会社員時代に社内で有名な問題社員がいました。
中途入社した当初は幹部候補生のような扱いでしたが、いつの間にか様々な問題を起こすようになり弁護士がかかわるようなトラブルを起こすこともありました。
またセキュリティソフトのバージョンアップのような全員が行う難しくない作業でも、何度も何度も督促されて、対応していない最後のひとりになるのも定番でした。
私も彼を原因としたクレーム対応をすることもあり「本当に迷惑な人」としか思えなかったのですが、お金に関してがっつり学んだあと、彼への見方が変化しました![]()
彼は不動産物件を複数所有しており、物件のDIYに励んでいる話をしていました。
勤務時間中に競売物件サイトを見ていて![]()
先輩がめまいがするくらい怒って注意してもケロリとしていました。
直接聞いていないので私の想像ですが、もしかすると彼は、
首にされないで会社に所属さえしていればOK!
と悟っていて不動産経営が本業で、会社員は副業だったのかも。
会社に所属&安定した給与(=属性good!)をフル活用して
銀行から融資を受けて不動産物件を増やしている⁈
つまり資本主義社会でのルールを熟知していた⁈
と思うようになりました。
生まれ変わっても彼と同じことは、できそうにありませんが
会社に従順で激務するだけで属性の活かし方なんて考えてもみなかった私。
自分の属性の価値をしっかり理解し不動産についてノウハウを蓄積し、
会社員以外に自分のビジネスをつくっていた彼。
自分のものの見方が変わると、人の見え方も違ってくるのですね。
読んでくださってありがとうございました。

