原題:Les Misérables(2012年)
評価:★★★★★
【STORY】
1815年、ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、19年も刑務所にいたが仮釈放されることに。老司教の銀食器を盗むが、司教の慈悲に触れ改心する。1823年、工場主として成功を収め市長になった彼は、以前自分の工場で働いていて、娘を養うため極貧生活を送るファンテーヌ(アン・ハサウェイ)と知り合い、幼い娘の面倒を見ると約束。そんなある日、バルジャン逮捕の知らせを耳にした彼は、法廷で自分の正体を明かし再び追われることになってしまい……。
【CAST】
ヒュー・ジャックマン
ラッセル・クロウ
アン・ハサウェイ
アマンダ・セイフライド
ヘレナ・ボナム=カーター
サシャ・バロン・コーエン
サマンサ・バークス
アーロン・トヴェイト
イザベル・アレン
etc,,,
文豪ヴィクトル・ユーゴーの小説を基に、世界各国でロングラン上演されてきたミュージカルを映画化。
『英国王のスピーチ』でオスカーを受賞したトム・フーパーが監督を務め、貧しさからパンを盗み19年も投獄された男ジャン・バルジャンの波乱に満ちた生涯を描く。
おととい『ONE PIECE』を観まして、きのうはずーっと観たいと思ってた『レ・ミゼラブル』をついに観てきました!!
いやー、観てよかったです本当に!!
みんなの歌のうまさには鳥肌もの、素晴らしいの一言でした!!
仕事してて見に来るお客様の中に数名「吹き替え版はないんですか?」とおっしゃる方がいらっしゃるのですが、この映画で吹き替えがあったらさ作品の良さをつぶしてそれこそ悲劇だよ。劇場に吹き替えなどありません。
誰かのために生きることの尊さ、困難に立ち向かっていくことの勇気、希望を持つことの大切さなどを伝えてくれる映画にしたそうですが、とにかく素敵でした!!
そして終始泣きっぱなしで涙腺崩壊。
こっから先は思いっきりネタバレしていきます~。
早々とアン・ハサウェイが死んでしまったことには驚きましたが最後にまた出てきてジャン・バルジャンを連れて行くところがもう悲しくて悲しくてめっちゃ泣いた!!
コゼットの子役の子もすごくかわいくてキャストみんな素晴らしかった!!
エポニーヌの片思いにも泣いた、昔一緒に住んでた子だったからコゼットに何か嫌なこととかひどい事でもするんじゃないかと思ったけどいい子だった!!愛する人の幸せをずっと願っているんだなって、すごく切なくなりました。。。
マリウスを守るために銃弾に倒れるところもなんて切ないんでしょう、泣ける。
ジャベールが葛藤の末自殺に走るとは思わなかったけど。。。
彼なりの正義だったのかもしれないけど、慈悲を見せてほしかったな~。誰かのためを思って罪を犯すこともあるって知って、ジャン・バルジャンを囚人じゃないって言ってほしかった、そうすれば最後も2人の元を離れなくてよかった。結果、修道院に会いに来て死に際をみとることができたからよかったけど。。。
自由のために闘ってあんなにも多くの人の命が失われたのかと思うと悲しい。革命を起こすには何かをしなくてはならないけど、犠牲はつきものなんだね。。。
でも、幼い命も見栄なくてそんな時代があったんだから信じがたいですね~。
これはもう一度劇場で観たいです!!
それにこれを機に舞台も観てみたいなぁ~と思いました!!