山椒の木

箱根駅伝
毎年、正月2日、3日は箱根駅伝に釘付けになる。箱根駅伝をみていると人生の縮図をみているようでいつも考えさせられる。
今年の箱根はいつにもまして見ごたえのある試合だった。10月の出雲選抜、11月の全日本大学を制して3冠を狙う早稲田の前評判が高かった。ところが、試合直前、主力2選手がケガで出場できないという大ピンチ。ふつうならここで心が折れてしまっても不思議ではなかったが、今年の早稲田は違っていた。
5区山上りでは、山上りの神様と評される東洋大の柏原に猪俣が最後まで食い下がった。柏原は今年、ケガや不調で出場さえ危ぶまれたが、いざ走り始めるとこれまでの不調がうそのような快走ぶり。早稲田の猪俣はあっけなく追い抜かれながらもそこからは、ねばり強く食い下がり柏原との差は最小限にとどまった。
6区山下りでは、高野が一気に東洋大を追い抜き、そのまま1位でたすきをつないだ。高野は、これまで大きな大会には出場したことはなかったが、正式メンバーの故障で急遽抜てきされた。渡辺監督によると「足が太く体が強い。後半失速しないタイプ」という。渡辺監督の決断が実を結んだ。
アンカーの10区では、中島が東洋大の山本とデッドヒートを演じながらあと100メートル足らずという僅差で逃げきった。200キロ走って100メートル以内の差だから文字どおりデッドヒートといってよい。
最後逃げきる中島の顔は、完全に苦痛で歪み、気力のみがささえているような力走だった。自己とのたたかいを見る思いだった。エースの穴埋めをそれぞれの選手が立派に果たし、チーム一丸での勝利だった。しかも、大会新記録の総合優勝なのだから、これ以上のものはない。
私も息子が早稲田卒なので終始早稲田を応援していた。今年は幸先のいい1年になりそうだ。
メール考 「ね」の効用
とかくメールは、実務的連絡が多い。
しかし、親しい知人や友人とのやりとりも結構多い。
実務的連絡は別として、友人、知人とのやりとりでは、ちょっとした言葉遣いで相手に与える印象が随分と違ったものになる。
最近、私がやりとりしている、ある若い人のメールには、とても学ばされる。
その人のメールには、随所に「ね」という一文字が加わっている。
この一文字の「ね」があるかどうかで、メールの与える印象が随分と違うのだ。
この一文字で、安心感を覚え、思いやりさえ感じるのだから不思議だ。
私もまねて時々「ね」をつけてみるが、ちょっと女性的かなと照れたりもする。
でも、やっぱりこの「ね」はすばらしい。
いくつになっても、学ぶことは多いものだと、つくづく感じる。
「ね」の主人公に感謝をこめて……
宮島の弥山に登ったよ
久しぶりの登山











