ずいぶん前ですが、占い師と別の職業と二足の草鞋の人がいて
その人が男性に対して
「あなたの月は9ハウスに入ってるから
妻になる人は出版関係か外国人です!」
と言っている場面がありましてね。
(察しのいい人は誰が言ったか分かるはず)
なんつーか、こんな安直な人いるんだ…みたいな…
感じだったんですけど
まぁそういう風に教わったってことなんでしょう。
その人に罪はないのかもしれません。
考えることをしないのは罪ですね(こらっ
さて、妻になる人の職業を当てるというのは
昔なら可能であったかもしれません。
この人のように月を見れば分かる、
ということだったのでしょう。
それは今のように多様化が進んでおらず、
女性の仕事は大体これかこれかこれ、
というようにかなり狭い範囲で決まっていたので
それなら12分割でもいけたのかもしれません。
一つには教師、一つには事務、一つには電話交換、みたいな。
だけど今って、「それは誰がお客さんなの?」とか
「どこからお金が出るの?」みたいな仕事もたくさんある。
そんな中、類推することは出来ても
「この職業です!」とはなかなか断言できるものではありません。
こういうことを断言できちゃう人って結局、
世間知らずなんだろうなと思います。
星には絶対的な何かはありません。
押し付けないのです。
そのタイミングをお知らせはしてくれるし
それなりの事は起こすけど
ある程度自分でコントロールが可能です。
絶対にこの職業の人が相手でなければ結婚出来ない、
などということはありません。それこそ絶対ありません。
星の言うことは人生を生きるヒントなのであって
絶対にこうせよと強制するものではありません。
軌道修正はしてくれますが、
人生が良くなるためのものです。
妻がその職業であるべき理由があるなら別ですが
本人ではない人のことにまで言及することはありません。