講座でも言うしここでも散々言っていることですが、
理解することと共感することは別物です。
一般的には風サインが強いと理解に強く、水サインが強いと共感力が高いみたいに言われますが、これは結局星のバランスによるので一概には言えません。
先日もXのスペースで話しましたが、理解することは11ハウスマターで、共感は8ハウス、または月マターではないかと思います。
感情を共有したい、という気持ちは誰しもが持つものだとは思いますが、あまりにも共感能力が高すぎるといわゆる「もらってしまう」状態になるのでそれが良いとは言い切れない。
女性は特に、学生時代において「分かるぅ~!」とノリで言うことはあると思うし、それによって「時間を共にできる人かどうか」を見極めている部分がある、つまり自分の味方になってくれる人かどうかを見ていると思うので別にそれが悪いとは思いませんが、あんまり大人になってもこの学生ノリのまま、あまり深く考えずに「分かる」というのはちょっと憚られますよね。それは、「本当の「分かる」とは何なのか」ということを考え始めるからではないかと思います。
また同時に、分かることは時に決めつけに発展することがないでしょうか。
私はこれが危険だと思っています。
8ハウスマターなのであれば決めつけなどなさそうに見えるかもしれません。しかし8ハウスって、必ずしも平等ではないように思います。惚れたが負けみたいな言葉がありますが、結局先に気持ちが動いた方が弱くなるのではないかと思うのです。
あとは8ハウスは遺伝を表しますから、親子関係に出ることもありますよね。そうすると絶対に親の方が強い立場に(少なくとも子の未成年のうちは)なるので、例えば母親に「分かる分かる」とかいなされると「私の気持なんか分かんないくせに!」と反発してしまうわけです。これは身に覚えのある人も多いのではないでしょうか。
元々は母体の中にあった子の体が外に出てから、だんだんと道筋が分かれていきます。
その時点から、共感するのではなく理解に変えていかないといけないのかもしれません。
共感も当然必要で、だから人は友人やパートナーを求めるのだと思います。必要としない人の場合は我を通せる孤独を選ぶこともあるでしょう。
理解するというのはどこか一線を引いていて、つまり距離があります。そして「なるほどね」と考えるのは天王星的です。
この距離感は、共感の中にある「慣れ親しむ」という意味から少し離れるのではないでしょうか。
私は軽々しく「共感」することには抵抗がありますが、しかし相手に対する理解は必要だと思っています。
理解ができるという時点で、相手のことを尊重しているからです。
理解の中に共感があるので、もちろん共感できるほどの深い理解ができるのであればそれは素晴らしいことなのですが、それだけに、慎重に「共感」という言葉を取り扱わなければならないのではないかと思います。
ホロスコープ上で月のアスペクトが多い人、特にコンジャンクションが多い人は相手に対する共感力は高いと思います。
それぞれの特性を生かして、共感と理解を使い分けていけたらいいのではと思います。
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