台本読解を学べる場所が欲しい……

どうしたら読解力をつけられるのか……

 

 

そんなお声にお応えしようと思い、11/20(土)にいよいよ開講。

 

台本読解塾 。

右 詳細・お申込みはこちら

 

 

 

おかげさまで、早速お席が少なくなっております。

 

たくさんのお申込み、本当にありがとうございます!!

 

 

 

ワークショップは、皆さんと一緒に台本読解を進めていきたいと思っていますので(Zoomのチャット機能を使用して、双方向でコミュニケーションを取りながら進める予定です)、お席を限定させていただいております。

 

 

現在、昼/夜ともに2〜3席ずつが空いておりますが、一旦、

明日、11/16(水)  23時59分をもって、募集締め切り

とさせてくださいm(_ _)m

(予定時刻より前に満席になりましたら、その時点で締め切らせていただきますこと、ご了承ください。)

 

募集は締め切りとなりました。ご応募、ありがとうございました!!

 

 

 

▼詳細・お申込みは、こちらから!!

 

 

 

基本的には、現代劇の台本を読み解いてゆきますが。

 

今回、課題台本の一つに「現代劇の会話」以外のシーンを入れようと思ってます。

 

 

ちなみに、前回、EQ-LABで実施した台本読解クラス「声優のための台本読解講座」では。

そうした課題の一つとして、詩人アルチュール・ランボーの詩の読解を行いました。

 

 

 

▲アルチュール・ランボー。15歳で詩を書き始め、20歳で断筆。それで伝説の詩人とは……天才って、すごいですね。

 

 

 

実際、オーディションや演劇学校の課題で、詩の朗読なんてのもあったり。

現代演劇だけじゃなく、古典もやっておいた方がいい……という先輩のアドバイスで、半ば義務的に「学んでおいた方がいいのかな?」なんて考えてる方。

 

もちろん、古典劇の舞台に興味がある、といった俳優さんもいらっしゃるでしょう。

 

 

 

 

そこで、今回の「現代劇以外の課題」は……

シェイクスピアの古典劇を、課題台本の一つに入れさせていただきました!!

 

 

お題は、皆さんご存知……

 

『ロミオとジュリエット』!!

 

 

 

いきなりストーリーも知らない作品を「丸一冊読んで来い!」っていうのはあまりに酷なので(笑)。

なんとなくのあらすじだけは誰でも知ってるという物語をチョイス。

 

と、いうわけで。

わざわざ本を読んできていただく必要はありません。

(念のため、教材に簡単なあらすじを記載しておきました。それだけ把握していればOKです!!)

 

 

 

この、『ロミオとジュリエット』。

僕の世代だと、バズ・ラーマン監督の映像美が美しくも切ない、レオナルド・ディカプリオ主演版の「ロミオ+ジュリエット」(96) が印象的。

 

 

 

▲「ムーラン・ルージュ」「華麗なるギャツビー」(2013年版) でも炸裂ていた、バズ・ラーマン監督の色彩美はクセになりますね。

この監督、個人的には、高校生の時に観た「ダンシング・ヒーロー」が妙に印象に残ってます。シンディ・ローパーの名曲 “Time After Time” が心に残る映画でしたね……。

 

 

 

あるいは、世代はもっと古いですが、フランコ・ゼフィレッリ監督版の映画化 (68) は世界的にも大ヒット。

「ゴッドファーザー/愛のテーマ」でも知られる作曲家ニーノ・ロータによるテーマ曲は、何度聴いても心を揺さぶりますよね。

 

 

 

▲「ロミオとジュリエット」のテーマ。いい曲だなぁ……。

 

 

 

今回の台本読解塾でチョイスしたシーンは、ジュリエットがいよいよ「計画」の実行を決断する場面。

基本的には彼女のモノローグですが、そのシーンの頭に乳母とキャピュレット夫人(ジュリエットのお母さん)も登場するので、脇役の演技についても学べる場面です。

 

 

 

▲どうしてあんたはロミオなの〜

 

 

 

古典劇のセリフには、苦手意識や食わず嫌いを起こしている方も多いと思います。

「めちゃくちゃハードルが高そう」と……

 

 

ところが、そのハードル。

<古典劇=難しい>

というのは、完全なる誤解

 

 

確かに、一見すると言葉遣いなども難しく感じますが(現代の日常的な言葉ではないので、そう思うのも無理はないですよね)、実は、その会話構造や台本読解のレベル自体は、

<古典劇=易しい>

正解なんです!!

 

 

そして、これこそが、多くの先輩俳優や演技コーチが「古典劇は勉強しておきなさい」と言う理由。

「難しい方程式だからやっとけ!」ということではなく、むしろ

「易しいところからちゃんと学んどけ!」

という意味。

 

 

現代劇こそ、その会話の構造は複雑。

数学で言えば、「なんちゃら関数」くらい難しい。

 

 

だから、その前に。

まずは算数や九九をちゃんと学んどけ!!

というのが、先輩たちの「古典劇、やっとけ!」のアドバイスの真意なんですね。

 

 

 

▲まずはココから。

 

 

 

今回。

まず始めに、短い現代劇のモノローグを例題的に読み解いていただいた後。

メインになる長めの課題台本を2種類ご用意。

 

そのうちの1問目が『ロミオとジュリエット』となっています。

 

 

 

そして、最後の1問は、映画や舞台などでも登場するような「現代劇」の会話シーン。

 

 

 

この2問を読み解いてみると、一見した難易度は

 

現代劇<古典劇

 

だと思ってたのが、実は

 

現代劇>古典劇

 

だってことが、よくわかっていただけると思います!

 

 

 

いろんな台本にトライして、どんどん力をつけていきましょうね!!

 

 

 

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※11/16(水)  23時59分をもって、募集締め切りです。

終了しました。ありがとうございました!

 

 

 

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