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デバイスらぼ - Ham radio device lab. -

アマチュア無線周辺装置の製作

バイクの車載動画撮影用にアクションカムを購入しました。

 

去年まで安物のカメラで撮影してたんですが、ドライブレコーダーに転用してしまったので

新たに、SONY HDR-AS300を購入

バイクでは内蔵マイクは風圧を受けて使えないので、外部マイクを接続

以下は、その顛末?です。

 

まずは、単純にマイクをヘルメットへ仕込んでテスト

・・・・音割れしますECMの感度が高すぎます、

・・・・カメラにはマイクゲインの設定がみつかりません・・・ありませんでした;;

 

とりあえず、感度を下げようと中間にアッテネータを入れます↓

これはこれで、いいのですが、別の問題が、次から次へと出てきます

中身は秘密ってか、ちょっと考えればわかる簡単なやつなので・・省略

 

それよりも、このアクションカム特有?の問題があるようです。

簡単に考えていたので、無線用のマイクと違って、繋げば使えるだろうとか、簡単な対策で解決するだろうと試行錯誤をしてしまい、結局考えられる対策をほとんど取り入れてようやく解決することができました。

 

時系列で書くと・・・解答を知りたい方はずうっと下へ

 

単純にバッファローのECMを接続撮影テスト

→音割れ・・・PADを挿入

→なんかノイズ入るなぁ?

→マイク外して、内蔵マイクと比較

→問題なし・・・でも外部マイクでないといけない

 

別のECM WM-61Aを接続

あれ、左しか聞こえないし、すごいノイズ

→なんとLR独立のステレオ入力でした。

→リング部を開放か、BIASのみだとノイズまみれ

→LRショートで解決

 

ん~こうなったら、リミッティングアンプつかったるか

ケーブルを作って、マイクは、ダイナミックマイクでテスト

おぉ~~すばらしい!!でもこれは車載できへんがな

アンプにECMを接続・・・・むっちゃノイズがのる

 

じゃぁ、ECMやめて、ダイナミックマイク直結では?

1uFNPのカップリングコンデンサ接続でテスト

→あれれパチパチいうよ・・・><

 

なんだかわからなくなってしまいました。

・・・・ここでグーグル先生登場

なんとwifiがONだと干渉する!!

早く言ってよーーーって調べない自分が悪いのです;;

 

WifiをOFFにします。

あ、確かにパルス性のノイズはへりましたが、

日ごろノイズまみれの中から信号を拾い上げている私の耳はごまかせませんww

じーーーってノイズが聞こえます。

何でだろう・・・・・

なんかケーブル触るとかわります・・・・

 

ここで気がつきます、ケーブルだな

市販品のケーブルはシールドが甘いってかまったく無くてただの平行線だったりします。

試しに、パッチンコアにぐるぐる巻いてみます。

→なんとノイズ消えました^^

→おいおい無線機かよ・・・廻り込んでるのか、自家中毒ってやつね

→たかがアクションカムと思ってましたが、なめてました(汗

 

それともう一つ、USB充電しながら使いたかったのでUSB充電器に繋いでテストしました。

→これがまた、別のひどいノイズが音声に乗ってきます。

→モバイルバッテリーに繋いでも変化なし

→ん~電源のノイズも拾うのか(怒

→じゃ無線機の電源を5Vにして接続・・・変わらない;;・・・・そういやスイッチング電源だった

→こうなったら、シリーズレギュレータ作ったるわ!

→やってみました、LM317で5Vに、元電源はジャンプスターターのバッテリー直端子に接続

→・・・・・無念 変化し・・・・・・・後に別の原因が判明

→そして、この時点ではUSB給電をあきらめ、予備バッテリーを2個発注してしまいました。

 

結局、無線機用のマイクの如く、自作派アマチュア無線家なら思いつく限りの対策を実行することにしました。

とは言っても大掛かりなものは車載できないので、必要最小限の構成にします。

手組みの空中配線、手持ち部品で作ります。

対策内容は、

・接続ケーブルは、網組みシールド線を使用する。

・EMCフィルタ リミッティングアンプに使用しているフェライトビーズを使います。

・ローパスフィルタ IMP2kΩで計算 高周波はカット

・カップリングコンデンサ兼ハイパスフィルタ これにより低域を減衰、風圧ノイズを減らします。

・入出力IMP2kΩ程度で18~22dBの減衰を得られる変形T型可変減衰器

・ECM電源を独立、リチウム電池CR2032を使用、ケーブルはシールド線を使い、パスコンも内蔵

 CR2032を接続しっぱなしでも1.5年は持つ計算です。

・USB給電は行わず、バッテリー交換で対応

・WiFiはOFFにする

 

で、急ごしらえしたのがこちら↓

 

100均の分岐ケーブルの中に入れました。

 

中身は・・・こきたないのですが・・・・

 

 

 

 

 

これです^^;

基板化したいところですが・・・需要なさそうなんで、手作りです

短いケーブルはシールドされてませんが、このくらいは大丈夫だったみたいです。

 

回路図?

えっ書いてませんよ頭の中ですwww

見えてる部品で想像して下さい^^

 

で、ヘルメットに装着した感じがこちら↓

 

灰色のケーブルは、2芯シールド線で、HIRAKAWA HC-2B2って書いてありました。

パーツショップで似たようなのが購入可能と思います、1mあたり200円前後と思います。

マイクは、チークパッドの上側あたりに挟み込みました。

電池は、ミニプラグで接続してます。使用しないときは抜いておけば消耗を防げます。

 

それで、組みあがったところでテストしてたんですが

この状態だと、WiFi ONでもノイズ入りません、

WiFiの設定でHiパワーの選択もあるのですが、ONにしても影響なし

なんだとと思い、USB給電をノイズまみれの充電器で試すも、問題なし

あれれ、問題ほぼ解決してるじゃないか!

 

結局のところ、筐体輻射による音声ケーブルラインへの自家中毒が原因ってことで

EMCフィルタとローパスフィルタ、そしてシールドケーブルで対策可能ってことでした。

もーーー疲れたよ、ここまで、撮影回数90回を超えてます、ファイル名がインクリメントされるので

購入してから何回目かわかります^^;

 

Youtubeで同じ機種使っている方の動画を良くみますが、皆さん苦労してるのね、

簡単にできると思っていたのは、私の勘違いだったのかも^^;

 

お久しぶりです。

Yahooブログ終了に伴い

こちらへ引っ越してきました。

 

ネタもたまっているので、少しずつアップしたいと思っています。

といっても今年はQRLLLなんですけどね(汗

 

 

ブースE6にて出展しました。
多数の方に訪問いただきありがとうございました。

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リミッティングアンプVer.3.0は実働状態にてヘッドフォンモニターできるように展示しました。
実際にモニターしていただいた上で購入を決めていただいた方もいて、大変うれしく思います。
感想もいろいろと聞くことが出来て、今後の製作の励みになります。^^

中央に立っているのは私のXYL(仮)です。無線の事はわからないなりに手伝ってくれました、感謝です。

来年以降フェアが開催されるかわかりませんが、近場で開催があればまた参加したいと思っています。

突然ですが、2018年3月11日に開催される東北復興アマチュア無線フェスティバルにブース出展することが決まりました^^

突然の出張等が無ければ、出展できる見込みです。

そこで、出展に際して新たな製作物をと考えていまして準備をしていました。
リミッティングアンプの違ったバージョンで、ケースを大きくして
各種設定を正面へ持ってきて、出力の調整も前面へ
そして、簡易のレベルメータもつけて、これで、リグからの電源供給のみで動作するものを設計、試作をしました。

完成写真はこちら↓前から


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背面↓

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中身

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手直しがあって、基板2作目でRev.1になってます;;

機能的には今までの物と変わりませんが、使い勝手が良くなっています、ケースを開けなくてもほとんどの設定が出来るようにしています。
ひと工夫した所は、スイッチの設定位置の内容をICの出力通りにしてしまうと、順番が変?になります
例えば、ゲインの場合、オープンが60dBなので上から50-60-40と言う様になってしまいます
これを低消費電流の為にマイコン等を使わず、ロジックで実装し任意の位置に変換しています。
3ステートバッファとインバータの組み合わせで実現できます。
それからレベルメーターも低消費電流の為に、簡易的な回路で実現しています、目安程度なので
過渡な期待はしないでね、あー話すとひかってるなーくらいの感じです 
あと、モニター端子も設けました、ピンプラグLINEレベル(スルーは無視)です

結果、消費電流は9mA弱に抑える事ができました、最近の無線機はMAX10mAですので、
電源を接続しなくても使用する事ができます、もし負担が大きい場合は、基板上のJPを抜くことで
レベルメータの動作を止めて消費電流を減らせます。

10台製作しましたが、保守用とモニター展示用も含まれますので、頒布できるのは7台くらいの見込みです。
興味がありましたら、お早めにブースへお越しください。頒布価格は当日ブースにて・・。

Ver2.2と共に部品を久しぶりに発注したのですが、ほとんどの部品が値上がりしていたり、同じ部品が入手できなくて苦労させられました。今回は、以前と同じ頒布価格にする予定ですが、この出展以降は、見直しするかもしてません。なんとも致し方なく・・・・残念です。

出展のお品書きとしては、
リミッティングアンプ Ver.3.0
リミッティングアンプ Ver.2.2
AGCマイクアンプ
USB CW KEYER 5S
USB CW KEYER 5L
USB CW KEYER 5H
中古無線機、周辺機器など

です。
ブース場所、名称は、E2(仮) E6 「デバイスらぼ」となっております。
アンプのモニターも出来るようにと考えています、
見に来て頂けるとうれしいです。

それでは



だいぶ、日が開いてしまいました。

頒布用リミッティングアンプが在庫切れのままでしたが
次回製作用基板を発注する前に、内部回路を見直すことにしました。
主な変更点は、AGCアンプのスレッショルドを後段のアンプと合わせる・・・0.7Vrms
スルー回路とスイッチを追加
3.3Vregを面実装品に変更
空いたスペースにモニター出力を基板上に設定
といったところです。

早速基板を設計
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S1がスルー切替
CN8がモニター出力です。

基板と部品を発注して一台試作しました。

内部
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動作は問題ありませんでした。
レベルも設計通りです

外観
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今回より、ラベルライターを変更しました、解像度が良くなっています^^

頒布用に数台製作予定です。
しばらくお待ちください・・・・・



突然ですが、北海道に行ってきました・・・バイクで^^
時間があまり取れなかったので、観光、グルメ無しの弾丸ツーリングです。

苫小牧 北海道始めて着ました
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メッシュじゃ肌寒い・・・
この日は名寄のホテルまでひたすら走りました。

ホテルに夕方チェックイン、さっさと寝て翌朝日の出と共に出発です。

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ガスがかかっててとっても寒かった・・・
オホーツク海側を北上




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途中で休憩
雲が切れてきました



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そして、やってきました最北端!
もう満足です


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こんな時間、店も開いてない・・・
8時まで待って買い物、給油して港まで帰ります。





途中サロベツ原野を通って!
天気も良くなって最高です

なんもねーーーー

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中間地点
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そして、オロロンラインを通り
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苫小牧までひた走り、フェリーに乗って帰ってきました。
どうも、天気が良かったのはこの日くらいだった様です。
雨具は一度も使いませんでしたよ。
今度はゆっくり回りたいです。


今年もフィールドデーコンテストに参加しました。
前回同様友人含め3名での移動運用です^^
今回は2輪で行った0717の高台です

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7MHzCWで参戦・・・・高いところの意味が無いような・・・・
でも、都市ノイズはなく快適でした。

お隣は・・・
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気合はいっております ^^

コンディションはあまりよくありませんでしたが楽しめました。
交信していただいた各局ありがとうございました。


ご無沙汰です。

つい最近ですが、リターンライダーしていました。
とあるきっかけで、大型自動二輪免許を取得、リハビリの為にバイクを入手しまして、技量の向上に励んでおります

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見晴らしの良いところまで登ってみました。途中坂がきつくてこけそうになりながら・・・^^;
アンテナ基台もつけています、アンテナ運搬の為です、運転中は使いませんよ
ハンディ機を持っていったので少しだけ運用してみました。
交信していただいた各局ありがとうございました。

それから、塩漬けになっていたCWキーヤー製作再開しています。
5Lと5Hの情報を書庫に載せています、限定数製作して頒布予定です。




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USB接続のCWキーヤです、USB I/F内蔵マイコンを利用したキーイング機能に加えて、メモリーキーヤを内蔵しています。
 
・特徴
電源はUSBから供給され別途電源は不要です。
USB充電用ACアダプタ等で接続すると、単独でメモリーキーヤー機能を使用できます。
PCからのキーイングは、CTESTWIN、ZLOGに対応しています。
USBIF4CW V1.0相当です、V2.0以降の機能を利用するソフトウエアは非対応です。
メモリーキーヤは、パドル入力リバース、短長点メモリー(スクイズ操作)、リピート、PTT制御、4ch×2切り替え方式の8chメモリー、2chパドルキーイングスピードメモリー、スクイズディレイ調整機能を備えています。
 
・回路図
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・開発環境
AVR studio V4.18SP3
WinAVR 20100110 (GNU GCC)
・ファームウエア
キーヤ部分は、V3.1と同じく論理演算方式にて作成、レスポンスの良い操作感を目指しました。
設定モード中もキーヤとして動作し、確かめながら設定を変更することが出来ます。
短長点メモリーディレイは、モードBからAの間を5段階に分割、好みのディレイ時間に設定できます。
モードB 操作時短長点メモリー
スーパーキーヤ 短点の半分のディレイ
スーパーキーヤ2 短点分のディレイ
モードA2 短点または長点の送出後短点の半分以降の操作でメモリー
モードA 短点または長点の送出完了後以降の操作でメモリー
PTTディレイは、パドル操作時、KEYDOWN時であっても符号の頭切れがおきないように制御しています。
メモリー文字数は、PARIS換算で約64文字*4ch*2
速度設定は、パドル入力及びメモリーキーヤ部分が5~50wpmで、wpm単位で演算しています。
ロータリーエンコーダにて1wpmづつ変化します。また速度を2種類保存/呼出が出来ます。
PCからのキーイング速度、PTT制御はPC側のソフト設定に依存します。
 
*2023.5.28 zLog 令和 Edition にも対応しました。(実機が無くV3.1での確認のみ)
 
**お問い合わせ、バージョンアップの依頼は、JG7EHM(アットマーク)jarl.comへお願いします。
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USB接続のCWキーヤです、FT232RLを利用したFSK、CWキーイング機能に加えて、マイコンによるメモリーキーヤを内蔵しています。

・特徴
電源はUSBから供給され別途電源は不要です。
USB充電用ACアダプタ等で接続すると、単独でメモリーキーヤー機能を使用できます。
PCからのキーイングは、シリアルポートを直接操作する各種ソフトウエアが利用できます。
ZLOGは非対応です。(ZLOG用にはUSB CW KEYER 5Hが対応しています)
メモリーキーヤは、パドル入力リバース、短長点メモリー(スクイズ操作)、リピート、PTT制御、4ch×2切り替え方式の8chメモリー、2chパドルキーイングスピードメモリー、スクイズディレイ調整機能を備えています。
PC起動時の初期化によってPTT,KEYが作動しないように制御しています、ケーブル類を接続したままでも不用意に送信されることはありません。(ソフトウエアでの初期化を除く)
・回路図
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・開発環境
AVR studio V4.18SP3
WinAVR 20100110 (GNU GCC)
・ファームウエア
キーヤ部分は、V3.1と同じく論理演算方式にて作成、レスポンスの良い操作感を目指しました。
設定モード中もキーヤとして動作し、確かめながら設定を変更することが出来ます。
短長点メモリーディレイは、モードBからAの間を5段階に分割、好みのディレイ時間に設定できます。
モードB 操作時短長点メモリー
スーパーキーヤ 短点の半分のディレイ
スーパーキーヤ2 短点分のディレイ
モードA2 短点または長点の送出後短点の半分以降の操作でメモリー
モードA 短点または長点の送出完了後以降の操作でメモリー
PTTディレイは、パドル操作時、KEYDOWN時であっても符号の頭切れがおきないように制御しています。
メモリー文字数は、PARIS換算で約128文字*4ch*2、かなりの長文でも記録可能です。
速度設定は、パドル入力及びメモリーキーヤ部分が5~50wpmで、wpm単位で演算しています。
ロータリーエンコーダにて1wpmづつ変化します。また速度を2種類保存/呼出が出来ます。
PCからのキーイング速度、PTT制御はPC側のソフト設定に依存します。

**お問い合わせ、バージョンアップの依頼は、JG7EHM(アットマーク)jarl.comへお願いします。