10月の「鈴鹿ファンラン最終戦」にて、予選前にエンジントラブルでリタイヤになった【Ninja250(EX250L)】
修理で入庫したので、本格的に作業していきます。


現地で手でクランクを回し点検した時、明らかに『何かが』噛み込んでいる感覚だったので、エンジンを降ろして点検開始。

ピストン上面に異物。噛み込んでる感覚があったのはこれですね。

異物は磁石にくっ付いたので・・・ポートを除いてみると、見事にIN側バルブガイドの一箇所が割れていました。この破片がインレットポート内で動き回って、最終的に燃焼室へ落ちたのでしょう。スロボのバタフライバルブにも打痕がありました。

ミッションの調子も悪かったそうなので、ミッションも点検。
サーキット走行、特にスリップを使い合うレース中では「ギヤ抜け」は他車を巻き込む大きな事故になりかねませんので、念入りにチェック。
ミッション不調の原因は他にあり、運よくギヤ自体は損傷なし。
いろいろ要因が重なってバルブガイドが破損したのでしょうし、「タラ」「レバ」ですけど・・・
ミッション不調を感じた時点でチェックしておけば、防げたエンジントラブルかもしれません。


ピストンとリング、INバルブを新品に。シリンダーとシリンダーヘッドは中古。中古ヘッドと新品バルブなので、ひと手間加えて組み上げます。

バルブクリアランスは諸説あると思いますが、ボクはオーバーラップが少なくなる方向の上限狙いで調整。
Ninja250のサービスマニュアルや補給部品ではシムは【0.05mm刻み】ですが、中間サイズのシムもあるんですよ!
KX250やZX-10Rなどは部品の設定もありますが、サイズは同じでもチタンバルブ用とシムは違うので、自分がNinja250に乗っている頃に、ちまちま集めたシムです。微妙な調整ができます。
ついでに、今更ですけど、タンクキャップをキーなしで開けれるようにして、メインスイッチも外して加工。「キーを忘れても大丈夫」な仕様に。
来シーズンのスケジュールはまだ発表になっていませんが、来シーズンは全線、完走してくださいね!!