「ママー、ママー。見て見て~」と、5歳の子どもがキッチンに来ました。

手には、おりがみを持っています。

 

ママは、夕飯の支度で大わらわです。

 

「〇〇ちゃん。今、ご飯作っていて手が離せないから、あとで見るね

 

そうママに言われたお子さんは、ちょっとつまらなそうに離れていきます。

 

 

理想を言えば、お子さんが話しかけてきたら、どんなに忙しいときも、

手を止めて、目を合わせてお子さんの話を聞いてあげてほしいのですがー。

 

 

ですが、いつでもお子さん優先にいかないこともあります。

 

火を使っているときや包丁を扱っている時に持ってこられたら、危ないです。

 

そんなときは、いったん

「わあ。おりがみで〇〇つくったのね」と受け止めてあげてから

「今は、火を使っているからあとで見せてね」

と言えるといいですね。

 

 

そしてホッとひと段落。ママが夕飯を作り終わりました。

 

 

さて。ここから重要です!!

 

 

「あとで、見るね」と言ったら、必ず約束を守ってあげてほしいのです。

 

 

つい、他のことに紛れて忘れてしまいがちですが、夕飯を作り終わったら、

必ず声をかけて、おりがみを見てあげてほしいのです。

 

 

お子さんも忘れているかもしれません。

でも、ママが覚えていて声をかけてくれたら、うれしいのです。

 

 

大喜びでもってくるでしょう。

 

 

「あとで」の約束を何回か守らずにいると、お子さんはだんだんあきらめモードに入っていきます。

 

そうなると、もう、自分からママに持ってこなくなります。

 

 

お子さんが大きくなれば、だんだんママに見てもらわなくても、ひとりで作ってたのしむでしょう。

 

 

お子さんが、「ママに見せたい!見て見て」という時期はあっという間に過ぎてしまいます。

 

 

過ぎ去ってから、さびしがるより、今、ママが求められている時に、

大いにお子さんとたのしい時間を味わっておくことをおススメします。

 

 

あとになって、後悔しないようにー。

ママの信用を落とさないようにー。