(続)英№19 まるで「借りて来た猫」《ピーター・キング(as)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
ジャズサックス「ピーター・キング」のレコード紹介です。音符

 

英・仏・独EU選抜G、ィジター参加か

慎重にパワー分目、控え目に・・・
くつろぎ? まるで「りて来た猫」

③『イン・パリ』(86)
《In Paris/Peter King》
ピーター・キング(as)、デイヴ・グリーン(b)、

ギルス・エッケンシュワイラー(p)、ヨエル・トゥーサン(ds)。
《Peter King Blog紹介》

①『East 34th Street』(83) 英№11 国境超越!H.バップ一気通貫

②『Hi Fly』(83) 英№12 派手見せ興行ライヴ

 

①②はフルパワー・アクセル全開。

停覚悟」のスピード勝負。
スリル&テンションド級の聴き応え十二分。


だが、当③は分目パワー、力を抜いて控え目に。

メンバは英・仏・独EU選抜隊、パリでの録音。

ヴィジターの格好で参加 

重さが露出し、つい控え目になったか。
ベースとのデュオは、「何てつまらん」てな感じ。


「Blues For S.J.」は②に収録のオリジナル曲。
スリル&テンションは減。

メンバ・環境でこんなに変るのかと・・。

まるで「借りて来た猫」?のようだ。  
 

聴き応えの曲は「Love For Sale」。
ドラムの頑張りようでやっとキングらしさが。

殆どがスタンダード曲。

別人キング「つろぎ」が楽しめる1枚といえる。