失恋してしまいました(涙)。




今週は夜勤なんです。
今朝10時頃に家に戻って、シャワーを浴びている間に電話が。。。



「かくかくしかじかで、誤解させてゴメンナサイ」

「実は結婚します」

「今日を以って寿退社するので」





実は、そうなることも予想してました。
(結婚は想定外でしたが。。。)

一回り以上、歳が下にはなれたカノジョ候補さんでした。
彼女と過ごす時間はとても楽しく、僕は好かれるためにものすごく努力しました。
このまま関係を続けていくと、自分が傷つくだろうと、うすうす分かっていました。


でも、無駄になったとは思っていません。
逆に、この部屋を紹介してくれたり、僕を喜ばせてくれたこと、
とても感謝してます。


このタイミングで、言ってくれたのも彼女の優しさです。
間違いありません。

逆に、僕の勘違いで、彼女に気を使わせてしまったのかもしれない。



今日は一睡もできませんでした。
恐ろしく目が冴えてしまって。

あぁ、僕はホントに好きだったんだな、と改めて思いました。


彼女の声は、僕の心を揺さぶりました。
彼女が僕の行いを喜んでくれた時の笑顔は、何にも代えがたいものでした。
天使のようでした。


目を瞑って眠りに入ろうとすると、なぜか彼女の姿が現れます。
仕方なくiPhoneをいじって時が経つのを待ちます。



よく恋愛をゲームだと言う人がいます。
駆け引き。。。確かにそんな要素はあります。

でも、そんなんじゃない。
勝ち負けじゃないんだから。


こんな青臭いこと考えてる自分にあきれつつ、10代の頃の気持ちをまだ持っている自分に気付きました。



ただ、少年の頃とは違うことは、
人はみな孤独だという事実を悟っているということ。
独りで立たなければ、何も始まらないということ。


だからこそ、彼女には幸せになって欲しい。


The Who - Quadorophenia - Love Reign O'er Me

愛だけが
雨を降らせる
海岸線が海にキスするように

愛だけが
雨を降らせる
野原に横たわる恋人達の汗のように

愛よ、僕を支配してください
僕の上に雨を降らせてください

愛だけが
雨をもたらす
そして君を空に向かって叫ばせる

愛だけが
雨をもたらす
天空から落ちる涙のように

愛よ、僕を支配してください
僕の上に雨を降らせてください


乾いた埃っぽい道の上で
僕らは離ればなれに一人ぼっちの夜を過ごした
僕は冷たい雨を降らせるために家に帰らなきゃ

僕は眠れず横になって考える
夜は暑くインクのような暗黒だ
神様
僕は冷たい冷たい雨を飲み干したいのです


愛よ、僕を支配してください
僕の上に雨を降らせてください

愛よ。。。


LROM
こんな、今の僕の気分にピッタリなイラストを見付けました。


やはり、また音楽に助けられます。
そして、また、いつものThe Whoですね。



ありがとう。
お幸せに。
この前の記事はコチラ。

6/14,15 岐阜の辺境釣行【釣果&景色編】

そう。
今回の遠征は野営したんですよ。
最後の野営は2011年、福島の川を釣り歩いていた頃のこと。
昨年、一昨年よりはノンビリできてるってことですかね。

saraba
テン場から見る山々。
緑がまぶしい。

tree
この川に初めて来たのは10年位前。
その頃からテン場は大体ここでした。
ずっとこの木が目印です。

brook
横に沢が流れています。
残念ながら土管が2本。
もう既に自然に帰ってしまった林道の残骸ですね。
その下の落ち込みにイワナが2匹いたんですが、顔を洗いに行ったらピューッと逃げちゃいました。


ただし、
今回は他のテン場に挑戦しようと思ったのに。。。
kemushi
コイツに悩まされました。
2週間前の宮川釣行と同じく、おびただしい毛虫。
中でも少なかったのがいつもの場所だったので、ここに幕営したんですよ。
でなければ、

tent2
こんな風に、晩餐の支度できないですもんね。

ちなみに、テントを撤収する時、30匹ほどの毛虫が付着。
他の場所なら100匹はいたかも?

maimaiga
名前はマイマイガ。
調べてみました。
   ↓
ウィキペディア「マイマイガ」

しかも、恐ろしいことに、今年の岐阜県では大発生なんだそうです。
   ↓
岐阜県森林研究所

昨年もそうだったようで。
来年あたりまで続きそうですね。

とは言え、この毛虫、毒はほとんど無いようです。

でも、とっても気持ち悪い。

fg
林道を走破した後の車のフロントガラスの下。
この毛虫の別名「ブランコ虫」の名に違わず、木の枝から糸を垂らして車の通り道に大量にぶら下がっています。
ガラスに張り付く前にウォッシャー液を噴射しながらワイパーを動かすと退治できます。
お陰で1日でウォッシャー液を使いきってしまいました。

で、当然川の上に覆いかぶさる木々からも毛虫が。。。
rm1

体表の毛がコックハックルのような効果を生むので、川をドライフライのように流れます。
kemushi
ピンボケですが、2日目の釣りではドライフライに結構引っかかりました。

しかし、さすがにフロータントは塗ってないので落ち込みで沈みます。
水面下を流れてるやつも結構います。
だから、
zb
雰囲気が似ているザグバグを沈めてみましたが、あまり効果なし。

この毛虫のお陰で集中力が削がれてしまい、早々に釣りを切り上げました。

コイツラがみな、成虫(蛾)になったら大変なことですが、間違いなくそうなるでしょう。
この川はメジロアブよりも蛾のお陰で釣りにならなくなるでしょうね。

しょうがないからお風呂に入って、高山に寄って、
ramen
甚五郎の高山ラーメンをいただき、

nomugi road

norikura
わざと野麦峠経由で自宅に戻りました。
ここから見る乗鞍岳は日本離れしていて、まるで北カリフォルニアで見たシャスタ山を彷彿とさせました。

カノジョ候補さんとの待ち合わせ時間にも余裕で間に合い、
happy
ハッピーで夕飯。
ホントは女の子と行く店じゃないんだけどね。

と言うことで、いろんなコトして結構忙しい週末でしたね。
先週は精神的にシビアなことが多くて。。。

なぜかイワナ釣りに行きたくなりました。
癒されるタイプの釣りがしたかったんですね。
運良く梅雨も中休み。

さて、どこに行こうか?
ちょっと疲れてるから歩きが長くない方がいい。
そして、野営もしたい。

土曜日の昼前、洗濯物も乾き布団も干せた。

釣り道具、テントをはじめとした野営道具を車に満載にして。

さぁ、出発。

中央道~長野道、松本で下りて安房峠を越え、高山をかすめ、国道を富山方面に走らせます。

men at work
山深く、冬は豪雪地帯の山岳国道。
何度も片道交互通行に捕まります。
テン場を探してを設営してから、じっくりイブニングの釣りをしたい。。。
気が焦ります。

rindou1
目的地の15km手前。
つづら折の林道をゆっくり進みます。

pass
やっと峠を越えた!
標高1600m。

rindou2
道がダートに変わります。
もう少しで目的地。

rindou3
釣り場の周りはこんな感じ。
果てしなく深い森。
こんな林道は、釣り人と山仕事の人しか通らない。
自宅からここまでざっと4時間。
静岡から来た時は5時間半だったから、まぁそんなもんかも知れません。
もう少し走れば、富山県ですから。

この川の名前、M川としておきます。
山本素石の本をよく読んでいる方は、ピンと来るかもしれません。
途轍もなくアクセスの悪いこの川、イワナのパラダイスなんです。


当然、川の周りには人っ子一人住んでません。
rm1
釣り人か、山仕事か、山菜取りか、電力会社の人か。。。
誰か人が来なければ、あっという間に密林に埋もれてしまいそうな流れ。

なんですが。。。
g1
こんな人工的な流れもあるんですね。

これにはワケがありまして。。。
この流れは標高1500mの高原を流れています。

かつては人が入植していたそうですが、特に冬の厳しさがすご過ぎて、戦後すぐに廃村になったそうです。
かつて人が住んでいた辺りが、今では大根畑や飛騨牛の放牧地になっています。
厳しい自然が育てたここの大根は、すごくウマいそうです。

で、この人の匂いがする枝沢でドラマがありました。
と言うより、ここでしか起きなかったのだけど^ ^;

iwana4
おっしゃ!
ライズとったどぉ~。

ハッチはヒラタカゲロウのダンと、多少のスピナー。

qg
もう、何も考えずクイルゴードン14番。

同じトロ場で釣れ続けます。
イワナ、狂ってます。

iwana2
なかなかのサイズで、良く引きます。
イワナの重量感を非力な6ft6inの3番で受けるのは、かなり楽しいです。

g2
こんなブッシュの奥でライズが起きています。
もう時間は6時半。
早く決着付けたいところ。

iwana1

iwana5
ギリギリ見えるスピナーを白泡が切れるところに放り込むと、ヌルッと食いました。

これで1日目は終り。

実は2日目はデコってしまったのです。
と言うことで、釣果はここまで。

次回、野営とそれに纏わる困りごと、食べ物。。。などなどを書こうと思います。
この週末、用事があって静岡に帰ってました。

関東では大雨が降り、長野もしとしと雨が降ってたようなんですが、静岡はぜんぜん。
どこか釣りに行きたかったんですが、用事もしなきゃなんないし、甥っ子・姪っ子が遊んで欲しいみたいだし。。。
諦めました^ ^;

そこで、たまには釣り以外のこと(でも、釣りに限りなく近い)ことを書こうかと。





★☆★☆ 釣り用虫除け Ver.3.1 ★☆★☆

昔、いかにブヨに刺されないように努力してきたか書いたことがあります。
湧水の川、本流、イブニング、血液はO型。。。この言葉から虫さされを想像する人。。。正しいです。

hakka
基本的にはハッカ油と何かを合わせた、ローションかクリームを自作して使ってきました。

Ver.1
ハッカ油とシーブリーズを1対1で割ったもの。
これは付けた瞬間は気持ちいんですが、効き目が長続きしません。
汗かいたらアウトです。

Ver.2
ハッカ油にワセリン、無水アルコール少量を混ぜたもの。
とにかくワセリンとハッカ油が馴染まない。
その仲立ちにアルコールを使ったのだけど、うまくやらないとすぐ揮発するし。
釣りに行く前にしっかり混ぜることが必要でした。

Ver.3
ハッカ油とアトリックスハンドクリーム。
○○クリームと名のつくものは、得てして乳化剤が入っているので油と馴染むはず。
多少分離しますが、随分良くなりました。
このバージョンは6年間使い続けました。

そして、今年はマイナーチェンジ。
だからVer.3.1なんですね。

ハンドクリームの代わりに使ったのはこれ。
salome
サロメチール。
こう見えても僕、中学生の頃は陸上部員でした。
まだアイシングが一般的じゃなかった頃、試合の前、トレーニングの後、サロメチールは定番でした。

この中の主成分、
sarchil
サリチル酸メチル。。。消炎鎮痛剤。
これ、アスピリンに近いものなんですが、ブヨをはじめとした小さな虫には猛毒らしいんです。
まぁ人間も、バファリンを一気に100錠も飲んだら、多分死んじゃいますよね。
そういう理屈だと思います。

で、逆に人間にはいろいろ有用なわけで。
ブヨが多い犀川の上のほうで威力を発揮しそう。
楽しみです。




★☆★☆ ヒゲナガ、怖い ★☆★☆

higenaga2
イブニングの川で、ヒゲナガ出ると燃え(萌え)ますよね!
特にいつもの気難しいヤマメは、ヒゲナガが出ると途端に狂ってしまいます。

でも、あまりに多いと。。。
higenaga1
これ、我がアパートの常夜灯。
夜の9時頃、仕事から戻るとこんな感じで、常に20匹くらい壁に張り付いています。

僕の家の前は、カディスの生息数がハンパない川が流れています。
僕はフライフィッシャーマンですから、もちろん、ヒゲナガとフレンドリーに付き合えるんですが。。。
higenaga4
ドアを開けると2,3匹、風呂上りにベランダで涼もうとすると3,4匹乱入!
居間までやってきて、灯りの傘の上でゴキブリみたいにカサカサ動く。。。
竿を持っていない時は、ヒゲナガ、ご遠慮願いたいです。

mushiyoke

mushikonaazu
いわゆる虫コナーズ的なもの。
玄関、ベランダに吊るしましたが、ヒゲナガにはまったく無力でした。
残念。

mushokonaamido
網戸には、網戸に虫コナーズを。
これ、4月に羽化するオオユキユスリカやガガンボには効きましたが、カゲロウやカディスには効きませんね。

と言うことで、接近や侵入は防止できないので、侵入してきたヤツには、
gokijet
ゴキブリ用の殺虫剤で逝ってもらうしかないんです。
ゴメンナサイ。

蚊やハエ用の殺虫剤ではすぐには死なない。
さすがヒゲナガ。


文献を調べると、紫外線を発生させないLED照明には虫が寄らないそうです。
今、ベランダに接した居間の灯りをLEDにすることを検討中です。


釣りが好きだから川の横に住みたいと思っていましたが、今思えば、徒歩5分のところでちょうど良かったんでしょうね。


はぁ、
もうヒゲナガはいいです。
ホント。
まず、ペタやコメできてなくて、申し訳なかったです。

先週は泊りがけの出張にスマホもPCも忘れるという失態をかまし、帰ってきたら仕事でトラブル続きでクタクタ。
おまけに部下のご家族の弔事もあって、大忙しでした。
そんなこんなで、生命維持を優先してしまいました^ ^;

さて、日曜日は釣りで命の洗濯です(笑)。


高速を松本で降りて、高山方面へ向かいます。

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道沿いに流れる梓川中流部。
大イワナで有名な島々谷川合流地点で、お○っこ休憩。
犀川とつながる下流のブラウントラウトも捨てがたいけど、この辺もいい釣り場です。
フライを始めた頃、初めてフライオンリーの遠征に来たところでもあります。
師匠に「スピナーフォール」というものを教わり、師匠はイレパク、僕はボウズというエピソードも。

今日は見るだけで、車を進めます。

rt1
今日の目的地の一つ、高原川の神岡市内。
何か釣れる気がしないので、次にいきます。

rm1
岐阜の宮川。
今日は本流でニジマス釣りですね。
この川の富山に近い下流で大物が釣れることは、昔から有名でした。
しかし、この飛騨古川から高山市内の区間で釣れはじめたのは、この10年くらい。

名古屋の釣り仲間から
「あそこのイブニング、マドラーミノーで50cmオーバーボコボコっすよ」
てな話を聞いたのが10年位前。

静岡の仲間を連れて行ったら、その日に50cmクラスのニジマスが1日に10本弱。
これは、スゴいな、と。

その2年後ぐらいに、雑誌の記事を通じて広まり始めました。

rest
入漁券買うなら、ここで決まり!
このヘンテコな看板を拝まないと釣れる気がしません。

lisence
券自体もちょっと変わってますよね。

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スイッチロッドに重いシンクティップライン。
フライは黒っぽいウエット。
例えば。。。

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シルバーホーン。
この釣りでだいぶロスしたので、今週は大量補充の予定。
今日巻いたヤツです。

流れに対して直角気味に投げて、底が取れるまで沈めてドリフト。
スイングしてリトリーブ。
これを繰り返します。

3投目で、二ゴイが掛かっちゃいました。
運良く?足元でバレました。

表層をスイングさせると、今度はウグイ。

と言うことで、もっと速い流れを流すことにします。

rt1
はい。
ちっちゃいけど、ニジマスには違いないです。
とてもキレイです。
再生産モノではないでしょうか?
本流ならどこでも産卵できるし、支流もいっぱいあります。

rt3
ヤマメか?と思ったら、やっぱりニジマス。
それにしても、ウエットはアタリが豪快で、こんなサイズのニジマスでも気持イイいですよね。

rm2
早瀬続きのポイントに移動。ここは、高山の手前ですね。

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rt5

rt2
サイズは25cmくらいが最大。
本当はもっと大きいのを釣るはずだったんだけど。

でも、早瀬の中を上に下に走り回り、ジャンプもしてくれるニジマス。

ウエットで釣るには、とても楽しい相手です。

ww
そうそう。
一日中この毛虫に悩まされました。まさにウーリーバッガー。
ちょっとでもヤブを漕ぐと、ウェイダーに10匹、ベストにも数匹。
ゲロゲロです。
そして川から上がって車に戻る道には、路面の色が変わるくらい毛虫が蠢いている。

この道をサンダルで歩いたら死ぬと思いました。
要注意です。

rm3
イブはここで過ごそうと思ったのだけど、ルアー、フライ、エサ、人だらけ。
雑誌で詳細に紹介されちゃったポイントですから。

と言うことで、次善策で高原川に戻ります。

rt2

tk2

wet
シングルハンドに戻して、ウエット・ドライ兼用に。
こんな感じでウエットでアタリを待つのも少し空しい。
それくらい虫っ気がありませんでした。

僕的に今年の高原川は鬼門です。

と言うことで、川を上がって割石温泉に浸かって帰宅。

クタクタでした。