ハードアスペクト、ソフトアスペクト
という分け方を(便宜上)するので
どうしてもハードよりはソフトの方がいいんだろう、
ハードがあるよりはない方がいいんだろう
と思われがちですがそうではありません。
みんなが嫌がるスクエアなどであっても、
あるならあった方が、調整をすればいいだけで
スクエアの天体同士の結びつきは強固なものであることに違いはないのです。
それはクインカンクスなどでも同じです。
例えばお金持ちになりたいとか成功したいと思っている人は
自分がMCや太陽、2ハウスに入っている天体や
2ハウスのカスプルーラーがどのようなアスペクトをどの天体ととっているか?
ということをまずは見ます。
そうでなければエネルギーの出方や調整の仕方がわからないのです。
チャートルーラーにしても何にしても、
アスペクトをとることが大事だということは、
著名な占星術師も口をそろえて言っていることです。
それは鑑定をしているからこそ出てくる体感でしょう。
ただ、やはり教科書的な理解のままでは
「ハード=悪」
という概念が取れないので、
できたら早いうちから鑑定をしてみることをお勧めします。
まぁ、こんな風に言うのも私の火星に冥王星のハードアスペクトがあるからですけど…
ここがソフトアスペクトだと全然違う体感になります。
ハードアスペクトって勉強しはじめのころはいいことを言われないので
「えぇ!ソフトアスペクトだったらなぁ…」
とか、「だったらノーアスがよかった」
とか思うこともあるでしょう。でも、そうではないんです。
だけどこれって、自分の星しか知らないと出てきやすい感想ではあるので
たくさんの人の、しかも知らない人の星をたくさん見ることで
だんだん自分の星への感想もフラットなものになっていくと思いますよ