メーカー:ネカ
シリーズ:エイリアン ファイアーチーム エリート シリーズ1
登場作品:エイリアン ファイアーチーム エリート
キャラ名:ランナー エイリアン
発売時期:2022年

2021年9月にリリースされた、ファイアーチームのフィギュアシリーズがスタート。
1体目は、ゲーム内では最も倒しやすいザコ敵ポジション(フェイスハガー等を除く)、ランナーエイリアン。

プレデター ハンティンググラウンズのフィギュア化を差し置いて、先にエイリアン ファイアーチームのフィギュア化が実現してしまいました。
ネカがあのビッグタイトルをスルーしてしまうとは。

内箱

2021年12月に公開されたネカの公式リスト 最新版には掲載されていません。
2022年版で新たに追加されるでしょう。

手に取った時に衝撃を受けたのは、そのサイズ。
これまでのエイリアンの流用パーツはなく、小型化された完全新規造形のボディとなっています。







インナーマウス



















尻尾はこれまで通りベンダブル仕様。

4足形態



ドッグエイリアンと比較。

これまでにリリースされたドッグエイリアンのボディをそのまま小型化したかの様なボディ。
可動箇所等もほぼ同じです。


カラーは、シリーズ8のドッグエイリアン ブラウン版が最も近いです。

ランナーとはドッグエイリアンの別名。
同じエイリアンでも口元等、違いが見られます。

インナーマウスも非常に小さく、ピンセットを使用しないと引き出せません。

ディーコンとほぼ同サイズで、とにかく小さいです。




発売前のサンプル写真ではパンサーエイリアンのボディに似ていたため、アルティメット ドッグエイリアンの流用ではないと予想していたのですが、まさか小型化されるとは。




マリーンズと比較。

ゲームをプレイした方なら分かると思いますが、ファイアーチームに登場するランナーを含めたほとんどのエイリアンはサイズが小さく、それを完全再現しているという訳です。


ゲーム内に登場する、ゼノモーフドローン(エイリアン アイソレーションにも登場)、ウォーリアは中ボスとして設定されており、映画と同サイズの迫力ある中型サイズとなっています。

こうして並べてみるとゲーム内でのサイズがバッチリ再現されている事が分かります。

ちなみに大型はプレトリアン、超大型はエイリアンクィーン等。


サイズ比を再現するため新たに金型を作成し、流用パーツなしの完全新規ボディでコストがかかっていると言っても、同条件のライノエイリアンと定価が同じ事が信じられません(笑)

世界情勢的にやむを得ないのでしょうが、付属品等も一切なく、これで7000円強は非常に厳しい。

3000〜3500円程度が妥当な価格だと思います…。



肝心のフィギュアの出来は、造形、塗装、可動ともに非常に優秀です。

ひたすら遊び倒して元を取るしかない…(笑)



ドッグエイリアンと言えば、やはりエイリアン3。

先日、エイリアン3の没脚本である、ウィリアム ギブスン版 エイリアン3の小説が発売されました。

まだ読めていませんが、同じくギブスン版をコミック化した、フェーズシックスさんのエイリアン3 オリジナルスクリプトとの比較が楽しみです。



ネカのフィギュアも年々、価格高騰の一途を辿っていますが、これ程価格と釣り合っていないと感じたフィギュアはネカ史上、初めてかもしれません。

同時発売のロボコップが定価以上の価値を見出だせる逸品だったので尚更そう感じるのかもしれませんが。

価格次第では複数買いを検討したくなる程に出来は良いので非常に残念です。

オススメ度★★☆☆☆