人生の残り時間を楽しむために、ずっと心に引っかかっていた親の不動産ならぬ負動産2件を処分しました。
家にまつわる家族の嫌な思い出もあったりして、向き合うことを先延ばししていたのです。
ひとりっ子なので相続放棄もよぎりましたが「万一、私が主人より先に死んでしまったら・・もれなく配偶者が相続
」「放置しても空き家はリスクあるし逃げられない。迷惑をかけるだけ」と考え腹を括って正面から向き合おうと決めてから、様々なご縁のおかげで解決することができました。
◆不動産その1(不動産は2件とも遠方の人口激減の僻地にあった)
亡き父の手作りの庭がある田舎の平屋。空き家バンクの活用や寄付など、様々な方法を考えましたが解決せず。
不動産会社5、6件に問い合わせるもニーズがないと相手にされず。さらに地元の不動産会社を調べて「近くに行かれた際に物件を見るだけでもいいので何とかお願いします!!」と断られそうな雰囲気を感じつつ押し返しました。
しかし、これをきっかけに不思議なくらい売却に向けて動き出したのです。
国庫帰属で更地にする覚悟も決めていたので売却が決まり、父の庭が残せてよかったと思いました。
➡不動産会社の営業さんが空き家を見にいかれた時、偶然にも親戚が庭の手入れをしていて家の中を見てもらえた
➡HPに掲載した日に内覧の予約が2件入る
➡内覧した1組の方から当日中に購入希望の申し出をいただけた
➡値下げ依頼があるも家を気に入ってくれたと思って値下を受入れ
➡売却完了(売却益は赤字。固定資産税評価額の土地代にも足りませんでした)
◆不動産その2
亡くなった父名義の建物があり登記簿を調べたところ、全く知らない方が所有する借地に建っていたことが判明しました。
解体や売却するには土地の所有者への連絡が必要ということで、解決までに2年近くかかりました。
➡建物の権利書は紛失、抵当権も抹消されておらず関連書類も見つからない(高齢の母に確認しても埒があかず・・・)
➡土地の所有者へ連絡を取り、現地調査
➡お金を払えば不動産会社に建物を引き取ってもらえることになる
➡建物の解体費用を調べ、不動産会社への支払い金額の方が安かったため合意
➡売却完了(不動産会社へ料金を支払うので大赤字)
なお土地の所有者も、お子さんに引き継がせないため同様に売却されたそうです。
友人が紹介してくれた司法書士と不動産会社の力を借りて解決できたのですが、この経験を通じて友人のありがたさと、腹を括って取り組めば道は開けることを実感しました。また、この負動産処理は自分の人生を心地よく生きるための終活でもあったと思いました。
長文にもかかわらず読んでくださってありがとうございました。


