原題:The Grinch/Dr. Seuss' The Grinch(2018年)
評価:★★★★☆
【STORY】
洞窟で暮らすへそ曲がりのグリンチは、山の麓で生活する村人たちに意地悪することを生きがいにしていた。愛犬マックスの純粋な愛情にも背を向ける彼は常に機嫌が悪く、孤独な日々を送っている。ある日、グリンチは村中の人々が大好きな“クリスマス”を盗もうと計画する。(シネマトゥデイ)
【CAST】
ベネディクト・カンバーバッチ(グリンチ)
キャメロン・シーリー(シンディ・ルー)
ラシダ・ジョーンズ(ドナ)
キーナン・トンプソン(ブリクルバウム)
アンジェラ・ランズベリー
etc,,,
1957年発表のドクター・スースの児童文学『いじわるグリンチのクリスマス』を原作にした長編アニメ。
2000年にはジム・キャリー主演による実写映画化もされた、ひねくれ者の主人公が、村人たちを困らせようとするクリスマスの物語。
監督は『ペット』などのヤーロウ・チェイニーと『クラークス』シリーズなどに携ってきたスコット・モシャー。『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』などのベネディクト・カンバーバッチが声の出演を果たしている。
日本語吹き替え版はグリンチの声を大泉洋さん、ブリクルバウムの声をロバートの秋山竜次さん、ドナの声を杏さんが担当。
実写版を観たことがないし、絵本も観たことがなく、ただグリンチの存在は知っていて。でもちゃんとした物語を知らなかったので、ぐれちゃった理由を知ってちょっと可哀相ってなった。
クリスマスが嫌な思い出になってるならそりゃ気分も悪いよね。でもこの映画というかグリンチの良いところは根っからの悪ではないということ。優しい心はちゃんと持ってるのよね。
犬のマックスがかなりの忠犬で可愛いし、街の住民がみんな良い人すぎて悪い人がいないっていうのも観ててよかったです。
性格は表情に出る、生活は体型に出るなんてよく言ったもんで。ひねくれちゃうと表情も意地悪になるもの。最後はグリンチの表情もだいぶ柔らかくなっててハッピーエンドで思ったより楽しかった!!実写も観てみたくなりました!