ガラスの器と静物画/山野アンダーソン陽子と18人の画家 | Thanks cherish now ♡

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(●´ω`●)ゞ



( 今回の記事は 長くなります )


想像してたよりも、、ずっと良くて

来て良かった♡  

って思うことがありますよね


まさしく、ここがそうでした(*´∨`*)


すみません、それはそれで

最初はマァ、そんなに期待してなかった

ってこと?! になっちゃいますか?

(失礼な)


いや、ここの、一枚目の画像ね

このフライヤーに惹かれて 出かけたんですヨ


やっぱり フライヤーって大事ね!


自分もそれは 少なからず

よく分かる仕事をしてるのですが^_^;   

改めて、、ね♡ 笑


出かける前は、図録まではいいかな?

と思って行ったのに、これは絶対欲しい!

になってて、連れて帰りました♡




先月末のことです

初台という、初めて降りた駅の名前でした


東京都渋谷区にある新国立劇場

京王新線「初台駅」から直結してます



ちょっと、小腹がすいたのでパスタを

(小腹でパスタって、どういうことよ 笑)




店舗数が多いので便利

セガフレード・ザネッティ・エスプレッソ

 

プチプラで、気軽に

本当に美味しいカフェラテが飲めます♡




東京オペラシティというところ、

夫も私も、今回初めて来ました


この日は、こちらにある

東京オペラシティ アートギャラリー

が目的です


わ! これこれ♡ 素敵!




この展覧会の面白さ、というのがですね

今回、この企画の中身なのです


ワタシ、大好物な展開だったんです(∗˃̶ ᵕ ˂̶∗)

どういうことかと言えば、、まずタイトルが


『 ガラスの器と静物画   

    山野アンダーソン陽子と18人の画家 』です 


まずここに、惹かれるでしょう?


アラビアンナイト

アリババと40人の盗賊! みたいな!

( 全然違うやん )




この展覧会の良さというか、企画の中心には

【 言葉ありき 】なのがよく分かります


んとね。

分かりやすく 番号振ってみました◡̈⃝



① 山野さんと画家さん、一人一人が

    まず最初に、会話をするんです


② その、画家さんと交わした言葉をもとに

    山野さんがイメージして

    ガラスの器を作ります


③ 出来上がったガラスを見て

    画家さんお一人お一人が、思い思いに

    静物画に描くんです


④ 最後に写真家の 三部正博さんによって

    ガラスと絵の二つが 写真になります





白い壁に、ぽわっと 

ライトを浴びた 言葉が浮かんでいます


こんなふうに、ね

読みやすいように、下に改めて書きました



アンナBからのリクエストの言葉で

印象に残ったのは「牛乳を飲むためのグラス」

「小ぶりで、牛乳の冷たさを指で感じられる

薄いグラス」です。

それから、過去の作品から

植物や虫の印象もありました。

アンナは 焼きたてのシナモンロールや

ボロネーゼのパスタを食べる時にだけ

牛乳を飲むそうで、

そのためのグラスを頼まれました。



出来上がった、実際のミルクコップが

コチラです




そのグラスを、会話を交わした画家さんが

絵にしています




④ 

これを、写真家の三部さんが 

写真に撮ります




これで1セット!  

とでも言うんでしょうか


一人の画家さんに対して

『言葉』 『ガラス』『絵』 『写真』

で展開してゆくんです

これが、とても面白かったのォ(*´˘`*)♡


それが、えーと、40人の盗賊なので

あ、違うな、18人の画家なので

全部で18人分 展開してゆくのです*࿐




ここからは、その一部を

一緒に見てくれると嬉しいナァ(*´∨`*)



「できる限り安定感のあるドリンキンググラス」

という彼女からのリクエストを受けて

「安定感のあるドリンキンググラス」とは

何かを考えました。

水の入った背の低いドリンキンググラスが

大きくのっぺりとした白いテーブルに

ぽつんと置かれている様子を想像しました。



② 

夫はこのグラスが、一番好みだと言ってました 

分かりやすく、お酒ありきですナ 笑



③ 

パンプスで、踏まれてるじゃないのー!笑






今回の、ガラス作家 山野さんの

「言葉のみで説明してもらう」という条件は

海外暮らしの経験から思いついたそうです



同じ言葉を使っていても、社会背景や

経験によって想像する形状が異なること

その生活環境の違いから生じる

ガラス食器のあり方を 画家と共に考えたい


そうすれば、連想ゲームのように

言葉や表現にズレが出て

自分の想像とは違う着地点になる楽しさがある

と思ったそうですよ*࿐





リクエストの言葉から「家にいる時間」

「冬の夕飯』「木のテーブル」

「それがある食卓の雰囲気」が心に残りました。

ニューヨークにいる八重樫さんを思いつつ、

自分のスウェーデンでの生活も重ねて

冬の暮らしの場面を想像しながら

ガラスを作りました。

木のテーブルに映るガラスの鈍い影が

冬を意識させる気がしました。



② 

うーん、冬の夕飯

なんていい響きなんだろw

並んだ二つの器に、どんなものを載せるのかな

と想像していました

大体、食いしん坊が想像してるモノなので

勿論食べ物です 笑




③ 

この画家さんが、イメージした 

二つの器を絵に描くとこうです!


あ、、、ヤバい 笑

こうなると私ったら、てんでわからん人でw


言葉からの、イメージを表現していると 

分かりつつも

ちゃんとこれ、よく見て描いた?? 

と聞きたくなる、どシロウトです 笑


やはり絵って、目で見て描くこと

それだけが全てではないですもの、ね




とは言ってもー、

ね?  そこのアナタもw

うんうん、確かに二つあるな〜!

ってことしか、あと分からんでしょ?笑





そういえば、展覧会の中でね

お一人の画家さんが

フライングで、絵を描いてたんですよ


山野さんと対話をしたあとに

山野さんがガラスを作って

それを見てから絵に描く、、なのですが


その器の出来上がりを待たずに

その画家さんは、自由に描きたいから!

と言う理由で、先に絵を描いてしまうんです



さて! 出来上がったガラスの器と

その絵は、どうだったと思いますか?


お二人の想像力が見事だな、と感じました

(見事、、って 笑

   いや、ほら、上から目線ではなくね 笑)



木村さんからの言葉で印象に残っているのは

「花が開く寸前の蕾」「ふっくり」

「 まっすぐには伸びていない茎」

「ゆるやかな動きのある脚」です。

春のような、爽やかで

暖かみのあるものをイメージしました。



② 

夫は、これもいいナァ〜と言っていて

意識してなかったみたいですが

気がつくと? 

好きなのは、どれもお酒関係でした 笑




ワイングラスの

ステムと呼ばれる 持ち手の部分は

まっすぐに伸びてない、、茎なのです

曲がってますもんね




私が ミルクコップの次に

好きだったのは コチラでした  ↓



伊庭さんからのリクエストで

初めにイメージしたのは

「半透明の小石のような宝石」でした。

ガラス玉の根っこのような。

それを蓋に表現しました。

「大事にお菓子を保存する容器」「振出し」

という伊庭さんの言葉を読み、恥ずかしながら

「振出し」を調べてしまいました。



② 

私も調べました 笑(*´艸`)






③ 

わー  ヤバい!笑

これを見て、大好きな 

ハマスホイを思い出してました♡


ハマスホイは、その白に特徴があります

北欧のフェルメールと言われた画家です



図々しくも

コチラの記事をリンクしますので

お時間あるときにでも、、宜しければどうぞ♡


ハマスホイとデンマーク絵画





山野さんの、こんな文章がありました


幼い頃、飲み終わった

グラスの底を見つめながら、

向こう側の景色を見ていたことを

思い出しました。


昔の窓ガラスは、シリンダーを吹いた後に

口底をカットし、パイプ状になったガラスに

縦に切れ目を入れたものを再び加熱し直し

平たくすることで作られていました。

つまり、シリンダーという形は

「窓」の原点とも言えます。


リクエストを読んだとき

「 向こう側を見る『窓』」としての器

という言葉が強く残りました。




私は、昔のガラスが

そうやって作られていることを

知らなかったけれど、

飲み終わったグラスの底から覗く

景色を知っていました


そのあと、大人になって

牛乳瓶の底のようなレンズから

景色を見ることになろうとはー!笑


そんなに近視が酷くなるとは

思いませんでしたが、、ゆえに

今も コンタクトレンズなわけですね 笑




その他にも、素敵な言葉たちがあり

絵があり、写真があり

沢山紹介したいのですが

長くなり過ぎますので、、この辺で (❁ᴗ͈ˬᴗ͈) 



これが、18人の画家さんで

展開されるのですから、、

楽しくて面白くて 予定よりも大分長く

長居してしまうわけです(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎) 





そして最後に

デザイナー・須山悠里さんの手によって

アートブックとなるのです



本展は

ガラス、絵画、写真と、山野さんの言葉で

構成されていて


見る側が

それぞれのアーティストたちの間に生まれた

ストーリーを想像しながら、絵を見て

写真を見て楽しめる展覧会となっています⿻*.·




個人的な感想です


ワタシは、多分、、ですけど

飽きっぽいのかな〜 笑


ガラスだけ、絵だけ、写真だけ

だと、こんな感情が湧いたかナァ、、

と、あとから思ったんです



言葉を交わす、対話を重ねる

そこから生まれくる、、想像力って

素晴らしいな♡って


最初に言葉があること、、そして

そこから展開してゆくという、この形が 

とても好きで、愛おしく思えたのです


3月24日(日)までやってますので

皆さまも 機会があれば、、是非に♡( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )





おまけw  鳥さん♡笑

常設展もありました





いつも こちらにも

ありがとうございますꕤ*.゚


いいね、いいねの再度押し

過去記事への沢山の足跡

フォロー、メッセージ

ありがとうございましたꕤ*.゚



立春の頃って 本当寒いですね

あったかくして お過ごし下さい(♡ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾




あっという間に時間と、日にちが過ぎて

ブログ巡りが、また出来ていません

ゆっくりとお邪魔しますね♡



毎日更新される方の

全ての記事を読めなくてすみません^_^;


プロフィールにも書いてますが

←図々しくもw

ブログを続けやすくするために

コチラのいいね欄から皆さまの

最新の記事に伺っております

(個別に事情を聞いております方には

   そのようにはしておりません)


仕事の移動時間や、真夜中など

コチラの時間のある時に 改めて

読ませて下さい、よろしくお願いしますꕤ*.゚



皆さまいつも、ほんとにありがとう♡

2月になって〜今月も宜しく♡ 

って言うのを、、、忘れていたワ(´◡`。)



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