独身時代は激務のバリキャリでした。
家も、お肌も、心も荒れていました。
中古一戸建てを購入していましたが、50歳直前での結婚を機に引越しました。
引越の準備をしていると、収納場所があったことが災いして、大量のものが出るわ!出るわ!
ほぼ使用していない洋服、帽子、バッグ、美容器具・・・
思い返せば、連日の残業、休日出勤、さまざまな仕事のストレスを
「欲しいものは、悩まずに買える!私、頑張って稼いでいでいるもん!」
と、買い物で自分を癒していたのです・・・。
将来への不安から定期預金(当時はマネーリテラシー皆無!)をしていたので、
「貯金だってしているから」という言い訳も加わっていました。
廃棄に出発するトラック2台に積み込まれた物たちに、申し訳なかったと思いました。
この経験がお金の使い方を考え直すきっかけになり、早期退職で収入が激減することへのハードルを下げたように思います。
結婚してからは、「ふたりでの会話」が楽しさの根本だと実感しています。
旅行など思い出づくりにお金をつかっている時も、ただ近所を散歩しているときも、話題や場所が変わるだけです。
今はプチミニマリストに憧れながら、物欲は人生最小限。
お金を使うならば、心まで豊かになる使い方をしたいと思っています。
読んでくださってありがとうございました。