ハマスホイとデンマーク絵画 | Thanks cherish now ♡

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(●´ω`●)ゞ



さて、本日は 東京都美術館で開催中の
『 ハマスホイと デンマーク絵画 』の記事です

よろしければ お付き合い下さい◡̈⃝



ハマスホイは 
北欧のフェルメールと 呼ばれました


これは 
ハマスホイの 奥様の後ろ姿です   ↑↑↑

ハマスホイは、奥さんをモデルにした絵を
何点も描いているんですね

この 音もないような静けさを 色に表し 
絵にすると こうなるのでしょうか、ね





他にも、音のない絵が 沢山ありました

普通はほら、
絵からも 
音が聞こえてきそうでしょう?


あの静謐さが売りの、ユトリロの絵でさえ
教会の鐘の音は 聞こえてきそうなのに、ですよォ

それが 無いのねー。

うむ。
音声ガイドは 宮沢りえさん^_^

解説の、宮沢りえさんの声が 
心地よくて、ね

そうだな〜、ポッキー何本分かな? 
語ってくれてますよ( ´艸`)ww





ところで
デンマークの中心地から離れた北端に
スケーインという漁師町があります

場所は 地図の一番上です  ↓↓↓


ここは、鉄道も通っておらず、港もない
宿屋は一軒だけという 静かな海辺の町です


そこに、都会から離れて より自然豊かな風景と
そこで営む人々の暮らしを 
そのままに描きたいと思う 画家たちが集まり
美術村が出来上がるわけですよ


そうそう、ミレーが代表的存在であった
フランスのバルビゾン村
フォンテーヌブローの森近くも そうでしたね





こういったことは
19世紀中頃から 20世紀初頭にかけて
ヨーロッパ以外にも アメリカや オーストラリア
などにも見られる 国際的な現象だったんですね


当時としても
そう言われると 想像がつきそうです

近代化された都会では 失われてしまった
昔ながらの暮らしや郷愁、自然と共生する 
人本来の姿というか、、
村には それがあるわけです


画家たちは、手付かずの より自然な場所を 
求める傾向にあるのでしょう

そういったことから、
そこには 
画家たちのコロニーが 出来上がってゆき
その場所からまた
別の新しい芸術が 発信されるんですね





そこに当時、クロイアという国際的に有名な
画家さんがおりましてですね

マァ、国際的と言いましても
この頃の国際的というのは ヨーロッパ全体で!
というあたりのことですが


↑↑↑
左がクロイアさんと、その奥さんです


この 漁師町のスケーインという場所が 
大変気に入りましてですな、夏の間はここで過ごし
明るい絵を 沢山描いているんです

印象派の画法も学んでいます


クロイア夫婦は、揃って この村の文化の
中心的な存在だったようで、、

クロイアが描く、青い絵画と呼ばれた絵たちは
スケーイン村のイメージ形成に寄与し
多くの人々を 
この小さな漁師町に 惹きつけることになるんです





この クロイアは、芸術家たちの自由学校
というところで 教鞭をとり
ハマスホイをも 指導しているんですね!

ハマスホイは 多分授業の
話を
聞いてなかったんだな 笑 ←んなわけないw


ハマスホイに対しての
クロイア先生の言葉がね、面白んですよ


「 私の教え子に 極めて奇妙な絵を描く者がいる
    私には 彼が理解出来ないが、
    優れた画家になるだろうから
    彼を 感化しないようにしている 」


ハマスホイ
独特なパレットをご覧下さい   ↓↓↓





他の アカデミーの教授は こう言っています


「 灰色と白の 4つの絵の具の塊が のっていて
    これが 牡蠣の殻が
    パレットに 載っているように見えた」





クロイア先生は
ハマスホイが 独特な光を描くことを 
私には理解出来ない、、といっていました


尊重しながらも、、先生ですからね

授業ではたまに、先生の手直しday って日が 
あったんだそうですよ

そんな日は、ハマスホイは決まって
どこかに姿を消して 授業には出ていない、、
という 友人の話もあるそうな

こういうのが なんだか面白いですよね〜。




しかし、ハマスホイは
クロイア先生を 尊敬していたそうですから!

自分とは異なる 芸術志向を持った
クロイア先生の元で 学びながらも

オリジナルな表現を大事にして
彼の表現するところの
光を 獲得していったんでしょうね





今日も 美術館への寄り道に
お付き合い下さり ありがとうございます◡̈⃝♡

ではでは 皆さま〜また!
良い週末を お過ごし下さい(*Ü*)❁*.゚ 



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