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ジャズトランペット「ジョン・アードレイ」のレコード紹介です。
口を一度サッパリと、日本料理の「箸休め」!
針金トーン・J.ファディスの後に、J.アードレイ!
「箸休め」作品、ジャズ界に幕を降ろす・・とは!
①『ネイムリー・ミー』(77)
《Namely Me/jon Eardley》
ジョン・アードレイ(tp,flh)、ピーター・キング(as)、
ジョン・テーラー(p)、ロン・マシューソン(b)、ミッキー・ロッカー(ds)。
《脇役Peter King Blog紹介》
④『New Beginning』(82) 英№24 デビュー!スピード&爽快感
③『In Paris』(86) 英№19「まるで「借りて来た猫」??」
日本料理の世界の言葉、「箸休め」。
次の料理のために、口の中を一度サッパリと。
それが目的の料理。小料理、椀物、茶碗蒸し・・・。
失礼だが、アードレイは「箸休め」。
前回紹介の「針金ハイトーン」J.ファディス。
彼を聴いたら「箸休め」は、アードレイ。
ハイトーンは一切無い、中音域をふくよか・たっぷりの方。
英出身のアードレイ、活躍は50年代中頃。
ジェリー・マリガン(brs)が、チェット・ベーカーの後釜に起用。
60年代以降数枚のリーダ作を出し、当①で幕を降ろす。
静かに業界を後にした記念のレコード。
と思えば何かしら「憂い」が、そんな音がする。
脇役P.キング(as)狙いで買った。
リーダ作のレコードが入手困難な方。
ところが期待外れ。
リーダに合せたか、あまりにも静か過ぎ。
P.キングも含め、まぁ~丸ごと「箸休め」のレコードである。
別なアルバムです、箸休めの豊かなラッパの音でリラックスを。