さあ。
2学期がスタートしました!!
お子さんは、学校に行きましたか?
行き渋りましたか?
これは、ママにとっては、重要な問題ですよね。
やはり、ふつうに学校には行ってほしいですよね。
でも、行けない……。
なにが原因なの?
でも、お子さんは言語化できない……。
どうしたらいいの?
ママはお手上げになります。
まずは、ママの「学校に行ってほしい」「なんで行けないの?」「理由はなに?」「ママ、仕事休めないから!」
などなどの思いはいったん横におきましょう。
ママの思いが強いと、お子さんは自分を出せなくなります。
ママに遠慮するのです。気をつかうのです。
そうではなくて、お子さんの「学校に行きたくない」気持ちを、まず受け止めてあげてください。
気持ちを受け止めるというのは、「では、学校に行かなくていいよ」ということではありません。
「〇〇ちゃんの、今のきもち(行きたくないきもち)」を受け止めるということです。
あなたの今のきもちはそういうことなんだね、ということを受け止めるのです。
このひとことを言うか言わないかは、ずいぶん違ってきます。
お子さんは、ママが自分の気もちを受け止めてくれたという安心感が生まれます。
そこから、あわてずに、お子さんのこころを開いていきましょう。
お子さんと顔を突き合わせると話しづらいので、
ソファに横並びになってゆったり話を聴いてみましょう。
この日は、じっくりお子さんにつきあうつもりで、他の用事はキャンセルするつもりで腰を据えましょう。
初めて口に出したけれども、それは、もしかしたら積もり積もった気もちの表れかもしれません。
「うん。うん」「そうなんだ」と相槌を打ちながら、否定せずにアドバイスせずに聴きましょう。
初めて聞く話でも、「なんで、そんな大事なことを黙ってたの?」のような言葉もNGです。
行きたくない理由をぽつりぽつりでも、話すのを待ってみましょう。
まず、お子さんの思いを出させてから、次の対策を立てていきましょう。
(つづく)