実際に使ってみたルクセンブルク・フィンデル空港(LUX) | フランス人の彼との結婚までの道のりとその後のふたり

フランス人の彼との結婚までの道のりとその後のふたり

2012年11月に日本で結婚、2013年2月からフランスに住んでいます。
国際結婚手続きとフランス生活やフランス語の学習記録。
旅の思い出も時々織り交ぜて、庶民の暮らしをお届けします。

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関空~アムステルダム~ルクセンブルクというKLMオランダ航空の飛行ルートがあります。

 

数か月前に日本から友人が遊びに来てくれる際に調べたルートでしたが、まさか自分もすぐに使うことになるとは、、涙

 

 

昔は一人旅も含め、海外には毎年行ったり、年に数回行く時もあったし、かなり行動的だったのですが、今は引きこもり生活ですので、一人で遠くまで行動するのは恐怖を感じるすっかり臆病なわたしです。

なので、いちど友人が通ったルートということで、全くの未知のルートよりは安心ではありましたが。。

一人でもちゃんと帰国できるようにという運命の巡りあわせだったのでしょうか。。

 



友人が来てくれた時には一人でルクセンブルク駅まで迎えに行きましたが、その時はメス駅からTGV(全席指定の特急電車)で行ったのです。

 

今回は荷物も多いし、メスからも出ているFlibcoのシャトルバスで行こうかと思ったのですが、予約をしようと思った時にはチケットがすでに売り切れになっていました。。

 

なので国鉄SNCFの直営切符販売サイトOUI.sncf(旧:Voyages-sncf.com)でTGVを予約しようかと思ったけれど、早朝の時間には運航しておらず、、

 

それでTERの自由席電車で行くことにしたのですが、朝の時間帯はフランスからルクセンブルクに通勤する人で満員になると聞いていたので、通勤時間を避けるためにかなり早い時間の電車で行きました。。

 

このTERは、メスが始発でルクセンブルクが終点なので、通勤時間を避けた出発ならメスからは乗客はそれほどいませんでした。わたしはスーツケースを抱えていて、よい席を確保しないといけなかったので、やっぱり早い時間の電車にしてよかったと思いました。

 

TERは各駅停車なんですが、それでもかなりの速度の列車です。ルクセンブルクに近づくにつれ乗客が増え、最終的には満席になりました。席がなくて立っている人もいたかもしれません。

 

1時間弱ほどで無事にルクセンブルク駅に着きました。

 

駅前のバス停から、16番の市バスで空港に向かいました。運賃は一律2ユーロで、バスに乗り込むときに運転手さんに直接払ってレシートのような切符を印刷してもらいました。(ちなみに、毎週土曜日なら市バスは全線無料です!)

 

バスは、20~25分ぐらいで無事に空港に到着しました。

 

小さい空港だろうとは想像していましたが、関空に慣れ親しんだ身にはものすごく小さく感じて、本当にびっくりしました!

 

わたしの実家は大阪市内なのですが、実家~関西空港の移動よりも、メス~ルクセンブルク空港の、2か国をまたぐ移動のほうが楽かもしれないと思いました。^^

 

 

ルクセンブルク空港はガラス張りでこじんまりと四角い形をしていました。

 

この写真は、バスを降りてすぐの入り口から入ったところにある椅子に座ったときに撮ったものです。

 

右手がガラス張りで正面玄関になっており、左手にはチェックインカウンターが並んでいます。

 

ルクセンブルク・フィンデル空港のウェブサイトより

 

上記の空港フロアマップで言うと、④の目前に16番の市バスが停まります。

 

そして玄関を入ってすぐに、⑫のAelia Duty Freeという誰でも買える免税店(?)があり、⑭のスタバもあります。

 

わたしはしばらく⑫の免税店の前の椅子に座っていたのですが、すぐ隣に紙コップのコーヒーの自動販売機がありました。値段は失念しましたが、かなり高かったように思います。(追記:復路の時に確認したら、たしか2ユーロでした、、)

 

 

ルクセンブルク・フィンデル空港のウェブサイトより

 

このあたりの場所でWi-Fiを探すと、すぐに無料のものにつながったので助かりました。その後、搭乗口から出発するまで、ずっと安定してつながっていました。

 

友人はアムステルダム空港ではWi-Fiが好調だったけど、ルクセンブルク空港ではWi-Fiが全くつながらなかったそうです。

 

わたしは逆に、ルクセンブルク空港では好調だったけれど、アムステルダム空港では途中から全然つながらなくなってしまいました。機種ごとの相性とかあるのかな、、?

 

 

ルクセンブルク空港の昨冬のキャンペーン動画です。空港でお食事や買い物をすると電気自動車が当たったみたいです。

 

 

さて、この頃はインターネット経由で自宅でオンラインチェックインというものができて、わたしも初体験をしたわけですが、荷物を預けるのをどうすればいいのかよくわからず。。

 

2年前に妹夫婦が来てくれた時には、パリのシャルルドゴール空港でしたが、スーツケースはドロップオフ(?)でセルフサービスで機械で預けたとか言っていました。

 

今回の友人は、ルクセンブルク空港では普通にチェックインカウンターで対人で預けたよと言っていました。(しかも日本女性が担当されていたそうです!)

 

荷物を預けるなんて些細なことなんですが、臆病なわたしは、果たしてセルフサービスで自分でやるのだろうか、それとも日本女性の係員がいて手伝ってくれるんだろうかと、とても不安でした。。

 

 

小さな空港なんですが、見渡しても荷物をセルフで預けるようなそれらしき機械が見当たらず、、

 

上記のフロアマップで☆印をつけたあたりにインフォメーション担当者がいたので、荷物を預ける方法を尋ねると、そのすぐ背後にある⑥のチェックインカウンターでできますよ、と言われました。

 

チェックインカウンターはガラガラで、並ぶまでもなく、担当者は日本女性ではなかったですが、すぐに荷物を預けることができました。そして、大阪まで荷物をお預かりしますよ、と説明してくれて、預かり証の小さなステッカーをくれました。

 

 

こちらは、手荷物のセキュリティについてのルクセンブルク空港公式動画です。

 

 

スーツケースは無事に預けられたものの、その後、出国エリアにどうやって行ったらいいのかわかりませんでした。。

 

また☆印のインフォメーション担当者(1人用の司会ブースみたいな感じでポツンとあります)に尋ねると、上記フロアマップの⑨に行ってくださいと言われました。

 

 

そのあたりに行くと、突然、手荷物のX線検査の場所になり、あまりに⑥からの距離が近すぎたので、家から持ってきたペットボトルの水をほとんど飲むことなく捨てるはめになってしまいました。。涙

 

そしてこのX線検査が終わったら、すぐに出国手続き(?)が続き、あまりに予期しない近さなので、搭乗券(前日にオンラインチェックインをしていたので、スマートフォンに届いた電子的なモバイル搭乗券)とパスポートをあわてて用意する始末でした。。

 

そしてAelia Duty-free Walkthrough Shopという免税店を通り抜けながら、搭乗エリアへと向かいました。(あまりに人がいなくて、誰も買い物していませんでした、、)

 

搭乗エリアまで、動く歩道(?)を通って行きます。

 

水を捨てるはめになったので、搭乗口近くのカフェ兼売店で炭酸水をジャケ買いしました。500ml入りで、3ユーロ以上したような。。涙
 
(2019年4月に再度訪れた時に確認すると、3.20ユーロでした、、)
 

 

無駄に早い時間に着いてしまったので、しばらく長い間、搭乗口には数人しかおらず、静かな時間を過ごせました。

 

プロペラ機(?)も使われています。

 

このあたりでずっと搭乗まで待っていたのですが、待合の椅子のひじ掛けのところにはUSBの差込口があったので、スマートフォンの充電ができて助かりました。

 

予定時間より少し遅れての搭乗時刻となりました。搭乗口から徒歩すぐです。^^

 

さあ、どんな旅路になるでしょうか。。

 

 

今回、飛行機に乗るのは6年ぶりくらいでしたが、その間に、紙の時代から電子化の時代へと、急激な変化があったと思います。

 

航空券のことや、アムステルダム空港のこと、KLMの機内のことなど、知らなくて驚いたことをまたぼちぼち書いていこうと思っています。。

 

 

 

 

こちらはルクセンブルク・フィンデル空港の全体像がよくわかる、かっこいい公式動画です。これを出発前に見ていれば、一人旅でもそれほど緊張せずにすんだかもしれないと思いました。。