【Bike Shop LARIMAR】ボクと彼女とカワサキと

【Bike Shop LARIMAR】ボクと彼女とカワサキと

趣味も仕事もバイクだった・・・

今回、【Ninja ZX-4RR】の作業をご依頼いただき、作業を行っています。

 

 

その中の一つ、フェンダーレスとウィンカー交換

 

アクティブ製のフェンダーレスと【LEDナンバーサイドウィンカー】

 

 

スッキリしスタイリッシュ!

アクティブ製品は精度も良く、取付けに困ることはないのですが、

 

が・・・

 

が・・・

 

やはり気になる配線

 

 

 

1・メインハーネスをチョン切って、双方ギボシ端子にする

2・ノーマルウィンカーの配線をコネクタ部分をチョン切って、ウィンカー配線にハンダで繋ぐ

3・新しくコネクタと端子を入手し、ウィンカー配線に端子を圧着しコネクタで繋ぐ

 

手っ取り早い方法は1ですけど、あまりにお粗末なので論外、即却下!!

2の方法はどうしてもって時はやりますけど・・・ね(もちろん、捨てるようなウィンカーASSYからコネクタだけ摘出して)

 

ここは、やはり3の方法

 

数年前から現行のカワサキ車の多くは住友電装のこのコネクタ。

謎のこだわりでちゃんとノーマルと同じ「黒」と「青」のコネクタを入手

 

 

 

はい、コネクタで接続です!

 

今は便利な世の中。欲しいコネクタは余程特殊なものでなければ一個からでも手に入ります。端子も予備が欲しければバラで入手できます。これを活用して安全で確実な接続をしない手はないですよね~~


 

そうそう、こんな電源取出しコネクタという、一見便利そうなパーツの売られていますが、稀に落とし穴へ落ちる人が・・・

 

2Pコネクタの場合、カワサキ車用となっていてもモデルと場所によっては+と-が逆になることもありますよ~~

メインハーネス側の配線の色やハンドテスターなどで確認はやはり必要みたい

 

 

 

 

 

もともとは他の修理で入庫したCBR600RR

 

シートを開けると・・・

 

 

おぉ~なかなか(笑)

 

ご依頼の作業を行い、やっぱりそのままって気にもなれず・・・

 

 

はい!さっぱりしました!!

 

 

 

引き続き、CB750

こちらも他の作業で入庫した車両ですが、シートに噛み込んでしまっている所もあり

 

 

 

 

見えない所ですよ、繋がってはいますよ、でもね・・・

気持ちの問題なのでしょうけど

 

ボクは気になって気になって

 

 

 

修理で入庫した車両です。

 

配線のやり直しです。

 

どこぞのショップでバイトの兄ちゃんが作業したのでしょう。

あちこち微妙に噛み込んでるし、何より見た目が汚い。

 

そしてこれ

 

 

「結束バンド」

 

 

あちこちの結束バンドがこんな切り口に・・・

こりゃ~、あかんやろ!!

 

見えへんトコやから言うて適当な事しとって、いざ見られたら・・・恥ずかしいですしね

 

 

いつ触られても大丈夫なように・・・手入れしときましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

2019モデルのNinja400

 

ギヤを入れクラッチを繋いでも前に進まないと連絡がありました。

レッカーで入庫し確認するとクラッチレバーの遊びは無くなりパンパン。

 

チャチャっとクラッチカバーを開けオペレーティングプレートを外すと、案の定、プレートは真っ黒に焼けています。

 

 

が・・・オペレーティングプレートを外す時に少し違和感があったので、よ~~く見てみると

 

わかります?おかしいでしょ??

・・・オカシイデショ!!・・・オカシイデスヨネ??・・・

 

 

このNinja400、走行距離5万キロとちょっと。

恐らく、フリクションプレートの奥と外がペーパーベースで間はコルクベース。

そこはあまり影響していないとしても、多分、急激に滑り始めたはず。

こんなモンと言えなくもないけど、部品交換だけでは不安だったので、セット長を少し厚くしておきましょう。

で、×××と○○〇もあれしてこれして、ゴニョゴニョして。

 

以前は部品単体で見てたからよくわからなかったけど、症状が出ている車両を見ると違和感ありありでした。

何事も全体を見ないとですね!

 

 

 

 

Ninja ZX-25Rをレギュレーションに合わせて「JP250仕様」にしたのは今年最後の鈴鹿4耐に出たかったからです!

 

 

やっぱり綺麗な車両で走りたいと、同じくNinja ZX-25Rで参戦するチームから手持ちのカウルを先に回してもらい、チームメイトを介して無理な納期と料金で塗装してもらい・・・土壇場でECU書き換えもしてもらい、なんとか出発の2日前には形になりました!

前もって準備できなかったくせに本当にわがまま言ってすいません。みなさんのご協力あって綺麗なマシンになりました!

 

 

 

なのに、なのに・・・なのにぃ~~!

 

 

あぁ~~っ、やらかしてしまいました。

マシンが綺麗だったのは決勝1周目の2コーナーまで

 

 

本当に反省しています。

スタート直後の混乱が容易に想像できる状況なのに、何故そこを走っていたのか悔やまれます。

自分が接触するかもしれないとは考えて行動していたけど、考えが一歩及ばず、浅はかでした。

自分たちのタイムやポジションを考えて、そこで欲張る必要なかったのに3コーナーで有利な位置にいたいと考えたのが間違いでした。

 

 

 

同じピットの他チームも巻き込み、こうなって・・・

 

ペアライダーの愛車も

 

躊躇なくバラバラにされ・・・

 

 

やらかした本人、迷惑かけてるくせになんか楽しくなってきて・・・

 

 

一時間遅れでペアライダー再スタートし・・・

 

 

まさか!の自己ベスト更新する激走。

 

規定周回数には及ばず、完走扱いにならずともチェッカーは受けれました!

 

 

 

今回、いろいろとありましたが、「耐久レースに出た!」って感じです。

 

 

 

最初で最後の「鈴鹿4耐」は最初から最後まで多くの方に知恵とお力を頂きました!

ありがとうございました!

 

 

 

 

 

そして一番は・・・「だって、出たいもん」と子供のような我がままを聞いてくれ、一番近くで支えてくれ、一緒に頑張ってくれたタカに感謝です。ありがとうね。