ホロスコープは流れを見るのが大事

どうしても初学者の人なんかはぶちぶちちぎって「太陽は何ハウス、月は何座」って感じで見ると思うんですけど、それ以外にもつながりで見る、流れで読むということを意識するともう少し読み方に深みが出るのでは、という話。

そのためには天体同士の役割や連携を分かっておく必要があります。

例えば月は太陽の何の役割をするのか？逆もしかり。火星は？木星は？

こうしたことが分かるようになると、流れで読めるようになります。

それはどんなアスペクトを取ろうが、どのハウスにいようが同じことです。

例えば私は太陽が11ハウスにあって、火星は2ハウス。

それぞれ冥王星とアスペクトしています。

トランジットの冥王星がやってくるときにはまず太陽が影響を受け、それから冥王星同士がスクエアになり、そうこうしているうちに火星に重なるという流れです。

ということはまず太陽が目を覚まさせられるのだろうし、そこから自分の価値観をぶち壊され、そして火星がやる気を出す。出すっていうか出させられる。

こういう流れで私の人生の変化は起こります。

ネイタルだけで見るなら、私のドラゴンヘッドは4ハウスにあるのであまりいつまでもぶらぶらしているわけにはいかないでしょう。そうなったときに、火星がやる気を出して働いてきた分の実績や信頼が太陽の中に蓄積され、それがあればどこででも仕事はできる状態にしておくことができる。そうすると、4ハウス的なことに時間を今より取られるようになっても、困窮しなくて済むようなシステムを作ることが可能になる。このためにバーテックス/アンチバーテックスも手伝ってくれます。

親が苦労させたのに親のために開花する才能やなにがしかのものがあるなら何だか癪に触るなとは思いますがｗ、でもそれもこれもすべて親がもたらしてくれたものであると考えれば(それが仮に私にとっては「苦労」の形であったとしても)、子供がいない私は親に還元するのが妥当かなと思うんですよね。それが自然な形だよねと。

今回は私の星を例にしていますが、こうしたことはどの星でも言うことができます。ただし、そのためには太陽などの各天体の方向性を自覚することが第一歩のやるべきことです。

なので、ぜひご自分の星の「流れ」を見ることを意識してみてください。

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