ミッドポイントは大体1度のオーブを許容します。
人によって違うと思うので別に1度でなくてもいいのですが、とにかく1度動くのにどのぐらいの日数を要するのか。
これを分かっていた方が良いです。
シリウスではこの部分は出すことができます。
小さくて見づらいかもしれませんが、こんな感じ。
何日の何時何分にぴったり接触ですよ、でもそのオーブの範囲で行くとこの日からこの日です
というのが出るのです。
ただ、普通ここまで出るものはないと思うので、手計算するか、大体感覚で分かっておかねばなりません。
火星であれば周期が早いので基本的に2日ぐらい見ておけばよいのですが、それ以外の天体が1度動くのに、どの程度か分かりますか？
冥王星は軌道が楕円なのでサインによっても違ってくるので、平均で出すわけにはいきません。
速い時とそうでない時があるし、逆行のことも考えねばなりません。
ネイタル天体に対するトランジット天体のアスペクトは図的に見ることができるのでそんなことはわかっとるわい、と思われそうですが、ミッドポイントの場合は図的に見ることが難しいので(そういう表示もできますが相当見づらい)、表で見て「大体この辺だな」とわかっておくと計画も立てやすいです。
ミッドポイントの接触が分かると、「この日に決断するのはやめておこう」とか「この日までにリリースしよう」などの、ネガティブなこともポジティブなことも細かく分かります。
当然天体同士のアスペクトも加味すべきですが、木星がMCに重なるからラッキー♪だけではなく、その中でもやる気が出るときにポイントを絞りたければミッドポイントを見るほうが有効なのです。
火星は動きが速い分、その瞬間はあっという間に過ぎていきます。MCに木星が重なるのはオーブを3度ぐらい取るのであれば割と日数があると思いますが、その中でも火星が良い働きをする2日間ぐらいに絞ることでさらに効率よく進めることができます。
計画を立てる会ではこのようなことを目的として、それぞれの手帳に書き込んでもらう作業の時間を設けました。
とは言え、なかなか難しく感じた人もいたようで、最初から「マンツーでお願いします」の方もいらっしゃれば、「手帳に書き込むのは半年分しかできなかった…」という方もいらっしゃいました。
でも、やりかかったら気持ち悪いので多分最後までやり切るんじゃないかな、と思っています。
その取っ掛かりをつかむための会でもありました。
4月からの手帳にこのオーブの分まで書き込んでほしいという方がいらっしゃれば承りますのでお知らせください。
ただし、今回は太陽回帰や年齢調波図、各月の解説は省いてのお届けです。
でないとさすがに時間がないので…
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