ハウスの分割方法、色々あります。
ハウスの分割が何たるかを知らない時に気軽に
「へぇ～やってみよ」
と思ってホロスコープ作成サイトに飛んでみると
ハウス方式を選択せよみたいなプルダウンが出てきて
戸惑う人も多いのではと…
そして、ハウスの分割方法って
結局どれがいいの？
と思ってる人も多いのではないかと思います。
なんとなーくプラシーダスを使っている人もいれば
いいえ私は絶対にこれです！
と確固たる信念でそれ以外のハウスを使っている人もいるでしょう。
大体の人がプラシーダスを使っていると思いますが
なぜなのか、分かっていますか？
また、その次によく聞くものとしては
類似のもので「コッホ」
全然違うものでは「ホールサイン」
が割と有名なのではないかと思います。
私はプラシーダスを使っていますが
これはプラシーダスという人が考案して
アランレオが広めたものです。
コッホの方式はプラシーダスの方式を修正したもの、
と考えてください。
それだけ聞くと「え、じゃあコッホの方がいいじゃん」
と思われるかもしれません。
しかし、日本では(というかほとんどの地域では)その必要がないのです。
プラシーダスのやり方だと
あまりにも緯度が高いとハウスの分割がかなりいびつになります。
例えば7ハウスと8ハウスが10度ぐらいしかなくて
10ハウスが45度ぐらいになる、とか。
もっと極端な感じにもなるかもしれませんが。
なのでこのやり方をコッホが修正したんですね。
例えば北欧とか、南アフリカ共和国みたいな
かなり緯度の値が高くなるところだと
そういう歪みが出てくるんです。
地球儀を思い浮かべてもらうと分かると思うのですが
緯度が高くなればなるほど
経度の線が集中しますよね。
つまり狭くなる。
これがハウスの歪みに反映されてしまうわけです。
厳密に言えば赤道直下でもない限り
この歪みは多少は出るのですが
支障が出るほどではありません。
なので日本生まれの人でもやたらどこかのハウスが広い人というのは存在します。
これは時間によるところも大きいので
一概に言えることではありません。
しかし緯度が高いところの生まれの人では
時間に関わらず歪みが大きくなるので、
そのために修正をかけているわけです。
ハウス分割の殆どの方法では
時間と空間を割って計算されています。
この原理が分かっていれば
ハウスの分割方式に悩むこともないし
きちんと理解をした上で選定が出来るのではないかと思います。
自分のこと、将来のことを知りたいなら…
良き日、自分の出生時間を知りたいなら… 
鑑定力を磨いてたくさんのお客様に来てほしいなら…