地震の防災対策：要援護者名簿が完成②
この結果、名簿登載の同意を得たのは1489人だが、現状で災害時の支援態勢が整っているとみられる「施設へ入所や入院、転居などによって不在の人」（382人）と「同居などにより支援可能と確認した人」（412人）を除くと、名簿への登載率は94・4％に上った。
さらに、この対象とは別に、要支援・要介護の認定を受けていなくても高齢で独り暮らしの人など、民生児童委員が必要と判断した326人も加え、名簿への登載は計1815人（1688世帯）に上った。
名簿は住所、氏名、性別、年齢、電話番号、要援護の状況などを載せ、自治組織別に作成。名簿については毎年9月に更新する予定という。
名簿提供の手続きは、まず自治組織から災害時の組織体制が構築されていることが分かる組織体制図などを提出してもらう。その上で市と自治組織で覚書を結び、名簿を提供。その際には、地域で個人情報を管理する「情報管理者」も定めてもらう。
市は説明会を来年1月から2月にかけ旧田辺市2会場、旧町村部各1会場で開催し、3月から名簿の提供を始める予定だ。
市の岡本美彦総務部長は「大規模災害が起きた場合、被害の軽減には地域住民の助け合いが重要で、特に沿岸部では津波からの避難で迅速な対応が求められることから、要援護者の名簿作りに取り組んだ。災害時に地域で支え合うための基礎資料として活用してもらいたい」と話している。（紀伊民報告）
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地震の防災対策： 要援護者名簿が完成①
東南海・南海地震など大規模災害に備え、田辺市が取り組んでいた、自力での避難が難しい高齢者ら災害時要援護者の名簿が完成した。町内会などの自治組織に情報を提供し、隣近所で助け合うために活用してもらう。民生児童委員が訪問し、対象者のうち支援が必要とみられる人の9割余りから名簿登載の同意が得られた。市は来年1月から、自治組織の代表者らを対象に名簿提供のための説明会を市内各地で開く。
市防災対策室によると、名簿作りは市の保健福祉部が保有している情報をもとに、要支援・要介護の認定を受けている65歳以上の高齢者で独り暮らしの人や高齢者だけの世帯、身体障害者手帳などを持つ障害者で独り暮らしの人ら2371人を対象に、民生児童委員が訪問して名簿に載せることの同意を得る方法で行った。
この結果、名簿登載の同意を得たのは1489人だが、現状で災害時の支援態勢が整っているとみられる「施設へ入所や入院、転居などによって不在の人」（382人）と「同居などにより支援可能と確認した人」（412人）を除くと、名簿への登載率は94・4％に上った。
ブログ内リンク： 首都直下型地震のシミュレーション
地震が起きたら： 避難時の注意点④
【足元・頭上に注意！】
足元に加え、頭上を良く確認してください。何か落ちてくるかもしれません。
地震でブロック・塀などが倒れやすくなっています。近づかないようにしましょう。
玄関先の門・塀や道にある自動販売機にも注意しましょう。
高圧電線にも注意しましょう。切れて下に垂れ下がっています。
バイクに乗った新聞配達の方が感電されるケースも発生しています。
地割れや地面が陥没している場所もあります。
当然のことながら、崖や川べりのそばは避けて下さい。
急いでいると事故に遭いますので、こんな時こそゆっくり慎重に行動しましょう。
日頃から、家族内で避難経路を決めておくと危険を減らすことができます。
ブログ内リンク：地震が起きたら 避難時の注意点③