皆さん、こんばんは。
最近、いろいろな方々から睡眠に関するお悩みやご相談を受けます。
寝つきが悪い、眠りが浅い、夜中に何度も目が覚める…。
身体的ストレスや、精神的ストレスによるもの、原因はさまざまです。
「五月病」(ごがつびょう)の言葉があるように新しい環境に適応できず、
心身の不調を訴える人がこの時期は特に増えてきます。
ストレスによる自律神経の乱れが寝不足を引き起こし、
こうした睡眠不足の状態が慢性化し長く続くと、不注意によるミスを連発したり、
イライラしたり、気持ちが沈みがちとなり・・・、
ストレス解消のために、お酒やタバコ、コーヒーや高カロリーの食事などを暴飲暴食。
結果的に睡眠障害という負のスパイラルに陥ることに。
私も、若い頃から今のように寝つきがよかったわけではありません。
呼吸法や瞑想法に出会って大きく改善しました。
そこで、私が実践している「寝つきをよくする方法」、そのやり方を簡単に以下に書き記しておきます。
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まず、①鼻からゆっくりと深呼吸をするように息を吸い込みます。
※ この時に、下っ腹を風船のように膨らませるイメージ
そして、②しばらく息を止めて(数秒間)から、
③ゆっくりと息を吐きだします。
※ ポイントは、鼻から吸って口から吐き出す
これは、呼吸により大気の「気」(プラーナ)を循環させるためです
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②の時に、数をきっちりとカウントしながらおこなう方法もありますが、
人によってはそのこと自体にストレスを感じる方もおられます。
よって、止めることにストレスを感じる方は②を省略して、
①と③だけをできるだけゆっくりと、リズミカルに繰り返していただければです。
特に、呼気をできるだけ、「ゆっくり、ゆったり、長く」を意識しておこなってみてください。
こううした呼吸を数回繰り返すだけで、
自律神経や、概日リズム(がいじつリズム)が整い始めます。
もちろん、一度でその効果を実感することは非常に難しいかもしれませんが、
継続は力なり、毎日少しずつお続けいただければ必ず何かいい変化があらわれてきます。
ぜひ今夜からでも、寝室のお布団の中で試してみられてはいかがでしょうか。
こうした快眠や安眠に役立つリラクゼーション効果のある呼吸法や瞑想法に興味のある方は当方の瞑想会へ一度お気軽にお越しいただければです。
今月も、大阪と東京にて開催します。
詳しくは各掲載の記事をご参照ください。
合掌