場所でした。
ジョリーは車に乗っている時も送風口に近いところに場所取りする、快適に過ごす達人でした。
写真を撮ろうと近付くと、撫でて下さい、と足を開いてお腹を上に向けて撫でやすくしてくれたミミ。
このソファ、ミミがおしっこをしてしまうので、長い間ビニールを掛けて利用していました。
コロナ禍で、飼い主が在宅勤務するようになり、いつも一緒にいるようになって、ソファにおしっこをしなくなり、ビニールを外すことが出来ました。
自転車の前かご用カバンに入るジョリーとミミ
お散歩カバンに入るジョリーとミミ
ジョリーもミミも、カバンに入ればお出掛けに連れて行って貰えると判っているので、いつも進んでバッグの中に入ってきました。
ジョリーとミミがバッグに入ることが大好きなのは犬の幼稚園アーバンポウズさんでトレーニングして頂いたお陰です。
残念ながら2017年に閉園したのですが、久しぶりにホームページを検索したらトップページが残っていて表示されました。
トップページの上段中央に若いころのジョリーミミの写真が載っています。 左のテリアは園長先生のお宅の子で、並んで看板犬にして頂いて光栄でした。
2019年 11歳
11歳になってもミミは元気にドッグランで飛行してくれました。
飛行して、全身が空中にある状態で、平気でよそ見しているミミの身体能力の高さににびっくり!
元気なお転婆さんだけど、優しく穏やかな表情も見せてくれました。
ジョリーは家では自分が一番! 私がリーダー!と強く振舞っていました。
ですが、ジョリーはとっても内弁慶。
犬の保育園や散歩の時はミミの横で静かにしていました。
家から一歩外に出たら、ミミがジョリーミミ家の顔でした。
ミミ ほかのわんちゃん達からジョリーを守ってくれてありがとう。
2020年 12歳
2020年11月 9月頃からミミの左目が急速に白くなりました。
半年に一回目の検査を受けて気を付けていたのですが、あっという間に真っ白になってしまいました。
世田谷区にある動物眼科病院で白内障の手術を受け、両目の水晶体を吸い出して、動物用眼内レンズを入れました。
12歳と言う年齢も有り、手術は可哀想で、目が見えなくても家の中を歩けて散歩も出来るわんちゃんは一杯いますよ、と手術をしないアドバイスも頂きましたが、手術したお陰で15歳9ケ月で旅立つまで、ずっと目が見えて生活できて本当に良かったと思っています。
手術から10日後のミミです。
両目がとても綺麗で嬉しかったです。
2021年1月 ジョリーとミミの妹分サナの家に遊びに行きました。
この時も、サナの顔が見えて良かったなと思いました。
皇居前の芝生広場に出掛けた時のミミです。
色々な公園に出掛けて、ちゃんと周りが見えて良かったね ミミ。
2021年 13歳
2021年3月 ミミが2日続けてご飯を全く食べなかったので、2日目の昼に動物病院に連れて行きました。
血液検査の結果腎臓に関するBUNとCREの値が非常に悪く、そのまま入院になりました。
5日間の入院になり、夜、お見舞いに行った時のミミです。点滴チューブを保護するためカラーを付けていました。
3/24のBUNが185.7、CREが2.70 と非常に危険な値でした。ご飯を食べないからと病院に連れてきて本当に良かったです。
入院中の静脈点滴で翌日からCREは下がりましたがBUNが中々下がりませんでした。
5日間の入院で体調が良くなり、無事に退院することが出来ました。
2022年4月 ミミが退院して、ジョリーミミ家に平和な日々が帰ってきました。
平和な日々の牛のひづめ横取り事件のお話です。
飼い主の妹からジョリーとミミに牛のひづめを頂きました。
ジョリーが気に入って良く噛んでいました。
飼い主にお尻を向けてひづめを噛んでいました。
動物が背中を見せると言うことは、
「こちらは危険ではないと思っている=飼い主を信頼している」 であれば良いなと思っていました。
ジョリーがトイレに行き、戻ってくる間にミミがひづめを噛み始めました。
この様子はジョリーミミ家にとっては驚きの光景です。
5歳くらいまでのジョリーだったらウウ~と唸り、ミミに突進して、奪取して安全な場所までひづめを加えて走り去っています。
ミミに大事なものを取られて、怒ることなくじっと欲しそうにしているジョリーを初めてみました。
ジョリーが年を重ねたなぁと感じました。
昔は同じおもちゃを2つ買ってそれぞれに渡したのに、自分のおもちゃを横に置き、ミミのおもちゃを奪いに行くようなことを散々繰り返したジョリーが、我慢して見守っているなんて本当に凄いことです。
ただ、二匹とも、飽きて来たらどうでも良くなるみたいで
ひづめはやがて忘れさられました。
2022年6月 急性腎臓病の後、飲み薬だけで治療していたミミですが、血液検査の結果から週に2日の皮下点滴を開始しました。
2022年 14歳
2022年10月9日 14歳の誕生日のミミです。
牛のひづめ横取り事件に続いて起きたご飯横入り事件のお話です。
ジョリーの隣でミミが一生懸命にご飯を食べていました。
一生懸命に食べているので、ジョリーよりも早く食べ終わりました。
ご飯の食べ始めが遅かったジョリーの側にミミが寄ってきました。
おおーっと! ミミが横入りしてジョリーのご飯を食べ始めました!
何とジョリーがはじき出されました! 食べ物を取られてジョリーが怒らないなんて若いころには考えられない大事件です。
ジョリーは丸くなったのか、自分の大切なものを守ろうとする気持ちが年を取って衰えたのか、もしかしたらミミなら仕方ないなと思ったのか、複雑な気持ちで眺めていました。
2023年2月 炎症を表すCRPの値がどうしても下がらないミミが、専門性の高い江東区の病院でお世話になりました。
この2023年2月から、ミミは毎日皮下点滴を続けました。
1年と155日、合計520日の間、大晦日も元旦も、一日も休まず家での皮下点滴をさせてくれました。
量の多い時は一日2回に分けて点滴したので、針を刺した回数は600回を超えました。
ずっと我慢して協力してくれて、ミミ、本当にありがとうね。
本当に本当にありがとうね。
毎日皮下点滴をするようになってからも、お休みの日は公園で元気に遊んでくれました。
交差点で停まるたびに、窓を開けるとジョリーとミミが外の景色を眺める大好きな光景でした。
小さいころから、大好きなジョリー姉さんに色々なことを譲ってきたミミですが、車の中から外を眺める時だけは一番見やすい場所を確保して、ジョリーが後からきても譲らずに、眺め続けました。
ミミとジョリーの関係も色々なことが有って楽しかったです。
2023年3月 ジョリーとミミと揃って出かけた最後のお花見です。
自転車のカゴに乗ると、一生懸命に景色を眺めていたジョリーとミミの姿がとても可愛らしくて大好きでした。
懸命に頑張って生きてくれたミミの2014年の思い出を次のブログで書かせて下さい。
ミミとジョリーとの思い出にお付き合い頂きありがとうございます。