二宮和也氏が旧ジャニーズを退所という、割と急なニュース。
ちょっと前には岸くんに詰めていたのを引き合いに出して「ずいぶん都合がいいですね」「どんな気持ちだったの？」などというコメントも見受けられますが、その時はその時で自分のことは自分のことなのでどんな気持ちもこんな気持ちもないと思いますけども。
さて、彼の年代はちょうど今が中年の危機真っただ中なんですね。
ということで、彼の星を少し見てみました。
辞めた日で見ると、冥王星と重なる土星にちょうどスクエアになっているトランジット冥王星。
それから太陽とオポジションになっている海王星にトランジット海王星がスクエア。
コメントにあった
正直な話、僕も怖くなったし不安な気持ちにも凄くなって
というのは本当にその通りなんだろうと思います。
元々太陽と海王星のオポジションがあるからその影響はそこまで大きくないとは言え、やはり冥王星と同時に来られると…どうしていいかわからない、何を信じたらいいのかわからないという状態なのだろうと思います。
というか、これって別に事務所に対してだけじゃないと思いますけどね。
全然円満じゃない辞め方をしているので(もとより本人は円満を強調もしていない)会社に対する不信感があったのはもちろんそうなのだと思いますけど、なんとなく事務所にも世間にもいろいろ言うファンにも、当てつけのようなところはあるのかなと感じます。
40歳のハーモニクスを見てみると太陽と冥王星がオポジション、月とアセンダントがスクエアになっているので、
自分のことは自分で決めないといけない
というコメントも本心だろうと思います。
こういう、小さい時から働いている人たちって私のような人とはもちろん感覚が違うので「いや遅いわ」って普通ならなるところですが、何事にも疑問を持たないで生きてきたことを考えると、こういう機会があってむしろ良かったのかもしれません。
彼の星だと土星と冥王星の両方にトランジット冥王星の影響があるわけですが、これはやはり「枠組み」を別のところに求めたり、あるいはその枠組みが本当に機能しているのかどうかということを根底から問われるという部分として表れているのだろうと思います。
特に彼の場合はこの土星冥王星が2ハウスにあるので、ここで事務所を辞めることによって自分の真価を問うてみよう、ダメならまた積み上げ直そうと思っての決断なのかもしれません。
彼の場合、今年は特に冥王星が効いていてしかも太陽回帰も10ハウスに土星が入っているので、ほかの辞めていった一部の人たちのように自分の力を過信しているというよりも、ここで一度原点に立ち返ることによって自分の評価や立場を確認することができるという、建設的なものでかつフラットなものなのでしょう。
彼はアセンダントもMCもルーラーが水星になりますが、この水星にトランジット冥王星の影響が出始めるのは来年初頭です。
来年初頭は今の旧ジャニーズの問題もだんだん風化(と言ってはいけないのだが…大きな動きがなくなるという意味で)してくるので、またいつものようにというか、ほとぼりが冷めて仕事は順調に戻るでしょう。それまでは息をひそめてひっそりと、ゲームでもしながらのんびり過ごしたらいいのでは？と思います。
来年に入ると機敏軸(天王星/アセンダント)に冥王星が接触しますしね。
中年の危機は人によっては本当に危機的状況を引き起こすきっかけになることがありますが、そんなことでもなければ人は変われません。どのような変化が来るかは人によってまちまちですが、中年の危機がこれから来る人は、どのように変わりたいのかをイメージしておくだけでも随分と違うと思います。
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