中国語は話さなくてもいい、書けば通じるものです!苦手な発音ではなく、お馴染みの漢字で文字と文法を先にアプローチしたら、中国語は挫折しなくなります。
中国語筆談に役立つ漢字単語集、略して「漢単」。今日は第五十八番の常用漢字「之」を紹介します。
日本語:音読み「シ」、訓読み「の」「これ」「ゆく」
中国語:「ジー」(zhi1)(下出っ歯)
使い方
実は、日本語の訓読みの通りに、この「之」は三つの意味があります。しかし、この字はほぼ漢文の名残で、文語の表現でしか見当たらないです。
中国語では漢文臭い文章、または特に論語調の言い方を「之乎者也」(ジーフージェーイェ)で皮肉してます!
分かりやすく今風に言えば「うざい」になるのでしょう。
「之」の三つの使い方で「ゆく」「これ」という意味はほぼ漢文にしか見当たらないです。
残りの「の」は四文字熟語によく見かけられます。
「忘年之交」(ウァンネェンジージャウ)
「赤子之心」(ツーズジーシン):戦士の愛国心などなど
ちなみに、中国人は日本の化粧品が大好きですので、メーカーがわざわざブランド名の「之」を「の」に変えます。「之」は銘柄などによく使うので。
最後に、「の」「これ」「ゆき」以外、意味はなく、ただ文構造を支えるだけの使い方もあります。例えば、「久而久之」(ジュウアジュウジ)、意味はだんだんにです。
しかし、この二通りの使い方はいずれも「的」に使われてます。「的」の方が一番肝心です。
では、また明日お目にかかります!
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漢字単語集に対する理解は深めるでしょう

★漢字単語集の再開★
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