東野圭吾著/クスノキの番人。

 

 

 

 

時々こういうファンタジーな本を書く東野圭吾ですが

この本は「ナミヤ」とも「時生」とも違う、

純粋な12ハウスって感じがします。

もちろん本人はそんなものを意識しているわけではないでしょうけど。

 

 

講座で海王星や12ハウスのことを

「認知症」と言ったりします。

これにはその部分もありました。

と言って「赤い指」とも違います。

 

 

東野圭吾って絶対泣く話なので

終わりの方は外で読まないようにしています。

たまに中盤でも泣けるところがあるので

その不意打ちに閉口するのですが

この話もそういうところがあるかも…どうかな。

私はやたら泣くので、普通の人ならそうでもないかもしれない。

話は主人公同様、読者も置いてけぼりでどんどん進んでいきます。

分かる気が全然しなくて、

話の展開が遅いとか、ハズレ作と思うことがあるかもしれません。

 

しかし12ハウス自体そういうところがあるかも。

行きつ戻りつ…戻ってると思ったら行ってるし、

でも話の核心に全然触れられない、みたいな。

で結局「???」ってなる、というところも

12ハウス的です。

 

12ハウスって分かろうとする方が無理、と

講座でも話したりするのですが

これは言語化できることばかりではないからです。

ということも、この話にはよく書いてあるんですよね。

そしてそういうセリフがたくさん出てきます。

 

 

なので、体感として…

分からない人にはないもの同然、でも確実にそこにある、

ということが分かればいいかなと思います。

12ハウスとはそういう場所です。

 

 

夜空を見ていて、星を1つ見つけると

そのそばに1つ2つとどんどん見つけることがあるでしょう。

あれと同じ感じかもしれません。

 

目が慣れると見えてくるとか、

チャンネルを合わせると見える霊能的なことも

12ハウスの管轄ですが

「ない」と思ってるとないんだけど

一度「ある」を知ると「ない」には戻れない。

 

 

文芸自体、人の頭の中を覗いているので

これも12ハウス的です。

12ハウスを5ハウスにして、9ハウスへの昇華ですね。

 

 

 

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