20年ぶりのKLMオランダ航空 | フランス人の彼との結婚までの道のりとその後のふたり

フランス人の彼との結婚までの道のりとその後のふたり

2012年11月に日本で結婚、2013年2月からフランスに住んでいます。
国際結婚手続きとフランス生活やフランス語の学習記録。
旅の思い出も時々織り交ぜて、庶民の暮らしをお届けします。

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20年ほど前に、3年連続でモロッコに行ったことがありますが、その時に2往復はKLMオランダ航空を使いました。(3年目はスペインから海路で行きました。)

 

その場合、オランダにある国際ハブ空港、アムステルダム・スキポール空港で飛行機を乗り継ぎます。

 

1年目は一人旅で、モロッコ行き乗り継ぎのために6時間以上を空港で過ごしたと思います。

 

2年目は友人と二人旅で、アムステルダム市内に出て1泊して観光しました。

 

 

 

KLMはエールフランスなどと同じスカイチーム・アライアンスだそうです。
 
 
 

今回は、ルクセンブルク~アムステルダム~関空というルートの一人旅です。

 

この頃は自分で手配する場合、紙の搭乗券がなくなって電子的なモバイル搭乗券になったりしていて、昔の旅行方法からは急激に変化していますね。

 

かつては海外旅行は得意中の得意でしたが、今は勝手が全然わからず、いろいろなことが不安でたまりませんでした。。

 

 

 

航空券は、KLMオランダ航空の公式ウェブサイトから直接購入しました。

 

ウェブサイトの国を選ぶときに選択肢にフランスがなかったので、ルクセンブルク空港発なのでKLM(ルクセンブルク)を選んで購入しました。その後に日程を変更することになり、フェイスブック・メッセンジャーでKLM(日本)ともやりとりをして、無事に希望の日程に変更することができました。

 

なぜ途中からKLM(日本)に変えたかというと、KLM(ルクセンブルク)よりもその時には(日本)のほうが返信が早くて、わたしも日本語でのやりとりのほうが助かったからです。^^

 

 

日程の変更には片道150ユーロの変更手数料と元の航空券との差額の費用が余分にかかりましたが、メッセンジャーのやりとりだけで完了するとは、便利な時代になったなあととても驚いた次第です。

 

実は、日程変更前にログインID等も失念してしまっていたので、KLM(ルクセンブルク)ともメッセンジャーでやりとりをしたのですが、どちらの担当者もフレンドリーで丁寧な対応をしてくださいました。

 

 

*オンラインチェックインやモバイル搭乗券については、また後日書こうと思います。

 

 

前回のブログ:実際に使ってみたルクセンブルク・フィンデル空港(LUX)

 

 

搭乗時間が近づくにつれ、搭乗口付近には乗客がだんだんと集まってきました。予定時刻より少し遅れて搭乗開始されました。

 

 

2列×2列の小さな機体で、さすがに満席になっていました。近距離なので、機内エンターテイメント等もありません。

 

 

前日にオンラインチェックインをした時には、それほど座席は埋まっていなかったので、隣に誰もいなかったらいいなと思っていたのですが、少し体臭のキツイ大柄なおじさんが座ってしまいました、、(その人はずっと数独をしていて静かだったので、まあよかったです)

 

 

暇なので機内誌をパラパラ読んでいたら、アムステルダム空港には救急センターとクリニックがあることがわかりました。いざというときに知っていると安心ですね。(ちなみに、シンガポール空港のクリニックには行ったことがあります。^^)

 

 

KLMのウェブサイトでは、ルクセンブルク~アムステルダムの機内では軽食が出るような感じで書かれていたんですが、実際にはコーヒーすらなくて、バター味のシロップが挟まれたワッフル型のビスケットのようなお菓子と水をもらいました。(おいしかったのですが、わたしには甘すぎたので、余計にコーヒーが恋しくなりました、、しかもたったの1枚入りです、、涙

 

 

狭い機内ですが、1時間弱なので、結構あっという間です。

 

 

写りが悪いですが、風力発電(?)のような風車が海上に並んでいるのが見えます。海が見えるとは、ちょっと予想外で嬉しかったです。

 

陸が見えました。山がなくて、ただただ平地です。

 

 

着陸前に機長のアナウンスがありましたが、軽妙な語り口でなぜか英語オンリーで話されていて、わたしには助かりました。(オランダ人やルクセンブルク人には、自国語でなくても英語であれば通じるのかもしれませんね。)

 

でも、最後に「Unfortunately(不運なことに)…」という言葉が続き、今までの明るい口調はこれからのニュースで乗客をがっかりさせないためだったのかとヒヤッとしました、、

 

その不運なニュースとは、アムステルダム上空には濃い霧が発生していて着陸が難しいとのことで、、

 

遅延が発生するので、乗り継ぎのお客様は急いで搭乗口に向かってくださいとのことでした。

 

幸いわたしは乗り継ぎには3時間以上あったので、心配はなかったですが、ルクセンブルクからの出発時間が遅れたのも、このせいだったのかもしれませんね。

 

結局、飛行機は当初の予定よりもそれほど遅れることもなくアムステルダム空港に到着しました。

 

 

*アムステルダム空港については、また後日書こうと思います。

 

 

さて無事にアムステルダム空港発の関空行きの飛行機に乗ることができました。

 

今度は3列×4列×3列という大きな機体ですが、満席のような感じでした。

 

オンラインチェックインの時には座席を選ぶ余地がなく、3列の真ん中というしんどい座席になってしまいました、、涙

 

 

長距離線なので、さすがに機内エンターテイメントは充実しています。でも、機内誌はさきほどの近距離線と全く同じだったので、残念でした。。

 

 

可愛いなと思ったのは、通常はクルーが行っている脱出方法などのデモンストレーションを、画面のアニメーションで見れることです。言語は、画面の言語設定で選べて、日本語もありました。^^

 

 

これは、オランダの陶器のデルフト焼きのタイルを使ってアニメーションを作ったとのことですが、とても気に入りました!

 

 

機内エンターテイメントの画面のところに、イヤホンを差すところと、USBの差込口があって、スマートフォンの充電ができたので助かりました。

 

隣の席の女性は、自分のスマホで使っている自前のイヤホンを差していました。

 

わたしは機内で配られたイヤホンを使おうとしましたが、青色の100均みたいなやつで、騒音がひどくて使用に耐えられるものではなかったため、自前のヘッドホンを使いました。(昔ながらのスポンジタイプではなくて、耳の穴に入れるタイプのすごく小さいやつです。写真を撮っておけばよかった、、)

 

 

ディナー(?)です。あらかじめウェブサイトで調べていたメニューと違ったので、ちょっと迷いました。。

 

機内食のメニューを書いた紙がなくて、クルーさんから直接「ポークか、チキンか」聞かれます。

 

隣の席の男性は、どんな味なのか尋ねていましたが、クルーさんはうまく答えることができなかったみたいです。(ポークとライスorチキンとライスみたいな回答でした、、^^)

 

 

わたしはポークにしました。小粒とんかつみたいな感じでした。

 

容器など、すべてプラスチックの使い捨てで、まるでスーパーで買ってくるお惣菜やお弁当のような気分になりました、、

 

すごく美味というわけではないですが、まずいわけでもありません。

 

見た目よりも量が結構多くて、サラダやチーズが特に気に入りました。^^

 

 

全体的に簡素化されていて、昔の機内食とずいぶんと雰囲気が変わったなあと思いました!

 

わたしは飲み物はビールにしましたが、隣の男性はコニャックをお替りしていました。隣の女性は、ソフトドリンクだったと思います。

 

食後はコーヒーをもらいました。

 

たしか就寝時間の前に、チョコレート味のアイスクリームが配られました。

 

到着前の朝食も、上記のようなプラスチック容器入りのもので、選ぶ余地なくオムレツなどの簡単なものでしたが、大容量のフルーツヨーグルトがなかなかおいしかったです。

 

 

機内食に関しては、KLMは簡素すぎるのかもしれません。でもエコノミークラスだから仕方ないですね。

KLMオランダ航空:エコノミークラスの機内食のページ

 

 

 

KLMオランダ航空:機内エンターテインメントのページより

 

飛行機に乗るときには、映画を見るというのは楽しみの一つでもありますが、今回は、これまで見たかったのに見る機会のなかった2点が見れたので大満足でした。^^

 

 

こちらは、映画「レミゼラブル」の予告編です。

 

 

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ジャン・バルジャンは、パンを盗んだ罪で19年間服役した後、仮出獄するが、生活に行き詰まり、再び盗みを働いてしまう。
その罪を見逃し赦してくれた司教の真心に触れた彼は、身も心も生まれ変わろうと決意し、過去を捨て、市長となるまでの人物になった。
そんな折、不思議な運命の糸で結ばれた女性ファンテーヌと出会い、彼女から愛娘コゼットの未来を託されたバルジャンは、
ジャベールの追跡をかわしてパリに逃亡。
彼女に限りない愛を注ぎ、父親として美しい娘に育てあげる。
しかし、パリの下町で革命を志す学生たちが蜂起する事件が勃発。
誰もが激動の波に呑まれていく…

 

 

 

こちらは、映画「グレイテスト・ショーマン」の予告編です。

 

グレイテスト・ショーマン 2枚組ブルーレイ&DVD [Blu-ray]

19世紀半ばのアメリカ。幼馴染の妻と子供たちを幸せにすることを願い、挑戦と失敗を繰り返してきたP.T.バーナムは、ついにオンリーワンの個性を持つ人々を集めたショーをヒットさせ、成功をつかむ。しかし、彼の型破りなショーには反対派もいた…。“すべての人が輝く”をテーマに、ショービジネスの裏側で繰り広げられる「愛」「夢」「希望」のドラマを、躍動するスケール感で描く感動作!

 

 

偶然、2点続けてヒュー・ジャックマンの映画になりましたが、歌やダンスがすごく上手でびっくりしました!^^

 

どちらの映画もエンターテイメント性の高いミュージカルで、一人旅でも機内でどっぷりと楽しむことができたのでとてもよかったです。

 

 

 

ちなみに、グレイテスト・ショーマンについては内容を知らずに見ていたのですが、サーカスでバーナムってなんだか聞いたことある、、って思ったら、「バーナムとベイリーのお気に入り」というブラスバンドの曲にもなっていましたね。実在の人物のお話だったのですね!

 

 

 

TaoTronics Bluetooth ヘッドホン ノイズキャンセリング ANC (25時間再生 折り畳み式 CVC6.0 内蔵マイク) 収納ケース付 二台同時接続 TT-BH22

 

 

ところで、こちらはわたしのアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能のあるヘッドホンです。かなり大きくて持ち運びには適さないんですが、充電池が内蔵されているので、念のためにスーツケースにいれずに機内持ち込みにしていたので助かりました。

機内で配られるイヤホンが100均みたいなのになったからか、これまでより機内の騒音(ジェット音?)がうるさく感じて、音楽等が全然聞こえなかったのです。。

それで仕方なく自前のヘッドホンを取り出して接続したんですが、ANC機能をONにすると、騒音が激減して、まさに没入感で集中して映画や音楽を楽しむことができました。これは本当に今まで体験したことのない機内の過ごし方だなあと感激しました!!

 

この頃はBluetooth接続のイヤホンやヘッドホン が多く売られていますが、飛行機に乗る機会があるなら、ANC機能のあるものを選ばれるといいかもしれません。^^

 

 

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ちなみに、わたしはKLM(ルクセンブルク)のウェブサイトで航空券を購入したのですが、行き先などによって直接買えない場合には、価格比較サイトを使うといいかもしれません。

例えば、

トラベリスト(TRAVELIST by CROOZ)https://travelist.jp

というウェブサイトは、海外格安航空券(現在は日本発の航空券のみのようです…?)を検索し、価格を比較して予約できるものですが、旅行会社まで出向かなくても好きな時に予約が完結できるのは便利ですね。^^