長らく人材ビジネスの仕事をしていたので、つい働いている人の様子に目がいってしまいます。

特に海外では言葉が理解できない分、働いている人の表情や雰囲気が印象に残ります。

旅行先では景色や体験だけでなく、そこで出会った素敵な働きぶりも思い出になります。

 

◆カタール航空の客室常務員さん

座席の列ごとに担当のCAさんがサポートしてくれたのですが、制服がちょっと違う、責任者と思われる方がいました。

バタバタする時間帯でも立ち居振る舞いにゆとりがあって、いつも軽く微笑んでいるような余裕ある表情がとても素敵。    

この仕事を楽しんでいるという雰囲気が伝わってきて、こちらまで楽しくなりました。

サービス提供の最後にチョコレートが配られ、ご挨拶にこられました。

英語ができないので緊張しながら片言でお礼を伝えたところ、とてもイキイキとした表情で喜んでくだり、嬉しかったです。

同じツアーのマダムに、この素敵な客室常務員さんの話をしたところ共感してくださって、やはり印象に残る働きぶりだったようです。

 

◆モロッコの現地ガイドさん

10日間ずっと同じ現地ガイドさんが担当してくださいました。

砂漠でのキツイ登りではひとりひとりに手を貸してくれるなど、様々なタイミングでサービスマインドの高さと、親しみやすい対応に「助かる~」と感じました。

また観光名所に関する知識だけでなく、経済や時事の知識も幅広い方でした。

長い移動時間に、私たち夫婦があれこれ聞いてもガンガン回答してくれました。

たとえば義務教育の有無、大学進学の男女比、不動産の所有など・・・

名所や歴史に加えて現在のモロッコについても知ることができ、よく勉強されていて知識量がすごいなぁと思いました。

 

◆マチュピチュの現地ガイドさん

達者な日本語でシニアにうける冗談のツボもよく知っていて、和やかな雰囲気で混雑するマチュピチュをスムーズに案内してくださった現地ガイドさん。

子どものころは標高の高い山奥に住んでいて、手作りのお土産品を販売して家計の足しにしていたそうです。

また観光ガイドを目指して日本語の学校に入学したときクラスは40人だったが、

卒業したのは、自分ひとりだけだったと聞かせてくれました。

マチュピチュは険しい登山コースなど、いろいろな観光ルートがあるそうで、

休日にも登山コースを登ったりして案内する日に備えているそうです。

写真のベストスポットの案内も抜群、不便を感じないように細やかな心遣いもしてくれました。

この仕事についている誇りや満足感が仕事ぶりから伝わってきました。

 

もともと自分が好きだと思える仕事をしている人、

自分がついた仕事をやっているうちに好きになれた人は

いい表情で仕事していますねウインク

 

そういえば私も絶対に営業はやりたくないと思っていましたが、営業に異動を命じられ退職を考えたものの、十数年後には「営業しかやりたくない」に変わっていました。

 

読んでくださってありがとうございました。

私は50歳直前で結婚し、子供はいません。

夫は再婚でしたから、息子夫婦と二人の孫がいます。

最近、中学生の孫がバレーボールに夢中で試合にも出ていると聞きました。

 

私は

「部活引退するまでにバレーボールしている姿が見たい!試合の応援に行きたい!!」

と思いました。

 

しかし・・・

相手がどう思うか、あれこれ妄想してしまう悪い癖が再発してしまいました。

 

これまで孫と会うのは、お墓参りで年に1~2回くらいでした。

じいさんの再婚相手である私は、わけわからん存在だろうし、

応援に行きたいと言い出したら

急にどうしたんだろう?とか、息子の嫁にめんどくさいと思われるかな?とか

相手の思惑をあれこれ考えて躊躇しまいました。

 

「あれ?これってスーパー忖度していた会社員時代と同じことしてる。

もう自分に素直になるって決めたのに!」

 

孫は永遠に中学生ではないし、

自分も健康で応援にいける今を大切にしよう

バレーボールの応援に行きたいと息子夫婦に連絡して、

夫と一緒に定期的に応援に行くようになりました。

 

観戦をしていると、

勝敗が決まること、体格や技術が圧倒的な選手がいること、

チームワークや、あきらめずに粘ること、ミスしてもすぐ次に向かうことなど、

社会人になっても必要な様々なことを、学んでいることが伝わってきます。

 

孫も含めて、頑張ってプレーしているたくさんの中学生たちに

「君たちは可能性のかたまりだから!自分の可能性を信じて活かして、人生を大切に生きてね~」

と人生の最終コーナーを走る私は、心の中で叫びました。

 

中学生たちの未来は、きらめいています。

でも、年を重ねた大人は積み重ねた経験を使って可能性をふくらませていきますニコニコ

 

読んでくださってありがとうございました。

よくある信長、秀吉、家康の誰が好き?といった会話をしていた時のこと

「信長がいたから秀吉は世に出た。あの時代に家柄にこだわらない登用ってすごいよね」 

そう言ったのは、私にキャリアの転機となるチャンスを与えてくれたMさんでした。 

 

非正規雇用で働いていた20代後半、わたしは

「このままだと任される仕事の範囲が広がらない。正社員を目指そう!」

と派遣で働く際にも長期更新をお断りして就職活動をしていました。

そんな時に正社員募集に声をかけてくれて、その後も様々な機会を私に与えて

引き上げてくれた恩人と言える人がMさんです。

感謝をお伝えすると

「恩なんて~そんな~。頑張ったのは、あなたじゃないウインク

とおっしゃいます。

 

この年になってもMさんから頂いたご恩をお返しすることは、

できていないな・・・と思っていました。

 

そんな時に、婚活しながら結婚後を考えて転職活動をしている人、

出産を見据えて起業か転職か迷っている人などとお話をすることがありました。

 

私はチャンスを与えてくれる人にめぐり合えたのだから、

次は、わたしも誰かにプラスのきっかけをつくるお手伝いをしたい!

そんな思いから友人が経営する結婚相談所で婚活をされている方々に

キャリアやお金に関してボランティアでコンサルティングをすることにしました。

 

出会った人たちを元気づけ、その人が持っている

可能性や選択肢が他にもあることに気づいてもらう

そんなコンサルティングを目指していきます。

 

ささやかでも誰かのお役に立つことでMさんから頂いた

ご恩を、リレーでバトンを渡すように繋いでいきたい!

と思います。

 

読んでくださってありがとうございました。

かつて私は、お金について学ぼうとせず税金や社会保険についても本当に知識がありませんでした。

国民年金、厚生年金、企業年金の説明を何度聞いても「なんとなく」程度の理解度でした。

そもそも経済に関しては苦手意識がありました。

そのため各種控除を活用できず『払わなくてもよい税金』まで支払っていましたガーン

 

結婚を機に投資やお金との付き合い方に関する本を読み(主人から指導されました)

FP2級を取得し基礎知識を装備してからは、

お金との付き合い方について学び続けることは完全に趣味になりました。

 

私のバイブルに

【サイコロジー・オブ・マネー 

 一生お金に困らない「富」のマインドセット 

  モーガン・ハウセル著 ダイヤモンド社】があります。

その本を読んで自分がお金について勉強するのが好きな理由を見つけました。

それは

お金との付き合い方=お金のセンスならば、めっちゃ賢いハーバード卒の

ウォールストリート経験者にも勝てるから!です。

 

この本の中には、とても優秀で莫大な富を得たのに、足るを知らず強欲になり

破滅してしまう人の話が出てきます。

逆に高学歴高収入でなくても堅実にお金と付き合い富を蓄える人の話も

書かれています。

経済的な成功は、何を知っているかよりも、どう振舞うかが重要な「ソフトスキル」の問題だと「はじめに」の部分で記載されています。

 

自分にとって心地よいと思えるお金との付き合い方をマスターして、幸福度をあげることは、すぐれた頭脳を持つ人だけの特権ではなく誰もが可能です。

だから私はお金について学ぶことが好きなのだと納得しました。

 

私はこれからも誰とも比較せず、自分のルールを更新しながらお金と付きあいを学んでいきます。

 

読んでくださってありがとうございました。

 

卒業生として、これから社会に飛び立っていく後輩女子学生に

自分の経験を話したことがありました。

新卒では寿退社を目指したもののご縁なく、キャリア迷子になったことや

会社の中での異動や迷い、介護と仕事の両立で苦戦したことなどを話しました。

 

私が一番伝えたかったことは、

「自分の人生のCEOは自分自身。だから人生の舵を手放すな!」

でした。

 

女性の人生はまだまだ出産、子育て、介護の影響を大きく受けることも多い。

「夫が○○だったから、親が○○だったから、みんなが○○しているから」ではなく

いろいろな状況や選択肢が少ない時があるかもしれないけれど、人生で何らかの選択する時は

「私が○○すると決めたから!」と意思決定をしてほしい。

 

担う役割が変化しても自分の人生の最高責任者であることは、一生変わりません。

自分で選択したという思いをもっていれば、踏ん張りも効きますし

進んでいくなかで、また次の選択をしていけばよいことを後輩たちに伝えたかった。

 

ここまで書いていて「これって投資と一緒やん!」私って

ほんと自分で決めるのが好き💛と思いました。

 

投資も自己判断ですね

下差し

 

 

読んでくださってありがとうございました。

 

ツアーで行ったギリシャ旅行では、サントリーニ島で自由行動の日がありました。

公共バスに乗ってワイン博物館に行くことにしました。

英語がしゃべれないシニア夫婦には、ちょっとした冒険です。

 

サントリーニ島のバスには昭和のように車掌さんがいました。

自分たちの英語が伝わらないことを想定し、行先と降りる停留所を教えてほしいと

お願いするメモを見せるとOK~!と心強い反応。

 

バスに乗って車掌さんからチケットを購入した際に

「どこから来たの?」と聞かれたので「日本から」とこたえると

「日本大好きだよ~」のあと

「ありがとう」「どういたしまして」「こんにちは」

と日本語を連発。

さらに安心した私たちでした。

 

ところが・・・・・

 

バスはイア⇔カマリを往復するのですが、目的地のワイン博物館を通り過ぎ、

とうとう往路終点のカマリを折り返してしまいました・・・・ガーン

「伝わってなかったんだー。どうする?」

「このまま乗り続けて出発地まで戻った方がいいかな?」

不安はMAXになり、もはやパニックです。

車掌さんに確認しようと近づくと、不安な様子が伝わったのでしょう

「大丈夫!任せて」という雰囲気で胸に手をあてるポーズをしてくれました。

その後、「あと5分」「あと2分」と伝えてくれ、

「ここで降りて。帰りのバスは1時間に1本」と教えてくれたのです。

バスはワイン博物館前のバス停で止まりました爆  笑

(復路にしか近くにバス停はなかったようです)

 

わたしたちは発音の悪いギリシャ語で「ありがとう!!」を連発しました。

 

ワイン博物館でテイスティングしたワインは、バスの車掌さんのおかげで

ひときわおいしく感じました。

(ワイン博物館には日本語音声ガイドがあったので楽しむことができました)

 

ツアーを離れ、ちょっとした冒険をしたことであたたかな対応に助けられ

忘れられない思い出ができました。

車掌さんへの感謝もあり、困っている人に出会ったらしっかりと手助けしよう!と思いました。

 

読んでくださってありがとうございました。

 

サントリーニワイン博物館

ギリシャ旅行に行ってきました。

長距離飛行の際は、ぽっちゃり&持病持ち主人の健康上の理由から

ビジネスクラスを利用しています。

 

今回の旅行で機内で手元に置く荷物などを整理していたら、搭乗してくる列から

「ビジネスクラス広い~!あこがれる~」スター

という若い男性の声が聞こえてきました。

表情を見ることができなったのですが、そのはればれとした伸びやかな声は感じが良くて

「周囲を明るくする素敵な人、きっと出世して乗れるわよ!」と心のなかでつぶやきました。

 

海外ツアーの添乗員さんが新婚旅行で参加した若い夫婦が

「どんな風に生きていったらビジネスクラスに乗れる人生になるんですかね」

と言っていて、向上心を感じたと話をしてくれました。

 

また海外ツアーで、ご一緒した世界中を旅していらっしゃる82歳の不動産富豪は

エコノミークラスを利用されていました。

その方は持病もなく体調が良好で毎日1万歩いているとトレーニングのお話をしてくださいました。

観光中に小雨が降ってきてみんな小走りになったのですが、確かにご健脚でわたしは追い越されました爆  笑

 

大富豪ビル・ゲイツは到着時間は同じなのでエコノミークラスに乗るという伝説もありましたね。

 

健康や自分なりのブレない価値観があってビジネスクラスに乗らないことも幸せ。

あこがれや楽しみからビジネスクラスに乗ることも幸せ。

自分らしければ、どちらも幸せなことだと思いました。

 

読んでくださってありがとうございました。

 

サントリーニ島

ほんの数年前まで「投資」という言葉にアレルギーがありました。

「投資なんて、ギャンブルよ!定期預金一択!」

と思い込んでいました。

就業支援の仕事をしていたので、働くことが尊いという思いが強烈に強かった。

もちろん、自分こそが最大の資産ですし、

働くことは収入だけでなく得るものが多いと思っています。

 

ただ結婚して主人に弟子入りして、

苦手意識のあった経済や資産運用について学んでから、

完全に考え方が逆転しました。

今では私には「投資」をしないという選択はありません。

投資は

「お金を経済活動に参加させること」

と前向きにとらえることができるようになったからです。

 

そして投資が私にフィットした1番の理由は

「自己責任、自己判断の極み」ウインクだからです。

 

投資に関してはものすごい量の情報が飛び交っています。

しかし

金融商品や株を売買することを決め、注文ボタンを押すのは自分自身。

会社方針や忖度もなく、全部自分で考えて決められる心地よさ!

 

もちろん値動きに衝撃をうけたりガーン自分の投資判断を反省することも多々あります。

でも

「長期、分散、低コスト」を呪文のように唱えながら、

大切なお金の活躍の場所を選んでいます。

 

ただ、投資をする、しないは自由です。

友人の

「投資するなら勉強しないとあかんよね~それより趣味に時間を使いたい」

という言葉に

「あなたらしくて、いいね!」と、すごく納得しました。

 

読んでくださってありがとうございました。

独身時代の私は

ポイントカード(当時はアプリよりカードだった)を

会計のときに出す男性を

なんとなく「嫌だな」と思っていました。

 

当時はバリバリ働きガンガン使う消費&多忙女子で、

買いたい時に商品を購入をしていたので、

割引デーやポイントカードとは無縁でした。

 

結婚前に主人と晩御飯に行った際、会計時にクーポンやポイントカードを提示していました。

「ここすぐポイントたまるんだよねー」

とニコニコしていました。

私が嫌だったポイントカード男(家庭内用語)だったのですが、

無邪気であまりに当たり前な感じで全く嫌な感じがしませんでした。

 

嫌な感じがしなかった理由は

結婚を考えるようになって、誰かと一緒に生きていこうと思ったときに、

男性を見る基準が変わったからです。

 

服装やお店選び、デートでの行動が洗練されてスマートとか、

それまでは、すぐに外側で見えることを最初のポイントとして

男性を見ていたように思います。

 

それが結婚を意識すると、

服装?ダサくて結構!

そんなことより物事の見方や考え方、

サービスを受ける側になった時の態度や公共の場でのふるまい、

相手の内面を掘り下げて知っていくなかで、

わたしも安心して自己開示できることが重要になってきました。

 

めでたくポイントカード男と結婚した私は、

定期預金一択をやめて投資を始めて

お金との付き合い方が変わりました。

 

500円を配当金で得るためには

利回り3%で税金(20.315%)も考慮すると元本は20,067円必要!

と考えてしまうので衝動買いはゼロ~です。

 

見栄も流行も全く関係なく、自分軸でしかお金を使いません爆  笑

思い出をつくる旅行、

お祝いなど一緒に喜びを分かち合う、

大切な人と楽しむ、元気づける、

健康管理(人間ドック、歯の定期クリーニングなど)・・・

納得できて心も豊かになるお金の使い方を心がけています。

 

今ではわたしがクーポンや割日デーを管理して、

飲食店のアプリやクーポンも、ありがたく使わせてもらっています。

 

しかし、

主人はソウルに行ったときも、

現地でサクサクとネットで調べて

焼肉屋さんの10%引きクーポンを使用していましたびっくり

(やはり筋金入りです・・・)  

ソウルでおいしかったヨーグルトです 

ソウルのヨーグルト

 

読んでくださってありがとうございました。

お金と心地よくつきあうために、

使い方・守り方・増やし方について

マイルール&夫婦のルールを決めています。

今の私には必要ないので

「窓口のある銀行、証券会社には近づかない」

をルールの一つにしています。

 

なお保険は

「発生確率低、万一発生したら損失大」

をベースに自分なりの判断基準にしたがって見直しを行い

死亡保障、医療保険はすべて解約しました。

(悩んで決めた保険の判断基準の話は長くなってしまうので改めます)

 

あるとき母親の代理で国債を買う必要があり、

銀行窓口に久しぶりに出向きました。

国債の購入手続きが終わった後、猛烈な勢いで変額保険の営業が始まりました。

窓口に不慣れなので、断るタイミングを見計らっていると

「生年月日でシミュレーションします!」

と言われ勢いを増す営業に気おされて、

ちょっとモジモジしながら

 

「あの~FP(ファイナンシャルプランナー)持っているので、だいたいわかります・・・」

と言った瞬間

 

「やめときますわ~」と即座に営業がストップ!

 

え!あの熱心な営業は何だったの?とびっくりびっくり

ちょっとでも知識があると、

あれこれ質問されたり、

ツッコミされるのが

めんどうだったのかもしれません。

どうやら売りにくい相手だと思われたようです。

 

今回は普通に販売されている変額保険でしたが、例えば

 

「100万円を1か月預けたら毎月4万円の配当がある特別な投資がある」

とすすめられたら

 

「えっ!それって毎月4%!年48%の利子じゃん!」

「投資の神様ウォーレン・バフェットを上回るリターンって何よ⁈」

「100億を10年間預けられる超富裕層でもない庶民な私に、特別な話はない!」

 

瞬間で

「それ詐欺です!」

と私は判断します。

 

お金に関する基礎知識は、自分を守る武器になります。

イグアスの滝

イグアスの滝 ものすごい迫力で見ていると元気がでました

 

読んでくださってありがとうございました。