使いこなさない、使えるCAEのブログ -32ページ目

努力・勉学 不要ならば信頼性UP&コスト低下 逆は逆 精度信頼性は幾何偏微分に注意

恵まれた大手はOKなのでしょうが
勉学は大きくは2つ  1)金・工数の問題 2)信頼性の問題
マニュアル化や標準化やら、活動があったりしますが、CAEは根本的に
平易化が大変困難いう問題があります。 それは、専門家が存在意義を誇示できる点で
嬉しい事でもあり、そこを、変に勘ぐられてしまうと厄介いう、そんな問題があります。
その余計な勘ぐられを、このブログが促進…。そんな可能性も大なのですが…。
長所ばかり認識の果てに&ベテランになり致命的短所に気づく その防止が目的ですが。

CAEの短所が致命的か否か? それはケース次第。大手はまぁ許容してCAEの活用優先
そこは海外は、転職社会 技術者は、十分投資できない会社を見切ってキャリアアップ
実力あれば組織を見切り、別天地で活躍できます。なので、短所は気にせず。実力UPがお得。
日本はそうも行きません。

海外は転職社会。経営側は、能力低い人はクビ 優秀な人材で固める でOK
日本の場合、難解でプロだけ利用できて ついてけない人はクビ、そうも行かない
まあ、解析技術者は、日本でも、転職が盛んではあるのですが…

要は、文化土壌が全然違う場所で、改良発展して来た解析ソフトを、 日本の技術者が使うのは
超難  克服すべく頑張ると、変な方向に逆走の危剣もあり



時間に追われ、解析が雑になりがち
技術独占したり その気なしでも 部外者には、その気ありに見られがち
「 うちは全て特注品 効率化は無理ですね 」てな訳でコツコツ作業 そんな技術者が現に多い

評価技術として甚だ問題多い点が露呈
打開すべく、例えば専門家のアドバイスを受けると
専門家の世界は、人・工数・などの 投資増大&工数増加&人材増強志向 
ですので、経営効率を目一杯上げて金稼ぎ そんな上層部と対立 罠があります
合理化ツール・人員削減ツールいう認識は広く 『費用効果資料出せ!』 みたいな話が多く注意

知る限り、良い環境で コツコツ解析に打込める人は、かなり少ないのが実情です
解析は、パッケージ化 効率化した方が、信頼性UPで、私はその路線
最近は、仕事を複数行う人が増えている そんな印象ですが


信頼性は、ぶっちゃけ努力・工数に反比例。  では精度は? それも努力・勉学で向上しない。 
そう思いますが。理由は、解析に、幾何偏微分が関わるからです。
三角で、∂x等の偏微分(=XYZ軸に沿った物理量差分値)正確に計算可能? 微妙な問題あり。
静磁場はじめ緩い問題は十分OK。構造解析の多くは(静解析も)無理=実体験上の私の体感
アセンブリは無理 部品単品では完成品の性能が不明いう問題あり

★三角(以降△)は、直角方向に物理量の情報がない 
★△では、隙間等の要所が良好に形成できず、重要箇所で、∂x∂y∂zが、正しく計算できない

手痛く利いてしまう問題があります。解消策は、コツコツ個別案件別に作るしか手段がない。 
(簡単な問題を除き)万能的解決策がないと思いますが、解決策提示せず、煽る筋に注意いうか
判っていない専門家が多いのか、軽く考えているのか…或いは間違っているのは、私の側? 
出来ているところを見て、『私が間違っていた!』 そんな風に驚きたいですが、現実は…
段差・貫通・多層・埋込等、簡単な基本形すら合致した解析モデルが作れない&結果も×&それが放置

こちらは、偏微分の説明 アイソパラメトリック要素での写像変換の説明
非アイソパラメトリック要素⇒60度弱の角度が持つ物理量から90度の情報を算出=外挿
アイソパラメトリック要素=回転等を伴う内挿  そんなイメージっぽい思います。
偏微分∂x・∂y・∂z これらを解く万能策があれば、勉強もお勧め的になるのですが…

勉学では根本解決困難なのに 『もっと勉強せねば』 そんなベテランも多そうで気になります
勉学価値を、過大評価か? 努力根性好きなのか? 騙されなのか? 単に判ってないのか?
『君は、先読みして見切ってしまう それが速くかつ正確 でもそれじゃ皆がついて行けん』

て訳で、設計⇒CAE そんな経緯の私ですが…。

諸々解析理論は 幾何偏微分が正しく解ける点が前提で注意! 勉学は、大して役立たない。
そこが読めて見切ってしまうのは、読みいうより実体験。…加え、構造系の弾性理論や材力は、
剛体・固定等、非現実な仮定想定が前提。理論的に合っていて現実と一致しない、間違いも多く
駄目なものは見切る必要あり。 見切ったら解消策を作る必要ありです。が、全般、その方向に
向ってるよう見えず、ソフトは(ボテッとした簡単形状限定等)似たコンセプト乱立。多様性なく、
多岐に渡る設計世界をカバーできてない。(事例も遍在気味)なのに使いこなし頑張りましょう
解析強化路線⇒ものにならず次代にバトンタッチ それを繰返してる懸念もあり

伝承問題は 組織内でもですが 大学 ⇒ 民間 そこでもあり。
工学部でCAEは割と盛ん。ですが、就職先でCAEしない。脱CAEは、よくあります
作業主体等、CAEが抱える問題を重視し、見切ったり、離反したり、
日本のIT業に見られる 人×工数的枠組に、CAE分野も浸かり、悪戦苦闘的な点が一番問題
派遣や業務代行が多く、優秀な人が見切る傾向も見られる、残念な体質を、正す必要性 
作業に頼っていては、精度・信頼性も低下 工数*+コスト所要時間増大 問題はそこですが
かといって V&Vは、人・工数投入する正攻法正論的的強者の流儀。日本企業は大手も多くはその流儀でなく
断然に弱者の術が優性(正論は却下)。そこは注意

勉強不要化 努力不要化 CAEにおける 非主流派の必要性

青色発光ダイオードにおけるセレン化亜鉛組は、主流派&本命派ながら製品ものにならず
敗れ去ったのですが、本命技術が、壁を、乗越えられず オワってしまう、
一過性で長続きしなかった。そんな事は、意外に多い現実があります  果たして…
リニア EV(バッテリーカー)燃料電池 原子力 有機EL スパコン 巨大戦艦 
シェールガスも怪しいいう…
 
電気で湯を沸かす流行ったCO2ヒーポンも 高効率ガス給湯器に較べ、今は劣勢とか。
本命になれない一過性だったのか?  当初の高効率ガス給湯器は、最低構成40kg超
性能も冴えず…普及しないモノにならない批難轟々。私も批判側。
今は追焚・暖房もできる高機能型が30kg(弱)。判らんもので…。一番の敵は、技術者の思込みいう
ところで、CO2給湯ヒーポン初商品化はノーマークの新潟老舗。皆痛い目に…。新潟の金属加工は世界最強ですが…
 

何であれ、より優れた、新しいものに取って代わる訳で、その時、それまで成功していた遺物や旧式に手を出してしまう そんな学識者の傾向に注意。 明治から昭和初期は、欧米列強に遅れ
秀才が植民地主義・帝国主義に(遅れて慌てて)手出し、最後は、勝組・主流派たるナチスドイツと同盟
失敗道でしたが…利権狙い筋に、騙され工作利用されてしまう=(遅れて手出しに加え)主流組が弱い追加理由っぽいですが

遅れた産業が、関わる事が多く、何となく罠が多い気もしますが、
軍産業などが、政治家や役人等を使い、秀才軍団を工作 毎度それで成功?失敗?
原発やスパコンは大丈夫? 起動力ある空母を先行開発しつ封印した戦争当時に似た状況?
安く融通利く効果的手法は他にないか? 考えない思考停止・他人頼み・依存体質は、失敗道になりがち

普及させたい筋・実績欲しい筋・利権筋・専門家筋の 意義・効果膨らまし虚飾粉飾の誘導に注意
その道に進んだエリートの方が 不本意ながら利用されてしまうのは、大変気の毒ですが
利用されてこそ一流有識者 御用体質に染まる名門故のリスクを学校で教えるべきなような?





大変申訳ありませんが)先生や研究者のいう 『できます』 は、多くの場合 『できません』 でして
ちゃんとやればちゃんとできます ちゃんとできない想定が、実用では重要で
そこを、モサモサやる後発隊が苦労=よくある定番 内紛勃発が最悪ですが…
話半分程度に聞いておかないと失敗します。なので、研究職が先発隊いう、
基礎⇒応用 分けるスタイルは、失敗しがち。前職で研究部門は、2回ポシャッてますが
先発隊のアイデアは、うまく行けばラッキー・ヒント参考程度。
主導権は量産を見据えた後発隊。 でないと不協和音が生じます。
CAEも、指導に従って、うまく出来なかったり、専門家が宛てにならない残念な傾向ありで、注意。
本来そうであってはならない分野ですが。(モデルにおける理想化等が原因)



革新は、邪道・非主流・非本命 大好き人間が起こします。 私の近隣は、変則商品で高収益いう。
そんな独創企業も多い土地柄。
赤穂浪士の地。こちらの播州人は邪道非主流非本流逆張り大好き、本流や正攻法は好まない。
それは、自分達が負ける道、相手の土俵、敵の策略 そう考える人が多いです。
しかし最近は… 気抜くとすぐ横並び平凡品 → 価格競争に… 勉学派の悪影響?

そんな訳で、有り得ない無茶な設計・非常識設計したら、どうなるか? 見てみよう 
「滅茶苦茶細長く」「滅茶苦茶薄く」「部品省略」「○を四角に…」
そんな数値解析が意外に革新のヒント。無茶する人を先発隊で起用するスタイルに似てます。
作ると高く付き、CAEで代替。様子見て試作実行。うまく行くと、かなり効果的です。
私のお客様は、(長期実験)耐久評価を、前倒し先行実施。 そんな開発スタイルで、
最後に完成品(長期実験)耐久評価では、製品販売後に結果判明で×。そこが厄介&面白い所。
耐久を、初期と最終確認の2度実施。初期はやや弱めの設計を解析で調査⇒耐久実施等。


速い&簡単&製品の長短所が良く判る(無茶な設計も含め) 設計が欲しいのはそんな技術計算
努力コツコツ勉強路線CAEで、出てくるのは、コスト工数かかり、時間窮した、雑な怪しい解析
そこは設計筋も判っており。勉強不要化・努力不要化 そちらをしつこく。かなり非主流ですが…

正攻法では、名古屋方面に、ボロ負けに負けてしまい、私の関連は、暖房機は新潟にもボロ負け
なので何かと非主流狙い。それがこちらの土地柄。生残り組・勝組・高収益組は、一点突破主義。
そんなのばかりで、田舎は要注意! 過去遡りますと、(弱者の戦略)ノーマークの田舎発に、
実は大手の勉強組は随分粉砕されています。  反対に…怖くないのは勉学組
負かされる側いう事が意外に多い。 油断できませんが、常識的で、読めてしまういう

無茶苦茶する人が、画期的商品のきっかけを作る なので先発隊に起用

モータ世界一 某CEOさんによると、試作可能な分野は、下記の要領で行けるらしいですが
手堅い常識的平凡品では満足しないようで、社風として、独創志向に見えます
下記風景は、前職で、似た事が少しあったのかな~ いう程度
大体同じ部隊&メンツで、トンテンカンテン それが普通と思いますが

何も知らないと、アレコレ模索したり、苦闘したり それで、良い製品ができてしまう
そんな事やってるうち、どうしようもない人が 敏腕設計者、 そして役員に…
よくあります。  例えば、… 具体的に思い浮かぶ顔が…。



競争相手の設計者が、激震するような、画期的な商品は、大体勉強苦手人でして
『賢いとは 一体何なのか?』  価値観もかなり疑義が出てきます。
賢人は、色々熟知しているが故に、2番煎じ的な商品しか生めない。アホな方が賢い!
そんなパラドクス。賢さ=思考の量 であるならば、知らない方が賢くなる事にもなります。
話が引用ばかり。考えていない風の専門家は随分多い気がしますが。
勉強=老化現象 そんな説もありましたっけ?

無茶苦茶する人の設計=安全軽視、マージンゼロ・余裕ゼロ そんな商品を思い浮かべがち。
それが解析技術者です。 
私が体験した独創品は、本来安全マージンゼロの無謀な小型化設計。
それが、別の条件が効き、安全マージン広く確保されてしまう。そんな代物で。
非常識過ぎて 『アレッ 異業種に参入なのですか?』 別の分野の違う部品と思う程、 
『解析する意義なし』
 思わざるを得ない代物が、CAE結果は上々。それも大変不思議でしたが…
流行のパラメータ最適化ですと、試すべくパラメータとして、選出する事が、有り得ない変則設計



電子回路やソフトウェア分野は、勉強せんアホは、使いものにならずアウトですが、
メカ分野はそうでもなく、かなり変わってて、面白いところです
非主流的な反対道をガンガン進む アホが活躍してこそ時計の針が進む! 
逆は逆な気がせんでもない。保身やら言い訳やらメンツや利権優先が…
青色発光みたいな、番狂わせ的革新は、設計ではよくあります。一方で、
主流派の技術が具現化する事は意外に少ない?
主流派が好む道は、意外に危剣?リスクあり?  そんな気もします。
粗悪そうで良好なB 見ためOK実は駄目なA  『世間はAだろうな フフフ』 てな事が読めるか
非主流的反対道を行く場合、緻密な読み、腹黒さが必要か?