№20 絡み・絡む、酔っ払い《ソニー・ロリンズ(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「ソニー・ロリンズ」のレコード紹介です。音符

 

「ぶぁお~・ぼぉお~」、っ払いテナー。

ロッカーの手数ドラム、酔っ払いにむ。

絡み・絡んで、テンション急上に。


一句

 “激ドラム むテナーは 酔っ払い”


⑳『オン・インパルス !』(65)
《Sonny Rollins On Impulse !》
ソニー・ロリンズ(ts)、レイ・ブライアント(p)

ウォルター・ブッカー(b)、ミッキー・ロッカー(ds)。
 

《Sonny Rollins Blog紹介》

⑲『Now's The Time !』(64)№19 もっと尖がれ、尖がれ

 

Ray Bryant(p) Blog紹介》

②『Con Alma』(60) №2 誰?誰か解るジャズピアノ


《ミッキー・ロッカー(ds)加入 Blog紹介》
①『Jon Eardley(tp)』英№15「日本料理の「箸休め」?!

 

「ぶぁお~・ぼぉお~」。
っ払いが吹くテナーの音が。
それも、真ともなメロディーではない。

「On Green Dolphin ~」有名な曲ではあるが。
聴き覚えのあるフレーズが、かに耳に入る。

 

やっと真ともなロリンズが聴けたのは。
⑲『Now's The Time』だった。
と思えば、当⑳は冒から酔っ払いロリンズとは。

2回目の雲隠れ以降、

⑰『THe Bridge』から半年後の録音。
何が飛び出すやら、と思えば。

けてびっくり」のロリンズである。


と思えば、B面では豪快なロリンズが蘇る。
そんな曲は「Hold 'Em Joe」。

お得意芸のテンリズムで、快調に自由奔放にテナーがはしる。

当⑳の目玉は、ロッカーのドラム。

今までにないドラミングが活きている。
テナーの酔っ払いにみつくドラム。

ロッカーの手数ドラムは絶好調。


間延び・間延びのロリンズではあるが。

ドラムがめるリズムの束が、テンションを高めている。

 

 一句

 “激ドラム むテナーは 酔っ払い”


どの曲でも、かなり抽象的なアドリブ。
雲隠れ後の共通したフレーズといえる。
だが、当⑳はドラムの絡みが刺的に創り変えた1枚といえる。


当⑳は、RCAからImpulseレーベルへ移行した最初のアルバム。

 

音譜 酔っ払いロリンズだが、お得意芸のテンリズムで快調に飛ばします。