評価:★★★☆☆
【STORY】
古びた葬儀屋を営む風変わりな青年クワーティは、ある冬の日、霊柩車で犬を轢いてしまう。車を新調するためローンを申請すると、父親が多額の借金を残していたことが判明。困り果てたクワーティのもとに元神父のチャーリーが訪れ、全財産と引き換えに自分を殺して欲しいと依頼する。一方、轢かれた犬の飼い主でストリップクラブで働くローズは、犬を探してクワーティのアパートを訪れるが……。
【CAST】
ジェシカ・ビール
レイ・リオッタ
エディ・レッドメイン
フォレスト・ウィテカー
クリス・クリストファーソン
リサ・クドロー
etc,,,
今日から仕事開始、10連休されてるからは今日が最後の連休ですね!
「博士と彼女のセオリー」のエディ・レッドメイン、「トータル・リコール
」のジェシカ・ビール、「グッド・フェローズ
」のレイ・リオッタ、「ローグワン
」のフォレスト・ウィテカーら豪華実力派キャストが共演した群像劇。
「グリーン・ドラゴン」のティモシー・リン・ブイが監督・脚本を手がけた。
邦題に俳優の名前を入れちゃうパターンはちょくちょくあるけど、エディ・レッドメインもまだ有名になる前だったために餌食になったのね・・・。邦題にもある“Undertaker”とは「請負人、引受人、葬儀屋」の意味。
結構キャストが豪華で、パトリック・スウェイジがちょい役で出ているのですが、今作が遺作となりました。
邦題のせいでこの映画の主人公はエディ・レッドメインなのかなって思ったけど、観てみたらそうではなくて。誰が主人公という感じはなく、それぞれ「死」を近くに感じている者たちの物語が交わっていく感じ。
勝手にサスペンス的な感じを想像してたのですが、淡々と進んでいく感じのストーリーでした。それぞれが抱えている悩みとか哀しさとかそういうのがリアルでちょっと切ない気持ちになりましたね。
レイ・リオッタの最期がなんか切ない。ちょっと『シャイニング』を思い出してしまって一気に冷めそうにはなったのだけど、彼は最後まで娘を探し続ける人生だったわけで。孫のビリーとは幸せな日々を過ごせているようで救いはあるけどさぁ~ってね。
ジェシカ・ビール体張ってるし、思ったよりはちゃんとした物語でした。