lai-thaiboxingのブログ

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タイチェンマイにて意拳、ムエタイ、瞑想の研究。山岳小数民族との交流や日々気づいた事を書いて行きます。

チェンライ への日帰りを1日おきに行った。

道が良ければさほど苦にならないのであるが、車線拡幅工事で、アスファルトが剥がされ地道の区間が結構ある。

しかも、それが夜となると集中力が少しいる。
自分の乗っている車は、FR、2駆のピックアップトラックである。

トラックと言ってもエンジンは良くなり、乗用車を乗っているのと変わらない感覚で運転出来る。

しかし、チェンマイの山道でスピンしてから、この手の車の弱点がわかった。

荷物を載せていないと、重心は前がかりで、後が軽い為に簡単にケツが滑るのである。

特にFRの2駆となるとこれが顕著である。

バンコクから来たグループで、タイ最高峰ドイ  インタノン山にピックアップトラックで行き、スピンした上に上下逆転して、5人が亡くなると言う事故が起きた。

だから、余計、運転にナーバスになる。

結果、目と身体が疲れた。

インパルス療法と言う手もあったのだが、同乗していた会長も疲れていたのでやってもらえず、結局、近くのタイマッサージ屋さんに行く事にした。

このマッサージ屋さん、前回行った時から、変な雰囲気になっていた。

従業員とオーナーが上手くいってないような気がした。

前回行った時は、少し遅い時間だったのだが、ベテランのマッサージ師が担当してくれた。

彼女は、身体は小さいがセーンと言う経絡をよく知っていて、自分の悪い場所をわかってくれていた。

オーナーは、彼女達の師匠に当たる人で、マッサージは一番上手いのだが、彼女がお客さんにマッサージしている姿は、以前と比べてあまり見なくなっていた。

自分が前回行ってフットマッサージを受けていた時、オーナーは、珍しく店にいた。

彼女は、どこかにおもむろに電話して、
「マッサージを受けにおいで、、、」
みたいな事を話していた。

自分は、口ぶりから恋人にでも電話しているのかな、と思ったら、暫くしてやって来たのは、トムだった。

トム ボーイ 日本で言うオナベである。

しかも、トムは、片手に🍺を持って登場した。

なんだコイツ、と思ったが、自分の担当してくれている人も、余りいい気がしていないのが伝わって来た。

そして、今回も少し遅い時間に自分は行った。
身体の小さい、前回と同じマッサージ師がいたが、彼女は、何故かオーナーから、自分をマッサージするようにと言われても、それを拒否した。

マッサージ師の数が以前より減ったのか、彼女の担当する人数が増えて、疲れたのか、と思った。

それとも、身体のデカイ自分が敬遠されたかのか。

かつて、鹿児島に2週間程滞在して、地元サッカーチームの手伝いをした事がある。

その時、鹿児島でマッサージに行った時に、自分の余りの身体の硬さに、マッサージ師の女性が、
「あのお願いがあるのですが、この店に来ても、わたしを二度と指名しないで下さい。」と言った事がある。

そんな事を言われたのは、後にも先にもその時だけだったが、自分は、その女性に怒るよりも、なんて正直な人なんだ、と思ったものである。

又、大阪では、施術をしたマッサージのおばちゃんが、

「こんなに背中が硬い人を見た事がない。このまま帰す訳にはいかない。あんたは疲れが溜まっている。少しでも寝ていけ。」と言ってくれた事もあった。

まさか、タイマッサージの店で、嫌われている訳ではないだろう。オーナーが仕事よりオナベに熱を上げているので、従業員が言う事を聞かなくなっているのではないか。

すると、オーナーが、
「この人、わたしの友達。」と言って、テレビを観ていた、その店では、一度も見たこともないおばさんを指差した。

そして、そのおばさんに、
「この人は、最初、左足首と左足の土踏まずが悪くて、、、。」と説明しだした。

なんか悪い予感がした。

そのおばさんは、身体はデカイし力はあるのだが、セーン、経絡が全くと言って良いほどわかっていなかった。

フットマッサージとタイマッサージのコースだったのだが、フットマッサージの段階から無茶苦茶だった。

「感じるか?」

「感じない。」と言うと、無理からでもギブアップを取りに来るのである。

彼女の目的は、客である自分を癒やす、と言うよりも、自分を痛めつけてギブを取る、と言う方向に変わって来ていた。

また、施術中の会話が下らない。

「あんたは、日本人か?わたしに、あんたの友達の日本人の男を紹介しろ。」

「なんで初対面のお前に、俺の友人紹介せなあかんねん。」

自分は、その言葉を飲み込みながら、絶対に痛い、ギブとは言うまい、と心に誓った。

タイマッサージは、二人でするヨーガと言う人もいる。だから、二人の呼吸があってこそ効果は倍増しそうなものだが、その日は、タップを取りに来ている奴と、技を受けながら、絶対、タップするかい、とやせ我慢している奴との凌ぎ合いだった。

フットマッサージでは、凶器攻撃とも言える短い棒を使った攻撃もあった。が、自分はそれにも耐えて見せた。

自分がフットマッサージ中に、またまた、例のトムが🍺を片手に入って来て、ラブラブのオーナーがトムと階上に消えて行った。

フットマッサージが終了して1R終了である。

一階から二階に場所を移して2R開始である。
2階に上がると、トムが既にマッサージを受けていたが、これがまた、トム一人にオーナーともう一人の従業員と言う特別待遇であった。

恐るべし、愛の力と権力による忖度とでも言うか。

第2Rは、タイ式マッサージである。

普通は、足からゆっくりほぐして行く。そのおばさんも最初は手を使って足からマッサージしていたのだが、オーナーが自分のマッサージが始まったのを見ると、友達であるデカイおばさんにアドバイス。

手で行ったってアカン、足でこうやって踏みつけるんや、と。

すると、明らかに見よう見真似の付け焼き刃のテクで自分におばさんは襲いかかって来るのであった。

戦いのゴングが再び鳴らされた。

このプロレスラーは、最初から踏みつけ攻撃を仕掛けて来た。

足首に近い脛を上を80kgは悠に超える体重を一点集中させて踏みつけて来た時には、流石に涙がちょちょぎれ(死語)そうになった。

古傷の足首を攻めてくる悪役レスラーである?

が、その内、痛みに慣れて、疲れの方が増して来たのか、痛いより眠たいが勝ち始めた所で、
「うつ伏せになれ!」とレスラーは言った。

少し気持ち良くなっていたのか、単に疲れが痛みより勝っていたのか。

そこに隙が生じていた。

いつもなら、と言うのは危険な思い込みである。

いつもなら、足を使った踏みつけマッサージでも、力をセーブしながら様子を見て徐々に強めにマッサージしてくれる。

その人を癒そうと思ったなら、当然、その人の様子を見る。

が、この日は、タップを取りに来ていたのである。

ゆっくりと力を入れて来ると思い込んでいた自分に隙があった。

全体重を右足に乗せてのストンピングが背中に来た。

多分、気を抜いていなければ、何ともない攻撃だったろう。

しかし、タイミングが余りにも、身体にダメージを与えるタイミングにマッチした。

いつもとは異なるタイミング。

それ以上ないと言うタイミングだった。

多分、息を吸っていた時だと思う。そして肺がある程度膨れていた時。

風船が膨らんでいた時に一気に圧がかかった。

「バキッ」

と言う音がした。

多分、そのおばさんにも聞こえただろう。

しかし、自分も、変な音がしたな、と思ったが、気に留めずにその後も、おばさんの攻撃を凌いだ。

悪役レスラーの攻撃に晒され続けた時間だった。
身体も気持ちもスッキリしないマッサージであった。

こんな下手くそなマッサージは本当に久しぶりであった。

しばらく、その店には行きたくないな、と思って家に帰った。

翌日の練習で、サンドバッグに回し蹴りを入れても何故かパワーを感じない。

パワーを感じないから、これではいかんと余計練習した。

そして、その夜は寝付きが悪かった。
眠たいだけど中々寝れない。

そして、次の日、娘が学校の宿泊行事でキャンプに行くと言うので、荷物が普段より大きくなるので、学校に行く時に、車で送った。

その後、会長と食事に行く事になったが、やたらと眠くなって来た。

何かおかしいな、又、息をすると右胸が痛い。

これ、やったな。

自分は今まで肋骨を3回骨折している。
その時の症状に似ていた。

自分の場合は、いつも、その日と次の日は大丈夫で、2日後に折れていたのに気が付く。

思い当たるのは、マッサージであるが、でも、マッサージぐらいで肋骨が折れるか、と思った。

一応、ネットで調べて見ると、空手をされていた方で著名な方もマッサージで肋骨が折れた、とあった。

くそっ、あのおばはん、と思いつつも、やわな身体やな、と自分に呆れた。

身体の耐久力が無くなってるのか、タイミングがベストタイミングだったからか。

いずれにしても、これは日にち薬である。

無茶をせずに安静にしておくしかない。
症状からしたら、少しヒビが入ったぐらいだろう。

でも、今年は、何かと身体が壊れる年である。だからこそ、養生と言う事を考えさせてもらえる。


ちょっと一休み、一休み。