昨日スーパーへ行ったら
いつにも増して
お花や、フルーツ、ステーキ肉が
てんこ盛りで売っている!
あれ?
今日は何かイベントあったっけ?
と、POPを見たら「母の日」と
書いてありました!
そっかー、母の日でしたか。
我が家はもちろんスルーですよ 笑
夫も子供も何もくれませんし、忘れています。
夜ちょこっと「今日母の日らしいよ?」と
言ってみたら2人揃って、テレビ見ながら
「あ、ありがとー」だって 笑
いやー、予想通りの反応。
私はこれが嬉しいんですよ。
お母さんに特別に
感謝をカタチで表すとか
しなくていいと思っていますから。
むしろ、形式的にそんなことされたら
「しなくていいよー」って思っちゃう。
私が子供を育てて思うのは
感謝するのはむしろ私の方だということ。
母にならせてくれて、ありがとうですよ。
私、母にならなければ
「自己犠牲させて貰える幸せ」
という新たな感覚と経験を
知らずに死んで行くことになったと思うからです。
自分を犠牲にする
誰かに一方的に尽くす
自分より誰かを愛する
↑これは、通常の人生では御法度。
良くないこととされますね。
確かに、仕事上や、友人関係では
やらない方がいいでしょうね。
間違いなくボロ雑巾になって
ウツになります ^^;
だけど、子育てでは
この「禁忌」をやらなければならないのです。
御法度を破りつつ、ボロ雑巾を回避し
しかも!
お互いに幸せにならなければならないのです。
これ、究極の「人間修行」だと思うのです。
めちゃ~くちゃ難しい。
先日、カウンセリングの後
クライアントさんが
「子育ては1つ1つ悩むし、考えるから
すごくエネルギーを使う。
同時に自分のトラウマみたいなものも
刺激されるから
軌道修正を繰り返す」
と感想を下さって
とっても共感しました。
その通りだと私も思いました。
子育てというのは
強制的に自分と向き合わされる
のです。
自分がイチから育て直される感覚です。
これが、しんどくない訳がない。
すごーくパワーを使う。
ここにパワーを使わなくて済んだら
おそらく
あと3倍位は仕事にエネルギー使えると思います^^;
だから修行に感じるのですが
でもその分、得られるものは大きいと
実感しています。
私は、子供を通して
社会と繋がったり
子供の興味を一緒に体験したり
新たな世界が広がる幸せな経験をしているし
逆に
心配しすぎたり、迷ったり
反省したり、自己嫌悪に陥ったりの連続だから
それこそ
自分の思考の癖に気付かされたり
感情のコントロールなんかを
意識せざるを得ない。
で
これらの気付きが
何につながるかというと
「人間力」の増幅だと思います。
「人間力」とは、なんと
内閣府が定義しているんですよ!
>>「人間力」が何を意味するのかは、内閣府の人間力戦略研究所によって明確に定義されています。
「社会を構成し運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力」であると明確に定義されていて、「知的能力的要素」「社会・対人関係力的要素」「自己制御的要素」の3つで構成されるものとされています。
>>引用元リクナビネクストジャーナル
✔知的能力
✔社会・対人関係力的要素
✔自己制御的要素
が、人間力の3要素だそうですが
これらって、自から努力しないと
強化できない分野だと思うんですが
子育てをしていると
これらが間違いなく鍛えられている感が
あるんですよ。
だから、母の日は逆に
子供に感謝する日であると思っている訳です。
私も、自分の母親にも義母にも
毎年何もしていませんよ。
特に、私のおかげで私の母は
少しはまともな人間になったんじゃないかと
思っている位なので 笑
▶両親との再会を書いた記事
親だから偉い、親は感謝すべき存在
ってのは違うと思うのです。
親が子に犠牲を払うのは当然だから
それを特別視しない。
むしろ親は子から、沢山の幸せを貰っているはず。
お互いが対等で
お互いが好きであり
お互いの存在にナチュラルに
感謝できていればそれでいいと思うのです。
さえこ
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