先週は精神的にシビアなことが多くて。。。

なぜかイワナ釣りに行きたくなりました。
癒されるタイプの釣りがしたかったんですね。
運良く梅雨も中休み。

さて、どこに行こうか?
ちょっと疲れてるから歩きが長くない方がいい。
そして、野営もしたい。

土曜日の昼前、洗濯物も乾き布団も干せた。

釣り道具、テントをはじめとした野営道具を車に満載にして。

さぁ、出発。

中央道~長野道、松本で下りて安房峠を越え、高山をかすめ、国道を富山方面に走らせます。

men at work
山深く、冬は豪雪地帯の山岳国道。
何度も片道交互通行に捕まります。
テン場を探してを設営してから、じっくりイブニングの釣りをしたい。。。
気が焦ります。

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目的地の15km手前。
つづら折の林道をゆっくり進みます。

pass
やっと峠を越えた!
標高1600m。

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道がダートに変わります。
もう少しで目的地。

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釣り場の周りはこんな感じ。
果てしなく深い森。
こんな林道は、釣り人と山仕事の人しか通らない。
自宅からここまでざっと4時間。
静岡から来た時は5時間半だったから、まぁそんなもんかも知れません。
もう少し走れば、富山県ですから。

この川の名前、M川としておきます。
山本素石の本をよく読んでいる方は、ピンと来るかもしれません。
途轍もなくアクセスの悪いこの川、イワナのパラダイスなんです。


当然、川の周りには人っ子一人住んでません。
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釣り人か、山仕事か、山菜取りか、電力会社の人か。。。
誰か人が来なければ、あっという間に密林に埋もれてしまいそうな流れ。

なんですが。。。
g1
こんな人工的な流れもあるんですね。

これにはワケがありまして。。。
この流れは標高1500mの高原を流れています。

かつては人が入植していたそうですが、特に冬の厳しさがすご過ぎて、戦後すぐに廃村になったそうです。
かつて人が住んでいた辺りが、今では大根畑や飛騨牛の放牧地になっています。
厳しい自然が育てたここの大根は、すごくウマいそうです。

で、この人の匂いがする枝沢でドラマがありました。
と言うより、ここでしか起きなかったのだけど^ ^;

iwana4
おっしゃ!
ライズとったどぉ~。

ハッチはヒラタカゲロウのダンと、多少のスピナー。

qg
もう、何も考えずクイルゴードン14番。

同じトロ場で釣れ続けます。
イワナ、狂ってます。

iwana2
なかなかのサイズで、良く引きます。
イワナの重量感を非力な6ft6inの3番で受けるのは、かなり楽しいです。

g2
こんなブッシュの奥でライズが起きています。
もう時間は6時半。
早く決着付けたいところ。

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ギリギリ見えるスピナーを白泡が切れるところに放り込むと、ヌルッと食いました。

これで1日目は終り。

実は2日目はデコってしまったのです。
と言うことで、釣果はここまで。

次回、野営とそれに纏わる困りごと、食べ物。。。などなどを書こうと思います。