空に満月が昇ったある晩、ロンドンの一角にあるゴミ捨て場には個性あふれる“ジェリクルキャッツ”が集う。それは生涯にたった一度、新しい人生を始めることができる一匹の猫が選出される特別な舞踏会が催される夜だった。(シネマトゥデイ)
【CAST】
ジェームズ・コーデン
ジュディ・デンチ
ジェイソン・デルーロ
イドリス・エルバ
ジェニファー・ハドソン
イアン・マッケラン
etc,,,
大ヒットミュージカル「キャッツ」を実写映画化。ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』などのトム・フーパーが監督を務め、猫たちの姿を生き生きと描く。
『ワン チャンス』などのジェームズ・コーデン、英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルダンサー、フランチェスカ・ヘイワードをはじめ、『ドリームガールズ』などのジェニファー・ハドソン、『007』シリーズなどのジュディ・デンチ、世界的シンガーのテイラー・スウィフトらが出演した。
T・S・エリオットの『キャッツ - ポッサムおじさんの猫とつき合う法』に基づいた同名のミュージカル劇を原作としたミュージカル・ファンタジー・コメディ・ドラマ映画。
なんの予備知識もなく、気になるからということでこの間のお休みに友人と観てきました。
猫のビジュアルに関しては結構前から厳しめの評価がされていましたが、まぁ観てみて確かにちょっと受け入れがたいかもしれないと思いました。慣れてはくるんだけどCGが随所に使われてて違和感がすごかった。猫だけに限らずネズミとかゴキブリもでてくるけどミュージカルを受け継いでか、人間感は残っていてちょっと気持ち悪い見た目でした・・・。
ただ歌とかダンスはさすがですね、文句なしなキャストを集めただけはあって。でも知らない人も多くて、なんかバレエみたいだなぁって思って観終わったあと調べたらフランチェスカ・ヘイワードはガチのプリンシパルバレエダンサーだったのね。他にもバレエダンサーの方がいて、納得でした。笑
テイラー・スウィフトはテイラー・スウィフトでしかなかったといったらあれですが、テイラーだね。笑
これまでブロードウェイミュージカルはいろいろと映画化されてきていますが、これはちょっと違ったかなぁというのが正直なところ。『レ・ミゼラブル』はとってもよかったのにな・・・。ストーリーがちょっと入り込めなかったです・・・。
最後グリザベラは長老に選ばれて新しい人生へと旅立って行ったけどあれはどこに行くの?って友達と疑問に思った。笑
舞台は観たことないのですが、たぶん舞台の方がはるかに感動できるような気がしてしまったのは、舞台という人間ができることの限界部分を映画の良さで可能にする使い方がうまく映像化されなかったからなように思います。これはこれでよかったけども。