原題:Jonathan(2018年)
評価:★★☆☆☆
【STORY】
規則正しい生活をしている内向的な青年のジョナサン(アンセル・エルゴート)には、ジョン(アンセル・エルゴート)という別人格が潜んでいた。彼らは脳に埋め込まれたタイマーを用いて午前7時と午後7時に人格を切り替え、お互いが体験できなかった12時間内の出来事を知ることができるようにビデオテープにメッセージを残し合っていた。このスタイルを貫くことで問題なく済んでいたが、ある女性と出会ったことで、その生活にほころびが生まれる。(シネマトゥデイ)
【CAST】
アンセル・エルゴート
スーキー・ウォーターハウス
パトリシア・クラークソン
マット・ボマー
ダグラス・ホッジ
etc,,,
『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』などのアンセル・エルゴートが、二つの人格を持つ主人公にふんしたスリラー。
もう一人の自分を宿す主人公の生活が、ある女性との出会いを機にバランスを崩す。
メガホンを取るのはビル・オリヴァー。出演に『フューチャーワールド』などのスーキー・ウォーターハウス、『マジック・マイク』シリーズなどのマット・ボマー、『エイプリルの七面鳥』などのパトリシア・クラークソンらがそろった。
物語の設定はおもしろいと思うし、アンセル・エルゴートは一人で二役みたいなのをよく演じたなぁとは思うけど、ちょっと淡々としすぎててインパクトが薄い印象になっちゃった映画でした。
ずっとジョナサン側の視点でしか描かれないので、ジョンが何をしてるのかとか少し観てみたかったかなぁ。
ジョナサンは午前7時から午後7時まで、ジョンは午後7時から午前7時までという活動時間で分けられてるけど夜のほうが実際活動時間少なくてしんどくないか?って思った。それにジョンの元カノと付き合うジョナサン、えぇ~だし、エレナも複雑だろうなぁなんて。
ていうか最初は3人の人格だったていうのはびっくりやわ。人格消すことができるなら消して1人の人格にしちゃえばいいのに。なんて思ったけどジョンもジョナサンも互いの人格を大切に思ってて、個としての存在が無理なく思いやりを持って一つの体にいるんだなぁって。
最後はパワーバランスが変わってきて結局は片方の人格が姿を消すという終わりなのだけど、まぁ納得して消えた感じなのかな。多重人格映画ほホラーっぽい印象があるのでこういうのもまぁおもしろいかなって感じでした。