先日あるコンテンツを見ていると疑念あるものを発見した
全体的な説明は理解はできるのだが、ひとつひとつの説明がとんでもない話し。
タイの料理でカオマンガイと言う料理があります。
これは3つの単語から成り立っていると言う説明までは普通じゃねぇって感じで
カオは米です
マンは上です←えぇ!!
ガイはとりです
ご飯の上に鳥があるからなんですよって説明していた
確かに分解すればそうなのだが
カオマンガイの
マンの音の部分は油
マンの前に水の意味のナームの単語をつければ分かります
では何故カオマンガイが油なのかですが、
調理する工程で鳥の前処理の調理で水炊きします
その水炊きしたものは鳥の全ての脂質や旨味成分が出汁となりますので
それをそのまま炊飯に使う水の代わりに脂質たっぷりの出汁で炊き上げます
それがカオマンガイの名前の由来だと言われています。
カオマンガイをオーダーすると通常
カオマンガイ
スープ
ソース
の3点が提供されます。
スープは単独では本来飲むものではなく
ソースを適量カオマンガイにかけてさらにスープをかけて
少しほぐすようにしてスプーンで食します。
食べ方を見ているとタイ人と見分けが付き易いので観察してみると面白いですよ。
ついでに
グリーンカレーも
ゲーンキアオワーンと言います
ゲーンはスープ状のもので日本で言うスープカレーのニュアンスカレーに限定されない
キアオは緑
ワーンは甘い
ゲーンについてはスープカレーでカレーに限定しないのでスープ状の物
キアオは主に使うグリーンチリをペーストにしているから
ワーンはココナッツミルクとココナッツシュガーを入れてるため
多くの日本人はゲーンそのものがカレーと認識してますが
サラサラの液体ではない点であり日本で言うスープカレー状の硬さの液体
この辺は人によって意見が分かれるので私見的にはこうなります。
別の見方をすればスープ皿ご飯皿になっておりスープ皿に入るのが
ゲーンキアオだったりゲーンペッだからゲーンがカレーと訳されているのかもしれません
どちらもスープカレー状態でサラサラ液体ではない
オイリーみたいな状態かもしれません。
料理人によってはサラサラに近い調理する人もいますので突っ込まないでください。
因みにスープはタイ語でもスープ
コーンポタージュなどもスープです。
こちらの場合カレーは含まないとします。
詳細はwikiなどで調べると大まかな線引きが見えてくると思います。
液状の固さ以外では
直接口にする物とご飯などと一緒に口にする物のような線引きもできると思います。