「上手くいかないのではないだろうか?」
途中、そんな気持ちもなかった訳ではありませんが 無事にボディとして使用できる状態に戻せました。
「だったら おれたちも なりふり かまって られねえ…!」
「やりたく ないけど これしか ないな…!!」
原作では、傷一つない綺麗な状態で登場します。
しかし、直前に壊されたという事実を踏まえると 傷や汚れはあって然るべきだとも考えられます。
「そっちが風を 切るなら……」
「おれたちは風を 味方につける!!!」
スーパーダウンフォースマシンのマグナム
ウイングカーのソニック
マグナムをベースとして考えた場合、
・フロントウイングの追加
・リヤウイングの3段フラップの追加 が施されたことになります。
確かに、空力における恩恵は大きそうです。(笑)
原作との大きな相違点
・リヤのインテークとウイングの接続部
当初は原作通りに作る予定でしたが、ソニックのウイングには繋がっていません。
マグナムとソニックの構成パーツのみを用いて組み上げたいう思いが前提にあったので、仮合わせの段階で断念しました。
・フロントノーズのマーキング
(原作では)両サイドの三角とフロントノーズの配色は異なっています。
すなわち、マグナムと同じ配色であると判断できます。
ここで問題となるのはロゴです。
Hと烈の文字が重なった物は ドレスアップステッカーを使用することで再現が可能です。
一方で、Cと豪の文字が重なった物は 既存品では難しく、ベースのステッカーの文字位置にも干渉してしまいます。
今回は色に重点を置き、マグナムの物をそのまま流用しました。
烈と豪の文字はいくらでも調達可能なので、Cの単品(MAGNUMが横切ってない)が手に入れば……
こっちはYCLONEが横切ってます。
・フロントカウルのデザイン
(原作では)形状はソニック、配色はノーズと同色(=マグナム=青)、ヘッドライトは2台のハイブリッド(配色はマグナム寄り)だと読み取りました。
フロントカウルの面積を青いステッカーで覆うことは不可能です(ソニック特有の緑成分を残したかった)ので、ソニックのステッカーを使用します。
試しに、マグナムのフロントライトを重ねてみましたが、ソニックのライトがはみ出てしまいます……。
ここも既存のステッカーのみで完全再現は難しいので、ソニックの状態で残すこととします。
自己採点では65/100点
形になったことは嬉しく思いますし、ここまで時間をかけて作ったことで 愛着も湧きました。
好きだからこそ、沢山の課題にも気付くことができました。
2つのボディを使用して、本格的なニコイチにするのは初めてことでした。
・切断する位置
・それに伴うマグナムとソニックの比率
・接着方法と位置
・補強の方法
今回の試作品を通じて、造形の部分が最も納得できていません。
塗装やステッカーの工程はいくらでも修正が利きますが、ボディ形状に関してはそうはいきません。
次に作るときには、その部分の精度を高める必要があると痛感しました。
とは言え、産みの苦しみを超えて辿り着いた景色には違いありません。
ボロボロになるまで、大切に使っていきたいです。
クリヤーを吹きました、ビッカビカです。
ステッカーの捲れを防ぐのが目的です。
ボディの重量は17gでした。
サイクロンマグナムが15g
ハリケーンソニックが16g
※共にランナーから切り離した素の状態で計測
裏の補強、塗装、ステッカーのことを考えるとそこまで増加していません。
ガシガシ走らせて、傷が増えて、味のあるボディになってくれ!!
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