天才作家の妻 -40年目の真実- | Let's watch a movie, shall we?

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2009.02.16~ Blog開始

原題:The Wife(2017年)

評価:★★★☆☆

【STORY】
現代文学の重鎮ジョゼフ(ジョナサン・プライス)と妻のジョーン(グレン・クローズ)はノーベル文学賞受賞の知らせを受ける。息子を連れて授賞式が開かれるストックホルムに行くが、そこで記者のナサニエル(クリスチャン・スレイター)からジョセフの経歴に関わる夫婦の秘密について聞かれる。類いまれな文才に恵まれたジョーンは、ある出来事を契機に作家の夢を断念し、夫の影となって彼を支え続けていた。(シネマトゥデイ)

【CAST】

グレン・クローズ

マンジョナサン・プライス

クリスチャン・スレイター

マックス・アイアンズ

ハリー・ロイド

アニー・スターク

 

etc,,,

 

ノーベル賞に輝いた作家とその妻の秘密にまつわる心理サスペンス。

 

メガホンを取るのは、ビョルン・ルンゲ。『アルバート氏の人生』などのグレン・クローズと『キャリントン』などのジョナサン・プライスが夫婦を演じ、ドラマシリーズ「MR.ROBOT/ミスター・ロボット」などのクリスチャン・スレイターらが共演する。

 

 

米国の作家メグ・ウォリッツァーの「妻」が原作。グレン・クローズは第91回アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされながら、惜しくも受賞を逃した。

 

今までは影の存在でよかったかもしれないけど、賞を受賞して評価されてたことで崩壊していく感じがすごかった。女性蔑視される世の中で、女性作家というのは日の目を見ることがないというような場面があるのだけど、男女関係ないのにね。「作家は書かなきゃ」「本は読まれなきゃ」っていうセリフもごもっとも。

 

どのようにしてジェーンがジョセフのゴーストライターになっていくのかも自然な感じの流れというか。

 

 

これまで自分が影でいたからこそ受賞するべきは自分だし、受賞スピーチでジョセフからの妻への思いを聞いても素直に受け止められず、感情を爆発させて離婚する!!なんて言ってどうなっちゃうかと思ったら、なんか悲しい結末というか・・・。

 

40年も一緒にいたんだもん、愛がないわけないし、執筆中は子守してくれたりしてたし協力しながらやってる印象だったし。こんな風に死に別れるなんて、私には無理かも。でも死んじゃったら死人に口なしで真実を明かしても証明はできなくなるし、最後は夫を侮辱したら訴えるとまで言って、妻として徹底してたな。

 

ジョセフは彼女の才能を手放したくなくて一緒にいただけなんて感想を書いてる人がいたので観る人によって感じ方は違いそう。私は愛はあったように思うけどな。男女って、夫婦って難しいな~。

 


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